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ブックマーク / www.astroarts.co.jp (131)

  • ボイジャー1号、太陽風の行き止まり点を通過

    ボイジャー1号、太陽風の行き止まり点を通過 【2010年12月16日 NASA】 太陽系の果てを航行中の探査機「ボイジャー1号」が、太陽風の速度がゼロとなる境界点を通過した。数年後には太陽圏を飛び出し、恒星間空間に達する見込みだ。 NASAは13日、太陽圏の外を目指して航行中の探査機「ボイジャー1号」が、太陽風の速度がゼロとなる境界点を通過したと発表した。現在この探査機は太陽から約173億km(太陽〜地球の距離の約116倍)離れたところを飛び続けており、地球からもっとも遠くにある人工物となっている。 太陽系をとりまく「太陽圏」の中では、太陽が放出するプラズマの風「太陽風」が外向きに吹いている。ボイジャー1号が送ってきた現在位置のデータによると、その太陽風の外向きの速度が、太陽圏外から吹き込む「恒星間風」に押されてゼロになっているというのだ。 1977年9月に打ち上げられたボイジャー1号は、

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    K_1155 2010/12/17
    「現在この探査機は太陽から約173億km(太陽~地球の距離の約116倍)離れたところを飛び続けており」「4年後には太陽圏の最果てに到達し、人工物として初の恒星間航行を開始すると見られている」正にVoyager。よき航海を
  • 「イカロス」が金星を通過、機体も正常

    「イカロス」が金星を通過、機体も正常 【2010年12月13日 JAXA IKAROS-blog (1)/(2)】 日時間(以下同様)12月8日、小型ソーラー電力セイル実証機「イカロス」が金星まで約8万kmの距離を通過した。通過後の運用で、「イカロス」の状態に問題がないことが確認された。 「イカロス」は、日時間12月8日午後4時39分に、金星まで約8万800kmの距離を通過した。 金星への最接近距離は約8万kmと、とくにスイングバイ効果を高めるような金星表面ぎりぎりを狙った軌道ではなかったが、金星への接近通過の軌道図を見ると金星の重力の影響によって軌道が曲がっていることがわかる。また、この接近・通過によって「イカロス」の飛行速度は増加している。 「イカロス」とほぼ同じ軌道に打ち上げられた「あかつき」は、金星に太陽側から接近したが、「イカロス」は金星に対して太陽とは反対側を通過した。つま

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    K_1155 2010/12/13
    まさに順風満帆/8万kmというと遠く感じるけれど、地球と月の距離は38万km。しかも7000万kmを旅した上でのこと。お見事です
  • ビッグバンから数マイクロ秒後の宇宙は液体だった?

    ビッグバンから数マイクロ秒後の宇宙は液体だった? 【2010年12月1日 University of Birmingham】 欧州原子核研究機構(CERN)の大型ハドロン衝突型加速器(LHC)で、ビッグバンから数マイクロ秒後のようすが再現された。その結果、極初期の宇宙はひじょうに高温・高密度だっただけでなく、熱い液体のようなふるまいを見せていたことが示された。 欧州原子核研究機構(CERN)の大型ハドロン衝突型加速器(LHC)で、ビッグバンから数マイクロ秒(=100万分の1秒)後の状態が再現された。 実験は、6つあるグループのうちの1つであるALICE(イオン衝突加速装置実験)によって行われ、鉛の原子核を加速して可能な限り高いエネルギーで衝突させた。 その衝突実験から、高温・高密度の物質の火の玉が生成され、ビッグバンからたった数マイクロ秒後の宇宙と同じ状態が再現された。 再現された、いわば

    K_1155
    K_1155 2010/12/13
    「再現された、いわば「ミニ・ビッグバン」ともいえる状況下では、摂氏10兆度以上の熱が発生したはずだという」ゼットンもびっくり
  • 「あかつき」、12月9日に3台のカメラで金星を撮影

