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ブックマーク / www.astroarts.co.jp (131)

  • シミュレーションで推測、太陽系第9惑星存在の可能性

    海王星の20倍以上遠くに「第9惑星」が存在する可能性がシミュレーションで示された。セドナなどすでに知られている太陽系外縁天体の軌道の特徴を説明する研究成果だ。 【2016年1月21日 Caltech】 カリフォルニア工科大学のKonstantin BatyginさんとMike Brownさんが数値モデルとコンピュータ・シミュレーションから、太陽系の「第9惑星」が存在する可能性を示した。計算によればこの天体は海王星の20倍以上も遠いところを1万年から2万年かけて公転しており、地球の10倍の質量を持つ。推測される大きさから、小惑星や準惑星ではなく「惑星」であると考えられる。 「第9惑星」の想像図(提供:Caltech/R. Hurt (IPAC)) Batyginさんたちは別の先行研究を元に、太陽系の最遠に位置する6つの太陽系外縁天体の軌道を調べ、公転周期や遠日点(軌道上で太陽から最も遠ざかる

    シミュレーションで推測、太陽系第9惑星存在の可能性
    K_1155
    K_1155 2016/01/22
    「カリフォルニア工科大学のKonstantin BatyginさんとMike Brownさんが数値モデルとコンピュータ・シミュレーションから太陽系の「第9惑星」が存在する可能性を示した」エリスやマケマケを発見したグループだけに信頼度ある話
  • 「はやぶさ2」が地球スイングバイ

    【2015年12月3日 JAXA】 小惑星探査機「はやぶさ2」が12月3日(木)の夕方から夜にかけて、地球の重力を利用した軌道変更「スイングバイ」を実施した。「はやぶさ2」は日時間19時8分7秒ごろに地球に最接近し、ハワイ付近の上空3090kmを通過した。 NASA深宇宙ネットワーク局の支援を受けた探査機運用により、地球最接近後の「はやぶさ2」の状態は正常であることが確認されている。 プロジェクトチームでは地球スイングバイ後の「はやぶさ2」の軌道の計測と計算を行っており、探査機が目標とする軌道に入れたかどうかの確認には1週間程度かかる見込みとのことだ。 スイングバイ直前に「はやぶさ2」が広角の光学航法カメラ(ONC-W2)で撮影した地球。(左から右へ)撮像時刻(日時間)とおよその地球からの距離は、09:00(20万km)、12:00(15万km)、14:30(10万km)、16:00(

    「はやぶさ2」が地球スイングバイ
    K_1155
    K_1155 2015/12/03
    「はやぶさ2」は日本時間19時8分7秒ごろに地球に最接近し、ハワイ付近の上空3090kmを通過した。NASA深宇宙ネットワーク局の支援を受けた探査機運用により、地球最接近後の「はやぶさ2」の状態は正常であることが確認
  • 冥王星フライバイから2か月、ニューホライズンズから本格的にデータ送信開始

    7月14日に冥王星をフライバイした探査機「ニューホライズンズ」が取得した、膨大なデータの送信が格的に始まった。新たなデータから作られた冥王星のクローズアップ画像も、約1か月半ぶりに公開されている。 【2015年9月14日 NASA】 7月14日に探査機「ニューホライズンズ」は冥王星をフライバイ(接近通過)し、その際に膨大な画像やデータを取得した。これまでに公開された画像などは、その情報のうちほんの一部から作成されたものだ。いよいよ先週末からニューホライズンズは、格的にデータ送信を開始した。完了までには約1年かかる見込みである。 約1か月半ぶりに公開された最新画像は、1ピクセルあたり400mの高解像度だ。そこには砂丘のような地形や、山岳地帯から平原に向かってじわじわと流れる窒素の氷河、冥王星の表面を流れる物質によって削り取られてできたと思われる峡谷、さらには無秩序に乱立する山々などが見ら

    冥王星フライバイから2か月、ニューホライズンズから本格的にデータ送信開始
    K_1155
    K_1155 2015/09/14
    「いよいよ先週末からニューホライズンズは、本格的にデータ送信を開始した。完了までには約1年かかる見込み」
  • ニューホライズンズ、史上初の冥王星フライバイを見事達成!

