漫画やアニメの「表現の自由」を守ると訴えた元職の山田太郎氏が、自民党の比例代表で当選を確実にした。インターネットを中心に「オタク票」を集める異例の選挙運動を展開。有力な業界団体が推す現職候補らがひしめく中、激戦を制した。 山田氏は旧みんなの党に所属し、2016年の前回選は旧新党改革から比例代表で出馬。全体で13位の29万1千票を獲得したが、新党改革が議席を得られずに落選した。 今回は会員制交流サイト(SNS)を駆使し、アニメファンの聖地で知られる東京・秋葉原などで街頭演説をした。SNS上では「オタクは山田太郎に」との声が広がっていた。