    「あかつき」、12月9日に3台のカメラで金星を撮影 【2010年12月10日 JAXA】 探査機「あかつき」の金星軌道投入失敗の原因究明が進められる中、エンジン噴射開始から燃料タンクの圧力が下がり続けていたことが明らかとなった。一方で、姿勢系と推進系以外はすべて正常であることがわかった。また、探査機に搭載されている3台のカメラも正常で、12月9日に金星が撮影された。 (左から)「あかつき」に搭載されているカメラ、UVI、IR1、LIRによる金星(UVIとIR1の画像は擬似カラー)。クリックで拡大(提供:JAXA) 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は昨日に引き続き、10日午前11時から「あかつき」の金星軌道投入失敗の原因に関する記者会見を行った。 会見によると、昨日ほとんどのデータがダウンロードされ、全データの分析が終了しており、姿勢系と推進系以外はすべて正常であることが明らかになった。 ま

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    K_1155 2010/12/10
    「全データの分析が終了しており、姿勢系と推進系以外はすべて正常」「(圧力低下は)スラスターの配管の閉塞が原因ではないかと考えられているものの、詰まるものはなにもないはず」時間はある。焦らず調査を
  • 何の予兆もなく起こる、太陽による高エネルギー粒子大放出

    何の予兆もなく起こる、太陽による高エネルギー粒子大放出 【2010年12月9日 CfA】 太陽の表面で巨大なコロナ質量放出(CME)が起こって高エネルギー粒子が放出されると、地球上では磁気嵐が起こり衛星などに深刻な影響が及ぶ。そのため、CMEの予測に関する研究が進められているのだが、最新の研究の結果、約3分の1のCMEには発生の目印となるような予兆が見られないことが明らかとなった。 コロナ質量放出(CME)とは、太陽の表面から数十億tもの高エネルギー粒子が時速100万km以上の高速で宇宙空間に放出される現象だ。巨大なCMEが地球に面した側で発生すると、地球の磁場全体が乱れる「磁気嵐」が起こり、通信衛星やGPS衛星などに深刻な影響を及ぼす。 そのため、研究者は太陽を観測し情報を集め、いつCMEが起こるのかという予測に役立てようとしているのだが、最新の研究によって、一部のCMEがまるで奇襲攻撃

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    K_1155 2010/12/09
    「今後太陽は数年間にわたり活動が活発な時期に入る。次に活動が最大となるいわゆる極大期は2013年から2014年で、その際には状態に変化が現れるかもしれない」あかつきは耐えられるだろうか。
  • 土星のB環が変形する理由、ボイジャー以来初めて解明か

    土星のB環が変形する理由、ボイジャー以来初めて解明か 【2010年11月9日 NASA】 土星のB環の外縁のふるまいはとても複雑で、衛星ミマスの影響だけでは説明がつかず、ボイジャー1号2号による観測以来長年のなぞであった。NASAの土星探査機カッシーニが4年がかりで撮影した画像から、そのなぞの答えが示された。 B環付近(画像上部の白い部分がB環)。クリックで拡大(提供:NASA/JPL/Space Science Institute、以下同じ)。動画は以下の<参照>リンクから「Play movie」をクリック。動画で見ると縁が変化していることがわかる B環の外縁付近にとらえられた小天体。クリックで拡大 B環の縁から伸びている垂直構造と長い影。クリックで拡大 NASAの探査機ボイジャー1号と2号は、それぞれ1980年と1981年に土星まで約10万から12万kmの距離に接近した。以来、B環の外

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    K_1155 2010/11/10
    「B環の外縁が少なくとも3つの波(振動)によって歪められており、その発生源は衛星ではなく、環そのものからの自然発生だというのだ」「これは、ギターの弦をかき鳴らしたときに固有の振動が起きるのと同じです」
  • 嫦娥2号による「虹の入江」の画像が公開に

    嫦娥2号による「虹の入江」の画像が公開に 【2010年11月10日 中国国家航天局】 今月8日、中国国家国防科技工業局は月探査衛星「嫦娥2号」が撮影した月の「虹の入江(Sinus Iridium)」の画像を公開した。 10月1日に打ち上げられた中国2機目の月探査衛星「嫦娥(じょうが)2号」がとらえた月面の地形「虹の入江」の写真が公開された。 嫦娥2号は10月28日に「嫦娥3号」の着陸候補地である「虹の入江」を月面から約18.7kmの距離から撮影、縦横それぞれ約15.9km、約8kmほどの領域が写真に収められた。画像の中心位置は西経31度3分、北緯43度4分、画像の解像度は約1.3mである。 中国国家国防科技工業局は、嫦娥2号がこの画像の撮影をもって技術面での任務を完了し、現在は4つの科学ミッションを実施中であると発表している。 製品情報 星ナビ 2024年9月号 8月5日 発売 華麗なるペ