    時間7月15日午前10時ごろ、史上初の冥王星フライバイ達成をミッション・チームと全世界へ伝えるべく、誰もが待ちわびていた探査機「ニューホライズンズ」からの信号が無事届いた。フライバイ時の観測データ公開は日時間16日朝の予定となっている。 【2015年7月15日 NASA (1)/(2)/(3)】 探査機「ニューホライズンズ」にプログラムされていた冥王星フライバイ(接近通過)後の信号は、48億kmの距離を4時間半かけて地球に届けられた。冥王星最接近時(日時間14日夜8時50分ごろ)にはニューホライズンズは観測に専念していたため、探査機が無事であるという15分間の信号は冥王星を通り過ぎてしばらくしてから送信されたものだ。 ニューホライズンズの冥王星フライバイの成功を受けて喜ぶ、米・ジョンズ・ホプキンス大学応用物理研究所の地上管制スタッフ(提供:NASA/Bill Ingalls) 「こ

    ニューホライズンズ、史上初の冥王星フライバイを見事達成!
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    K_1155 2015/07/15
    「これは、科学と探査における歴史的勝利です。再び人類の持つ可能性のレベルを引き上げたのです」(NASA長官 Charles Boldenさん)
  • ニューホライズンズ、いよいよ明日冥王星に最接近

    冥王星最接近を明日14日の夜9時前(日時間)に控えた探査機「ニューホライズンズ」からは連日、冥王星や衛星カロンの画像が送り届けられてくる。先週末から今日にかけて公開された画像には、暗明の領域が従来以上に鮮明に写っているほか、複雑な帯状領域、多角形状の模様、クレーターや崖と思われる地形などもとらえられている。 【2015年7月13日 NASA (1)/(2)/(3)/(4)】 11日から13日にかけて公開された、探査機「ニューホライズンズ」から送られてきた冥王星や衛星カロンの最新画像を紹介しよう。 1枚目は9日に望遠撮像装置「LORRI」を使って540万kmの距離から撮影された画像だ。1ピクセルあたり約27kmの解像度で、これまでの画像にも見えていた明暗の領域がいっそう鮮明にとらえられている。 7月9日に撮影された冥王星(提供:NASA/JHUAPL/SWRI、以下同) 赤道付近に横たわる

    ニューホライズンズ、いよいよ明日冥王星に最接近
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    K_1155 2015/07/13
    「飛行に9年半かかりましたが、冥王星は、それだけの価値のある天体です」(Alan Sternさん(NH首席研究官))
  • 冥王星の表面にクジラ、ドーナツ、ハート模様

    探査機ニューホライズンズの冥王星最接近まで残すところあと5日、距離は1000万kmを切った。撮影データから作られた冥王星の地図にはクジラやドーナツのような模様が、また7日に撮影されたばかりの画像にはハートのような明るい模様が見えている。 【2015年7月9日 NASA (1)/(2)】 冥王星の地図は6月27日から7月3日に「ニューホライズンズ」が撮影したデータから作られており、様々な大きさや形をした明暗の模様がよくわかる。 冥王星の地図。左右端が子午線、上端が北極で上下中央が赤道(南緯20度付近より南はデータがない)。望遠撮像装置「LORRI」による白黒の観測データと可視光・赤外線撮像装置「Ralph」によるカラーデータを合成。クリックで拡大(提供:NASA/JHUAPL/SWRI、以下同) 赤道に沿って東西に長く伸びた暗い領域は、その形から「クジラ(whale)」と非公式に呼ばれている

    冥王星の表面にクジラ、ドーナツ、ハート模様
    K_1155
    K_1155 2015/07/09
    「最接近時(07/14)には現在の約500倍の解像度でとらえられることになります。信じられないような光景になるでしょう」ドキドキするなぁ。
  • 通信トラブルも回復 ニューホライズンズの冥王星接近まで1週間

