「スクラム」は、アジャイル開発の手法群の中でも、「チームとしての仕事の進め方」に特化したフレームワークだ。スクラムの知識を応用して、開発チームの日常をちょっとリファクタリングしてみよう。 今回の内容 ●課題: 「ほう・れん・そう」が意外と使いづらい&時間が掛かる ●スクラムのプラクティス 「朝会」の要素を取り入れる ポイントは4つ。「決まった時間・全員参加・日々の報告のみ・15分」 ほう・れん・そうの苦いわな 「上司とのコミュニケーション時には、常に“ほう・れん・そう”をしなさい」 「報告しろ、連絡しろ、相談しろ」。新人研修で、必ずと言っていいほど教えられるフレーズです。もしかしたら今、教える側の人がいるかもしれません。 「ほう・れん・そう」は、覚えやすいという素晴らしい利点があるのですが、重大な欠陥があります。「いつ/どのくらいそれを行えばよいか」を教えてくれないのです。 「ほう・れん・