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    K_1155 2010/11/10
    「中国国家国防科技工業局は、嫦娥2号がこの画像の撮影をもって技術面での任務を完了し、現在は4つの科学ミッションを実施中であると発表」
  • ハートレー彗星に最接近した、探査機ディープインパクト

    ハートレー彗星に最接近した、探査機ディープインパクト 【2010年11月5日 JPL(1)/(2)】 米国東部夏時間(以下同様)11月4日午前9時59分(日時間同日22時59分)、探査機ディープインパクトがハートレー彗星への接近通過に成功した。ディープインパクトが撮影した画像からすでに彗星の体積が明らかになっており、今後は表面から噴出している物質に関する情報を得るために観測データの分析が進められる。 ディープインパクトがとらえたハートレー彗星(撮影時刻は左上の画像から時計回りの順に経過)。クリックで拡大(提供:NASA/JPL-Caltech/UMD、以下同じ) ディープインパクトが約700kmの距離からとらえたハートレー彗星。クリックで拡大 探査機ディープインパクトがハートレー彗星(103P)への接近を開始したのは、3日午後4時(日時間4日5時)のことだ。それと同時に、探査機に搭載さ

    K_1155
    K_1155 2010/11/06
    「最接近時の距離はほぼ事前の計算どおりの約700kmであった」おみごと。
  • 有人滞在10周年を迎える国際宇宙ステーション

    有人滞在10周年を迎える国際宇宙ステーション 【2010年11月1日 JAXA】 国際宇宙ステーション(ISS)における有人滞在が始まったのは、2000年11月2日のことである。10周年を記念して、これまでISSに滞在した経験のある日人宇宙飛行士からコメントが寄せられた。また、明日11月2日には、地上とISSとを結んだ記者会見のライブ配信が予定されている。 2000年10月31日、NASAの宇宙飛行士1名とロシア連邦宇宙局の宇宙飛行士2名の計3名は、初のISS長期滞在員として、ソユーズ宇宙船で宇宙へと向かった。彼らは11月2日からISSでの滞在を開始、計140日間にわたる軌道上の滞在を終えて地球へ帰還した。 その3名によるISS長期滞在開始から明日でまる10年が経過する。ISS滞在経験のある日人宇宙飛行士からコメントが寄せられたので紹介しよう。 なお、11月2日当日には、10周年を記念

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    K_1155 2010/11/01
    ISS10周年に寄せた日本人宇宙飛行士のコメント。「地球外に人が常時滞在するようになり10年経ちました」
  • 「豆屋のおやじ NASAを動かす」 超新星ハンター板垣さん講演会

    「豆屋のおやじ NASAを動かす」 超新星ハンター板垣さん講演会 【2010年10月27日 アストロアーツ】 宮城県大崎市の大崎生涯学習センターは11月27日(土)、超新星ハンターとして世界的に活躍している板垣公一さんの天文講演会を開催する。 大崎生涯学習センター天文講演会 数々の超新星や新星、彗星、小惑星など新天体の発見者として世界的に活躍する板垣公一さん(山形市在住)をお招きし、天体発見への思いや情熱、日々の天体観測の様子、これまで発見してきた天体との出会いやその姿などを紹介していただきます。 板垣さんがこれまで発見した全超新星の写真展も同時に開催しますので、ぜひご参加ください。 ■ 講師: 超新星ハンター・板垣公一氏(山形市) ■ 演題: 「豆屋のおやじ NASAを動かす」 ■ 日時: 2010年11月27日(土) 15:30〜17:00 ■ 場所: 大崎生涯学習センター プラネタリ

