当初は、米国で開発されたGoogle マップを、日本で快適に使えるようにするために、様々なチャレンジがありました。地図のデザインやフォントを変えて見やすくするだけでなく、米国とはまったく考え方が異なる日本の住所体系をきちんとコンピューターに理解させたり、A 地点からB 地点まで道案内をするために、目印になるビルやお店のアイコンを用意するなど、日本で利用する方にとって使いやすい地図を作るために、様々な技術が開発されました。 一方、日本からグローバルに広がったイノベーションもたくさんありました。例えば、Google ローカル検索で [六本木 ラーメン]と検索すると、お店の情報だけでなく、料理や店舗の写真が見られますが、これは東京のチームが世界にさきがけて開発したものです。また、世界地図を、日本語やロシア語で公開しているのも、日本で生まれたイノベーションです。 Google マップに加え、この5