    ニューホライズンズの観測による冥王星や衛星カロンの動画が公開され、その表面の特徴や色が明らかになりつつある。そんな中、冥王星最接近まで10日と迫った7月4日にニューホライズンズに異常が発生した。現在は通信が回復し、今後の探査は予定通り行われるとのことだ。 【2015年7月6日 NASA (1)/(2)/(3)/(4)】 探査機「ニューホライズンズ」の観測によるカラー画像で、冥王星の赤っぽい茶色のようすがはっきりしてきた。この色は大気や地表のメタンに宇宙線や太陽からの紫外線が作用して生じた炭化水素分子によるものとみられており、暗いところほど赤みが強いようだ。 望遠撮像装置「LORRI」による白黒の観測データに可視光・赤外線撮像装置「Ralph」によるカラーデータを合成して作成された冥王星の自転の動画(提供:NASA/JHUAPL/SWRI、以下同)(オリジナルのアニメーションはファイルサイズ

    通信トラブルも回復 ニューホライズンズの冥王星接近まで1週間
    K_1155
    K_1155 2015/07/06
    「冥王星最接近まで10日と迫った7月4日にニューホライズンズに異常が発生した。現在は通信も回復し、最接近も予定通り行われる予定」/いよいよ見えてきたなあ。期待しています
  • ニューホライズンズの冥王星最接近まで2週間

    探査機「ニューホライズンズ」の冥王星最接近まで2週間。冥王星とカロンの初のカラー動画が公開され、その日がますます楽しみになってきた。撮影画像には、衛星カロンの極が暗い様子もとらえられている。 【2015年6月30日 NASA (1)/(2)/(3)】 探査機「ニューホライズンズ」の冥王星最接近が2週間後に迫ってきた。冥王星と衛星カロンをとらえた初のカラー動画からは、冥王星とカロンが異なる色彩であることがわかる。 カラーでの観測精度は今後さらに向上し、最終的な解像度はキロメートル単位となる予定だ。表面の特徴がさらに明らかになるのが楽しみである。 冥王星とカロンの初のカラー動画。冥王星を中央に固定した座標系(提供:NASA/Johns Hopkins University Applied Physics Laboratory/Southwest Research Institute、以下同)

    ニューホライズンズの冥王星最接近まで2週間
  • ニューホライズンズ最接近まで1か月、冥王星の最新画像

    探査機「ニューホライズンズ」の冥王星最接近まで残すところ1か月となった。5月下旬から6月初めにかけて撮影された最新画像には、明暗が非常にはっきりととらえられている。それぞれの領域が何であるのかは、今後得られる分光観測データの分析が待たれるところだ。 【2015年6月16日 NASA (1)/(2)】 7月14日の冥王星接近まで1か月となり、探査機「ニューホライズンズ」から送られてくる画像の解像度がますます高くなってきている。5月29日から6月2日の間に約5000万kmの距離から撮影された最新画像には、はっきりとした明暗がとらえられており、冥王星が複雑な世界であることがわかる。 冥王星。撮影日と撮影距離は(左から)6月2日(5050万km)、6月1日(5100万km)、5月31日(5400万km)、5月29日(5500万km)。非球状に見えるのは画像処理と明暗差が大きいことによる。クリックで

    ニューホライズンズ最接近まで1か月、冥王星の最新画像
  • エラー - AstroArts

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    エラー - AstroArts
  • 探査機メッセンジャー、ミッションを終了し水星に落下

    【2015年5月1日 NASA/MESSENGER】 NASAの探査機「メッセンジャー」が1日朝4時半ごろ(日時間)、水星の北半球にある「シェークスピア盆地」に予定通り墜落し、ミッションを終了した。メッセンジャーは2004年8月に打ち上げられ、2011年3月に史上初めて水星の周回軌道に投入された。4年間で水星を4105周し、地図の作成、地表の組成や磁場の調査などを行ってきた。極域に水の氷が存在することを確認したのもメッセンジャーの成果だ。 水星は太陽に近く、熱や宇宙線、重力の影響の面で探査が難しい。こうした点を克服したメッセンジャーは、工学的にも大きな成果を達成したミッションであった。 メッセンジャーから送られてきた最後の画像(提供:NASA/Johns Hopkins University Applied Physics Laboratory/Carnegie Institution

