■中学校でのマイナス寄与 文部科学省が27日発表した平成26年度の「いじめ」に関する調査(問題行動調査)に関し、県教育委員会は同日、県内分の調査結果を公表した。県内の公立小中高校と特別支援学校で認知されたいじめの件数は、前年度比340件減の6479件で、2年連続マイナスとなった。中学校でのいじめ認知件数が大きく減ったことなどが寄与した。 いじめ認知件数の内訳は、小学校=36件減の3834件▽中学校=404件減の2304件▽高校=76件増の266件▽特別支援学校=24件増の75件で、中学校での減少が目立った。県教委子ども教育支援課は「(平成25年に施行された)『いじめ防止対策推進法』を踏まえ、各学校で保護者や地域住民の理解を得たり、職員に研修を実施したりといった包括的な取り組みが寄与した」と分析している。 いじめの具体的な内容(複数回答)は、「冷やかしやからかい、悪口や脅し文句、嫌なことをい
![いじめ認知6479件、340件減 26年度、神奈川県内公立校](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f37c01db23617a326bec6843f7c430b1beec5650/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.sankei.com%2Fcommon%2Fimages%2Fogp_region.jpg)