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    K_1155 2010/10/31
    いいタイトルだ。しかし「板垣さんがこれまで発見した全超新星の写真展も同時に開催します」何枚あるんだ?w
  • 国内最大級スーパーコンピュータが明かした、ブラックホールのジェットのメカニズム

    国内最大級スーパーコンピュータが明かした、ブラックホールのジェットメカニズム 【2010年10月25日 国立天文台】 国立天文台のスーパーコンピュータ(Cray XT4)が、新タイプのブラックホールのジェット生成モデルを再現することに成功した。従来のモデルは問題点を抱えていたが、Cray XT4を駆使した大規模なシミュレーションによってそれらが解決され、宇宙でもっとも強力なジェット現象を説明する最有力モデルが登場した。 新タイプのプラックホール・ジェットのコンピュータ・シミューレーション画像。クリックで拡大(提供:国立天文台) 新タイプのプラックホール・ジェットの概念図。クリックで拡大(提供:国立天文台) ブラックホールはガスを吸い込むだけでなく、光速に近い速度で、細く絞られたガスの流れを噴出することが知られている。この噴出(ジェット)は宇宙でもっとも激しいガス噴出現象の1つだ。しかし、強

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    K_1155 2010/10/27
    「従来のジェットモデルに比べてより高速でかつ細く絞られたジェットは「ハイブリッド・ブラックホールジェット」と名付けられた」また必殺技っぽい名前が。
  • 金星探査機「あかつき」が「いて座」を撮像

    金星探査機「あかつき」が「いて座」を撮像 【2010年10月26日 JAXA】 「あかつき」が4つのカメラを動作させて撮影した「いて座」の画像が公開された。 (左)IR1による画像、(右)UVIによる画像(◯が検出された星像)。クリックで拡大(提供:JAXA、以下同じ) いて座撮像時のイメージ図(10月8日 あかつきは金星と地球のほぼ中間に位置。姿勢変更してカメラ搭載面をいて座方向に向け撮像。図中央下部の大きなボール状のものが太陽、「あかつきくん」マークの左右のパドル上が地球と金星)。クリックで拡大 10月8日に「あかつき」は、搭載されている4つのカメラ(中間赤外カメラ(LIR)、紫外イメージャ(UVI)、1μm(マイクロメートル)カメラ(IR1)、2μmカメラ(IR2))などが取り付けられている面を「いて座」方向に向けて動作させ画像を取得した。そして、動作させた4つのカメラのうち、1μm

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    K_1155 2010/10/26
    金星までは、あとひと月余り。順調そうで何より
  • 70億光年かなたに太陽質量の800兆倍、最大級クラスの銀河団

    70億光年かなたに太陽質量の800兆倍、最大級クラスの銀河団 【2010年10月19日 CfA】 地球から約70億光年の距離に太陽800兆個分の質量を持つ巨大銀河団が発見された。70億光年先ということは、70億年前の姿を見ているのと同じである。この銀河団の現在の姿を見ることができれば、進化した銀河団はかみのけ座銀河団の4倍ほどの大きさになり、宇宙でも最大級銀河団の1つであるはずだという。 約70億光年の距離に発見された巨大銀河団(黄色の丸:年老いた星の集まりである楕円銀河、青色の丸:若い星の存在する渦巻銀河)。クリックで拡大(撮影:Infrared Image: NASA/JPL-Caltech/M. Brodwin (Harvard-Smithsonian CfA) Optical Image: CTIO Blanco 4-m telescope/J. Mohr (LMU Munich)

    K_1155
    K_1155 2010/10/19
    「研究チームでは、SPTによるサーベイが完了したあかつきには、より質量の大きな銀河団が遠方宇宙に発見されるのではないかと期待している」こんなのがいくつもあるなら、既存の宇宙モデルにも影響を与えるのでは?
  • 土星の衛星エンケラドスの地下には海が存在可能