    探査機メッセンジャー、ミッションを終了し水星に落下
    K_1155
    K_1155 2015/05/02
    「NASAの探査機「メッセンジャー」が1日朝4時半ごろ(日本時間)、水星の北半球にある「シェークスピア盆地」に予定通り墜落し、ミッションを終了した」パーフェクト。おつかれさまでした
  • 見えてきた冥王星表面の明暗、極冠の存在の可能性も

    NASAの探査機「ニューホライズンズ」の最新画像から、冥王星の領域の明暗が見えてきた。極冠と思われる領域もとらえられており、2か月半後に迫った最接近がますます楽しみになってきた。 【2015年4月30日 NASA/New Horizons】 公開された動画は「ニューホライズンズ」に搭載されている撮像装置「LORRI」が4月12日から18日にかけて取得したデータから作られたものだ。画像には衛星「カロン」もとらえられているが、露出時間が10分の1秒と短かったため他の4つの衛星は写っていない。撮影開始から終了までの間に、探査機から冥王星までの距離は1億1100万kmから1億400万kmまで縮まっている。 LORRIの画像から作成された冥王星とカロンをとらえた動画。(右下)冥王星の3倍ズーム動画。クリックで拡大(提供:NASA/Johns Hopkins University Applied Ph

    見えてきた冥王星表面の明暗、極冠の存在の可能性も
  • 地表の組成分布で明らかになる水星の過去

    探査機「メッセンジャー」が観測した水星地表の組成分布から、過去の天体衝突の痕跡やマントル物質の多様性が明らかになった。水星の地質構造がどのように作られたかを示す手がかりとなる。 【2015年3月16日 MESSENGER】 探査機「メッセンジャー」による観測をもとに初めて作られた水星全体の地表組成マップから、組成が周囲と異なる領域がいくつか見つかった。今回見つかった中でも最大の、面積およそ500万km2の領域は、水星の地殻の主成分であるケイ素に対するマグネシウム、硫黄、カルシウムの比率が高いことから、天体衝突によりマントルの物質が露出した部分であると考えられる。 また、鉄や塩素、ナトリウムを示す熱中性子吸収の分布を調べた別の研究では、水星で最も有名な地形であるカロリス盆地の内部の組成が他の火山性の平地のものと異なっていることがわかり、水星のマントルが均一の組成ではないことがうかがえる。 2

    地表の組成分布で明らかになる水星の過去
    K_1155
    K_1155 2015/03/16
    探査機「メッセンジャー」による観測をもとに初めて作られた水星全体の地表組成マップから、組成が周囲と異なる領域がいくつか見つかった」「カロリス盆地の内部の組成が他の火山性の平地のものと異なっている」
  • オーロラから探る、ガニメデの地下海

    木星の衛星ガニメデのオーロラ観測から、その地下に大量の塩水が存在するらしいことがわかった。オーロラの動きに、天体内部の塩水が作り出す磁場が影響しているという。 【2015年3月13日 HubbleSite】 土星の衛星エンケラドスに続き、木星の4大衛星の1つであるガニメデについても、地下の海の存在を示す新たな研究成果が発表された。ガニメデは直径約5300kmという太陽系最大の衛星で、大型衛星の理論モデルや探査機「ガリレオ」による磁場観測から、地下に海があるのではと考えられてきた。 ガニメデのオーロラ。ガニメデ体は探査機「ガリレオ」、オーロラはハッブル宇宙望遠鏡による紫外線像(提供:NASA, JPL, and the Galileo Project) ガニメデは磁場を持つ唯一の衛星であり、その磁場が木星の磁場とぶつかってオーロラが発生する。ガニメデのオーロラは木星の磁場と連動して揺れ動く

