前回の続き www.zero-position.com 上社(二宮)と下社(二宮)が違う理由を考える 諏訪大社・下社二宮と上社二宮は距離的に離れており、それぞれ異文化の雰囲気。下社は大注連縄(おおしめなわ)など出雲文化が残っている。上社にはない。 諏訪大社四宮めぐりをして感じたのは、とにかく下社二宮と上社二宮の違い。 まず下社二宮について 下社二宮には大注連縄や龍神信仰などの「元出雲」様式に、反り橋・浮島の「物部」様式が乗っかっている。 大きな社でよく見られる「出雲後物部(いずものちもののべ)」の姿だ。解説すると・・・ 出雲勢力は、日本海側(新潟)から信濃川を遡上するルートで科野(しなの、松本市・安曇野一帯)から諏訪地方に先に入った(北から先に) 一方、物部勢力は後から、天竜川遡上あるいは甲府市北上ルートで南から諏訪地方に入り一帯を拠点化、その後、下社二宮を皮切りに、生島足島神社(上田市)
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