    土星の衛星エンケラドスの地下には海が存在可能 【2010年10月14日 NASA】 土星の衛星エンケラドスの南極からは水蒸気や氷の粒が噴出しており、地下に大量の水をたたえた海が存在しているのかもしれないと考えられている。通常ならエンケラドスのような衛星では水は冷え固まってしまうはずだが、どうして液体として存在できるのか、そのメカニズムが最新の研究で示された。 土星の衛星エンケラドスの南極には複数の割れ目があり、そこから水蒸気や氷の粒を含むジェットが噴き出している。水には塩分が含まれていることも分析から明らかになっており、氷に覆われたエンケラドスの地下には、大量の水をたたえた海が存在しているかもしれないと考えられている。 また、土星探査機カッシーニの観測データから、同衛星の南極から放射されている熱量が約130億ワットであると計算されている。しかし、地下にある水を液体のままとどめておけるような

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    K_1155 2010/10/15
    「楕円形の公転軌道を移動するたびに、土星に近づいたり遠ざかったりしている。するとエンケラドスにかかる土星の重力が変化するため形がわずかに変形し、エンケラドスの奥深い内部で摩擦が起きて熱が発生する」
  • 見事に照らし出された、エンケラドスと4か所の噴出

    見事に照らし出された、エンケラドスと4か所の噴出 【2010年10月6日 JPL】 NASAの土星探査機カッシーニが撮影した土星の衛星エンケラドスの可視光画像が公開された。南極からの噴出が見事にとらえられている。 画像は、カッシーニに搭載されている狭視野カメラが昨年12月にエンケラドスから約617,000kmの距離から撮影したもので、画像スケールは1ピクセルあたり4kmである。 太陽―エンケラドス―探査機のなす角度は174度で、ほぼ一直線上に並んでいることになり、太陽はエンケラドスの向こう側にある。土星から反射される太陽光に照らされてエンケラドスの表面が輝いている(地球照と同じ現象)。また、南極の少なくとも4か所から噴出が起きているようすがはっきりと見えている。 画像を分析することで、エンケラドスと噴出に関する理解が深まると期待されている。 <参照> NASA JPL: Highlight

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    K_1155 2010/10/06
    「南極の少なくとも4か所から噴出が起きているようすがはっきりと見えている」可視光画像。真っ白だ
  • 131億光年かなたの銀河に「星の元祖」が存在か 宇宙史完成は間近

    131億光年かなたの銀河に「星の元祖」が存在か 宇宙史完成は間近 【2010年9月24日 愛媛大学宇宙進化研究センター】 今年1月に発見された131億光年かなたの銀河が、宇宙最初の天体「第一世代の星」を含む可能性が高いことがわかった。宇宙誕生からたどる計算シミュレーションで存在が予測された天体を、時間をさかのぼって探る観測によって確認することは、137億年の宇宙史のトンネル貫通を意味する。 HSTで観測した131億光年かなたの銀河。クリックで拡大(提供:NASA, ESA, G.Illingworth, R.Bouwens (University of California, Santa Cruz), and the HUDF09 Team) 宇宙空間のガスの電離状態の歴史。クリックで拡大(提供:愛媛大学 宇宙進化研究センター) 「宇宙の第一世代の星」とは、宇宙誕生から数億年後に生まれたと

    K_1155
    K_1155 2010/09/25
    http://2r.ldblog.jp/archives/3608147.htmlの詳報。第一世代星は「星生成のもとになるガス雲を冷却する重元素が存在しないので温度が高くなり、質量が大きくならないと重力が安定しないため、太陽の1000倍程度の大質量星となる」
  • ハッブル宇宙望遠鏡のデータから14個の太陽系外縁天体を発見

    ハッブル宇宙望遠鏡のデータから14個の太陽系外縁天体を発見 【2010年9月17日 CfA】 ハッブル宇宙望遠鏡(HST)のデータ・アーカイブスの画像を分析したところ、14個の太陽系外縁天体が発見された。見つかった天体は大きさが直径40〜100kmで、明るさは肉眼で見える天体の明るさの1億分の1以下しかない。 海王星軌道の外側には多くの氷の天体が存在しており、太陽系外縁天体(TNO)と呼ばれている。そのうち最大級のものは、準惑星に分類されている冥王星だ。太陽系外縁天体の存在する領域は、有名なハレー彗星をはじめ多くの彗星の故郷でもある。太陽系外縁天体はサイズが小さく、ほとんど太陽光も当たらず暗いため発見は困難だが、北アリゾナ大学のCesar Fuentes氏らの研究チームはハッブル宇宙望遠鏡(HST)の画像データの中から、新たな太陽系外縁天体14個を発見した。 太陽系外縁天体はゆっくりと太陽