    オーロラから探る、ガニメデの地下海
    K_1155
    K_1155 2015/03/13
    「ガニメデは磁場を持つ唯一の衛星」「ガニメデのオーロラは木星の磁場と連動して揺れ動く」「天体内部にある導電性の液体、おそらく塩水により二次的な磁場が発生し、これが揺れを軽減していると考えられる」ほへー
  • エンケラドスの地下海に熱水環境

    地下に液体の海があるのでは、と注目されてきた土星の衛星エンケラドス。日独米の共同研究により、地球の生命を育んだのと似たような海底の熱水環境が現存しているらしいことが明らかになった。 【2015年3月12日 東京大学】 土星の衛星エンケラドスは直径500kmの氷天体で、表面のひび割れから間欠泉のように水が噴出するようす(プリューム)が探査機「カッシーニ」によって観測されている。30~40kmの厚さの氷の下には海があり、生命を育める環境にあるのではと注目を集めてきた。 カッシーニがとらえた、エンケラドスのプリューム(提供:NASA/JPL) カッシーニのデータを分析した米独の研究チームが、エンケラドスからナノメートルサイズのシリカ粒子が放出されていることをつきとめた。関根康人さん(東京大学)と渋谷岳造さん(海洋研究開発機構)の日チームは、これをふまえてエンケラドス内部の環境を再現する熱水反応

    エンケラドスの地下海に熱水環境
    K_1155
    K_1155 2015/03/12
    米独の研究チームによる噴出物の成分分析と、日本の研究チームによる再現実験の結果「地球の海底の熱水噴出孔に似た環境が広範囲に存在するとみられる」とのこと。ワクワクするなぁ
  • 初めて観測、重力レンズによる超新星の多重像

    93億光年彼方で起こった超新星爆発が、重力レンズ効果により4つの像となってハッブル宇宙望遠鏡で観測された。超新星がこのような形で観測されるのは初めて。今後もう1つの像が時間差で出現すると予測されており、数年後の“答え合わせ”も楽しみだ。 【2015年3月6日 HubbleSite】 しし座の方向50億光年彼方の銀河団「MACS J1149.6+2223」の中に、その向こうにある93億光年彼方の銀河に現れた超新星が4重の像となって発見された。銀河団の強い重力がレンズのように超新星からの光をゆがませ、来の20倍も明るい像を見せている。こうした重力レンズ効果による多重像は、遠方の銀河やクエーサー(明るい銀河核)のものは多く観測されてきたが、超新星のものは初めてだ。 銀河団とそれに属する楕円銀河(枠内)の重力によって、さらに遠方の超新星が4つの像となって観測された(矢印)(提供:NASA, ES

    初めて観測、重力レンズによる超新星の多重像
    K_1155
    K_1155 2015/03/06
    これはダークマターの理解が進みそうな発見だ。おみごと。
  • 「はやぶさ2」、小惑星1999 JU3へ向けた航行段階へ移行

    昨年12月に打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ2」に搭載された機器の初期機能の確認が、3月2日に終了した。「はやぶさ2」は翌3日から小惑星1999 JU3に向けた航行段階(巡航フェーズ)へと移行し、今年11月から12月にかけて予定されている地球スイングバイのための運用が始まった。 【2015年3月4日 JAXA】 2014年12月3日に打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ2」は、約3か月間にわたり搭載機器の初期機能確認を実施してきた。そして3月2日に、予定していた機能確認および取得データ評価等が完了し、初期機能確認期間を終了した。 翌3月3日からは、目標天体の小惑星1999 JU3に向けた航行段階(巡航フェーズ)に移行して、今年の11月から12月にかけて予定している地球スイングバイに向けた運用が始まった。地球スイングバイまでの間には、イオンエンジン2台による運転を期間中2回に分けて計約6

    「はやぶさ2」、小惑星1999 JU3へ向けた航行段階へ移行
    K_1155
    K_1155 2015/03/05
    「「はやぶさ2」プロジェクトマネージャの國中均さんは(中略)『武運を信じ、いざ深宇宙動力航行に挑まん。両舷前進強速。進路、地球スイングバイ回廊。』」とコメント」/順調で何より。よき旅を
  • 1ピクセルあたり2m 超高解像度の月面ビューアーが登場

