朝のNHKテレビを流し聴きしてたら、 「石ころ」が「村の宝」に。 という言葉が頭にこびりついた。 東牟婁郡北山村の「じゃばら」 変な名前の柑橘類。 そもそもじゃばらは、この村の一人の村民の敷地に一本だけ自生する自然雑種。 「へんなみかんが育つ。でもそれが独特の味で美味い」。 原木の持ち主でもある福田国三さんが子供から慣れ親しんだ味として広めようと立ち上がったのが歴史のスタート。 じゃばらの歴史|北山村 「へんなみかん」 だれもが、役に立たない石ころのようにあつかってたこの果物。 この福田さんの熱意が徐々に伝わり、数年後の昭和46年に、みかんの分類の権威者、田中論一郎博士が調査、「世界中にもここにしかない特別な品種」であることがわかり。 また、 日本でここだけの柑橘に多くの料理専門家が驚き、個性的なじゃばらの味は可能性の広がりを伝えるとともに高い評価を得ることに。 今ではこの「じゃばら」のお