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    K_1155 2010/09/18
    「HSTのデータ・アーカイブスには、まだ数百個もの太陽系外縁天体が隠れている可能性があり、Fuentes氏らは今後も研究を続ける予定」
  • ばら星雲に約130個の若い星を発見

    ばら星雲に約130個の若い星を発見 【2010年9月14日 NASA】 ばら星雲にはこれまでに36個の若い星が見つかっていたが、X線天文衛星チャンドラによる観測で、さらに約130個ほどの若い星が発見された。 ばら星雲の星形成領域。DSSとキットピーク天文台の観測による可視光画像に、チャンドラのX線データを重ね合わせたもの。クリックで拡大(提供:X-ray: NASA/CXC/SAO/J. Wang et al., Optical: DSS & NOAO/AURA/NSF/KPNO 0.9-m/T. Rector et al.) チャンドラによるばら星雲のX線画像。クリックで拡大(提供:NASA/CXC/SAO/J. Wang et al.) NASAのX線天文衛星チャンドラが、地球から約5000光年の距離にある「ばら星雲」(NGC 2237、2238、2239、2246)の星形成領域をとら

    K_1155
    K_1155 2010/09/14
    「NGC 2237にはこれまで36個の若い星が見つかっていたが、チャンドラによる観測で新たな星が見つかり、若い星の数は全部で約160個となった」拡大画像http://chandra.harvard.edu/photo/2010/rosette/rosette.jpg
  • 木星で6月と8月に起きた閃光現象の追加観測の結果

    木星で6月と8月に起きた閃光現象の追加観測の結果 【2010年9月13日 Gemini Observatory/NASA JPL】 今年6月と8月に起きた木星の閃光現象について、ハッブル宇宙望遠鏡(HST)やケック望遠鏡などが追加観測を行ったが、残骸や痕跡はとらえられなかった。両衝突天体は比較的小さいものだったようで、6月のものは直径8〜13mと計算された。8月に熊県の立川正之さんがとらえた閃光は、現在分析が進められている。 (左から)ジェミニ望遠鏡がとらえた木星の赤外線画像、HSTがとらえた可視光画像、閃光現象が起きた領域(丸印)周辺の拡大(赤外線)画像。クリックで拡大(提供:Gemini Observatory) 2009年に起きた小天体の衝突痕(画像中央)をとらえた、ジェミニ望遠鏡による赤外線画像。クリックで拡大(提供:Imke de Pater(UC Berkeley)Heidi

    K_1155
    K_1155 2010/09/14
    「衝突した天体の質量は500~2000t」「衝突で放出されたエネルギーは、18~60ギガジュール(3億~10億ワット)と推測」日本の家庭一世帯の年間使用エネルギーは平均で約41.2ギガジュール。宇宙ヤバイ
  • 板垣さん、ヘルクレス座の銀河に超新星2010hhを独立発見

    板垣さん、ヘルクレス座の銀河に超新星2010hhを独立発見 【2010年9月3日 CBET 2435】 山形県の板垣公一さんが9月2日(世界時、以下同様)、ヘルクレス座の銀河NGC 6524に超新星2010hhを独立発見した。 9月1日、米カリフォルニア大学のチームが発見した超新星2010hhを、山形県の板垣公一さんが9月2日の撮影画像に18.1等で写っているのを独立発見した。2010hhはヘルクレス座の銀河NGC 6524付近にあり、詳細な位置は以下のとおり。 赤経 17時59分18.38秒 赤緯 +45度52分32.2 秒 (2000年分点) NGC 6524周辺の星図とDSS画像に表示した超新星 発見前後に撮影されたいくつかの画像から、この天体が増光中であることがわかっている。 板垣さんによる超新星発見(超新星番号がつけられた天体の発見、独立発見を含む)は今年9個目で、通算発見数は6

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    K_1155 2010/09/06
    やっと調子が戻ってきた様子