    【2014年3月20日 LROカメラ (1)/(2)】 NASAの探査機のデータから、1ピクセルあたり2mという超高解像度で月の北の領域をとらえた巨大画像が公開された。 公開された月面画像のサンプル図。直径30kmのタレス・クレーターを例に、それぞれ赤枠部分を段階的にズームしている。クリックで拡大(提供:NASA/GSFC/Arizona State University。以下同) 月面の撮影は、南北方向の2種類の軌道から行われた。クリックで拡大 公開された画像は、2009年から月探査を行っているNASAの月探査機「ルナー・リコナサンス・オービター」(LRO)が4年かけて撮影した1万枚以上の写真に、同探査機の高度計データ、そして同じくNASAの月探査機「グレイル」の重力場データを合わせて作成されたものだ。月の北極を中心に北緯60度まで、面積にして250万km2以上の範囲が、1ピクセルあたり

    1ピクセルあたり2m 超高解像度の月面ビューアーが登場
    K_1155
    K_1155 2014/03/21
    「月の北極を中心に北緯60度まで、面積にして250万km2以上の範囲が、1ピクセルあたり2mという精細さでとらえられている」「画像解像度が680ギガピクセル」
  • 大マゼラン雲、2億5000万年で一回転

    【2014年2月19日 HubbleSite】 ハッブル宇宙望遠鏡を使った新たな計測手法で、わたしたちの天の川銀河の隣にある矮小銀河「大マゼラン雲」の回転速度が正確に測定され、その中央部が2億5000万年で一回転していることがわかった。偶然にも、わたしたちの太陽も天の川銀河を2億5000万年かけて一回りしている。 大マゼラン雲の回転、むこう700万年の動き(矢印)を示したフォトイラスト。クリックで拡大(提供:NASA, ESA, A. Feild and Z. Levay (STScI), Y. Beletsky (Las Campanas Observatory), and R. van der Marel (STScI)) 宇宙望遠鏡科学研究所のRoeland van der Marelさんと米・バージニア大学のNitya Kallivayalilさんらはハッブル宇宙望遠鏡(HST)を

    大マゼラン雲、2億5000万年で一回転
    K_1155
    K_1155 2014/02/21
    HSTによる7年にわたる観測の成果/「月面に人がいると想像した場合、HSTならその人の髪の毛が伸びる速度を明らかにすることもできます」なにそれすごい
  • 準惑星ケレスで水蒸気を検出、小惑星帯で初

    【2014年1月23日 ヨーロッパ宇宙機関】 小天体がひしめく小惑星帯で最大の天体、準惑星ケレスで水蒸気が検出された。同領域では初めてとなるこの発見は、太陽系の水の歴史を知るうえで重要なものだ。 小天体がひしめく小惑星帯。その最大の天体ケレスから、初めて水蒸気が検出された。クリックで拡大(提供:ESA/ATG medialab/Küppers et al.) 準惑星ケレスは7〜8等級の明るさで、小口径の天体望遠鏡でも見ることができる。現在おとめ座にあり、4月20日には衝をむかえる。クリックで拡大(「ステラナビゲータ」でシミュレーション) ヨーロッパ宇宙機関(ESA)の赤外線天文衛星「ハーシェル」の観測から、準惑星ケレスに水蒸気が検出された。1秒におよそ6kgの水蒸気が、凍った地表の2箇所を中心に放出されており、どうやら黒っぽい部分が太陽であたためられることによって水が揮発しやすくなっている

    準惑星ケレスで水蒸気を検出、小惑星帯で初
    K_1155
    K_1155 2014/01/23
    「赤外線天文衛星「ハーシェル」の観測から、準惑星ケレスに水蒸気が検出された。1秒におよそ9kgの水蒸気が、凍った地表の2箇所を中心に放出」9kg/sと聞くと大したことないけど単純計算で1日777t、年間28万tか。