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  • 私は、弾劾のプロセスとネットの性質に戦慄したんですよ - シロクマの屑籠

    ネットの暗い情念が“世論”と接続してしまう怖さ - シロクマの屑籠 昨日の記事にいろんなコメントがはてなブックマークやtwitterで集まっているので、補足……というより、大事なことだと思うのでもう一度書きます。 断っておきますが、今回の佐野氏の件はグダグダ&問題だらけにみえ、すでにエンブレム使用中止が決まった今だからあえてインターネット上に書くと、「こんな庶民感覚からズレて、胡散臭いデザインなど消えてしまえ」と私個人は思っていました。佐野氏の迎えた顛末は自業自得な部分を多く含み、結果として、大会運営者の姿勢にも疑義を突きつけるものになったとは思っています。この個人的感想は以下を説明する前振りとしてここに書きましたが、件が騒動になっている間、オンライン上に吐露しないよう意識していました。 私はエンブレム中止や佐野氏自身に戦慄したのではなく、弾劾のプロセスとインターネットというメディアの特

    私は、弾劾のプロセスとネットの性質に戦慄したんですよ - シロクマの屑籠
    KoshianX
    KoshianX 2015/09/03
    や、しかし今回ネットのまとめにマスメディアが便乗したりしなければどうなってたか。いつもの通り「マスコミは真実を書かない!」と一部の人が騒ぎ立てるだけで終わったのではないか。
  • ネットの暗い情念が“世論”と接続してしまう怖さ - シロクマの屑籠

    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150901/k10010212001000.html 佐野研二郎さんがデザインしたオリンピックのエンブレムが、使用中止になった。デザインにどういった問題があったのかは、私は素人なのでよく知らないし興味もない。ただ、件がネット上で巨大炎上を遂げ、延焼に延焼を重ねてエンブレムの使用中止にまで追い詰められた事態は気になった。 「叩けば埃が舞い上がる」「次から次へと燃料がくべられる」――件は“ネット炎上芸”としては満点をつけたい連鎖反応を呈していた。そういった連鎖反応に際しては、新国立競技場の揉め事以上に“ネット世論”のほの暗いパワーが炸裂していたと思う。 デザイン業界の連中が迂闊なのが、今回の件ではネトウヨが大いに関与している点を甘く見てるところだ。暇な匿名ネトウヨの一致団結・糞義憤っぷりを相手にしたら、背負うものがある実

    ネットの暗い情念が“世論”と接続してしまう怖さ - シロクマの屑籠
    KoshianX
    KoshianX 2015/09/03
    今回の件よりもネットイナゴが国レベルのプロジェクトまで動かしたという事実は重く受け止めるべきだろうなあ。素材集をコピペだと断じるコピペサイトを信じる人があんないるなんてな
  • 就寝1時間前、どうやってネット断ちして過ごすか - シロクマの屑籠

    深夜のインターネットは「こころの回復」に適していない - シロクマの屑籠 昨日の記事にはアクセスが集中し、皆さんの睡眠に対する関心の高さを改めて実感しました。そうしたなか、「どうやって就寝1時間にネット断ちすれば良いのか?」的な質問も頂きました。 そうですね。私自身の経験から言っても、ネットを就寝1時間前にやめるのは大変です。自分自身が精神的に追い詰められている時・寂しいと感じている時など、早く寝たほうが良いコンディションの時にかぎって深夜にネットをやりたくなってしまうのもわかります。 昔から、ネットユーザーの間では「健康なネットライフの秘訣は、オフラインの生活を充実させること」と言われてきましたが、たぶん当です。日常生活が不遇なほどネットライフも不健康になりやすく、セルフコントロールも利きにくくなるのは臨床側からみてもオンライン側からみてもまず間違いないでしょう。ネット依存についての報

    就寝1時間前、どうやってネット断ちして過ごすか - シロクマの屑籠
    KoshianX
    KoshianX 2015/07/03
    字が書けないのでオフラインに書くのは真似できないなあ。ストレッチと読書は真似てみるかなー。
  • 深夜のインターネットは「こころの回復」に適していない - シロクマの屑籠

    精神科・心療内科における「休む(休養)」の当の意味 せせらぎメンタルクリニックさんのブログが素敵な記事を書いておられたので、ちょっと言及します。 精神科・心療内科に通っている患者さん、とりわけうつ病の患者さんには休養が大切といわれます。しかしベッド上で臥床しているだけが休養ではなく、「こころを休める」ような活動も重要で、その活動内容には多かれ少なかれ個人差があることが示されています。回復途上の患者さん自身も、その周辺で回復を待っている人も、これは心得ておいたほうが良いポイントだと思いました。 私も、回復しはじめた患者さんには「あなたがやって楽しい事を、少しやってみませんか?」「遊びに出かけたりできそうですか?」としばしば勧めます。うつ病の患者さんを遊ばせるとは何事だ!と怒る人もいるかもしれませんが、欲や睡眠がとれるぐらいに回復した患者さんの場合、ストレスが少ない形でアクティビティを刺激

