POPなポイントを3行で 映画『るろうに剣心 最終章』和月伸宏インタビュー 原作者が実写『るろうに剣心』のすごい10年を振り返る 剣心役に佐藤健を推した理由やヒーロー像まで 1994年、今なお続く“神話”がはじまった──。和月伸宏さんによる大ヒット漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(以下『るろうに剣心』)の連載が、『週刊少年ジャンプ』(集英社)で開始されたのだ。 かつて「伝説の人斬り」と呼ばれ、今は全国をさすらう流浪人(るろうに)となった男・緋村剣心。外見は少年のような優男だが、中身は癒えない過去を背負い、今なお罪の意識に苛まれる侍。彼の「闘いの人生」を描いた本作は、瞬く間にファンを獲得し、アニメ化やゲーム化、舞台化され知らぬ者のいない一大コンテンツへと成長を遂げた。 そして2012年。新たな“伝説”が幕を開けた。NHK大河ドラマ『龍馬伝』の大友啓史監督と俳優・佐藤健さんが組み実写映