    深夜のインターネットは「こころの回復」に適していない - シロクマの屑籠
    KoshianX
    KoshianX 2015/07/03
    ネット依存傾向のある人は「他に気の休まる場所がない」というのもあるのでこれはあんまり意味のある提言に感じないなあ
  • 四十才、夢から醒めて、逃げ場無し - シロクマの屑籠

    bokukuro.com 不定期ですが、リンク先に寄稿することになりました。“不惑日誌”らしく、おじさん話をしようと思ってます。脱-オタクファッションの行き着いた果てや、ファスト風土のおじさんの話もしたいところですね。 それはさておき、こちらは自分のブログなので、勝手気儘に垂れ流して構わないでしょう。 不惑。 びっくりしましたよ、こんなに逃げ場の無いものだなんて。これまでの積み重ねの延長線上として現れた“現実”がどこまでも広がっていて、それがセカイを構成しているんですよ。かつて私は、“現実が追いかけてくる”と連呼して非モテの人達をうんざりさせていましたが、当時、私が言っていたことは四十にして証明されました。やっぱり追いかけてきましたよ、“現実”が。 しかし、私が言っていた“現実”とは、空想的なもの言いでした。良い現実もあれば悪い現実もあり、ラクな現実もあれば塗炭の苦しみもある……そんな風に

    四十才、夢から醒めて、逃げ場無し - シロクマの屑籠
    KoshianX
    KoshianX 2015/04/24
    健康でさえあればどうにかなったりするんだけどね。生きる意志さえ失わなければ。
  • ネットで薬を調べまくる患者さんも、自分が何を知らないのかまでは知らない - シロクマの屑籠

    最近は、スマホやタブレット片手に、インターネットで薬や精神疾患について調べながら来院される患者さんが増えました。薬の名前をペラペラ列挙し、先生あれどうですか、これどうですかと、あたかも製薬会社のセールスマンのようです。 副作用もよく調べてますね。先生、これはパーキンソン症候群ですか、先生、のどが渇くのは抗うつ薬の副作用ですか、といった指摘は、ときに的を射ていることもあります。 でも、精神科医からみると、こういうインターネットにべったりな患者さんの知識はやはり偏っているようにみえます。 薬の名称、効果、副作用は余計なほど知っているのに、どれぐらいの用量でどれぐらいの期間使用したら効果が出やすいのか、薬ごとにどのぐらい副作用を避けやすいのかまで知っている人はまずいません。薬の効果を引き出すためにどういった手順や療養態度が必要なのかの知識も、たいてい欠落しています。シンプルなうつ病と妄想を伴った

    ネットで薬を調べまくる患者さんも、自分が何を知らないのかまでは知らない - シロクマの屑籠
    KoshianX
    KoshianX 2015/04/14
    薬マニアになる人がいるけどそれこそ医者に判断してもらわないと。医療情報は site:ac.jp つけて検索して絞り込みつつ医者に確認取りながら診察受けるようにしてる。専門家の上手な使い方マニュアルが必要なんかな
  • 結婚や子育てを考える“おのぼりさん”に、どうか幸あれ。 - シロクマの屑籠

    『地方創生』は結局インチキじゃないか?: やまもといちろうBLOG(ブログ) リンク先の主旨には賛成だ。「地方創生」とは言うけれども、助成金をただばらまくだけではまずかろうし、廃村が免れないエリアと中核都市然としたエリアを一緒くたに論じられるわけがない。少子化問題に限らず、地方にテコ入れをやるとしたら相応のメリハリは必要だろう。 そんな話はさておいて、私がぼんやりと思ったのは「地方の出生率は頭打ちだろうから、東京(や大都市圏)の出生率をあげてくれよ」という事だった。総務省統計局の未婚率についての統計をみると、25〜39歳の未婚率は首都圏や近畿大都市圏で低いので、婚姻率が高くなれば出生率も改善しそうにみえる。だが、首都圏(あるいは他の大都市圏)で結婚し、子どもをもうける決断をするのはなかなか大変だ。 私は田舎者なので、特に“おのぼりさん”が結婚して子どもをもうける難しさに思いを馳せたくなる。

    結婚や子育てを考える“おのぼりさん”に、どうか幸あれ。 - シロクマの屑籠
    KoshianX
    KoshianX 2015/04/10
    地元のリソースが使えるってのはホントに大きいんだよねえ。親と断絶してたりするとどのみちそんなのないんで、行政に頼らざるを得なかったりするんだけど。
  • 古典『Gのレコンギスタ』の感想、あるいは - シロクマの屑籠

    アニメ『Gのレコンギスタ』が終わって一週間以上経った。 たぶん、その方面では話題になっていたんだろうけれど、私は忙しくてネットを観ていなかったので、巷の『Gレコ』評は何も知らない。ともあれ自分が視た所感をまとめてみたいので、以下、書き並べてみる。 『Gのレコンギスタ』は誰のためのアニメだったのだろうか?確か、富野監督がどこかで言っていたことを真に受けるなら「子どものためのアニメ」だったのだろう。少なくとも年取ったオタクのための作品ではなかったはずだ。 しかし、実際に目の前に現れた作品は、あたかも年取ったオタクのための作品のようだった。この作品を、若いアニメファンのどれぐらいの割合が高く評価するのか・高く評価し得るのか、恐ろしく疑問だ。 1.まず。ロボット。ここではモビルスーツと呼ばずにロボットと呼んでおくが、ロボット同士の戦いは、とても面白かった。工夫を凝らした演出がいっぱいだ、恰好良いな

    古典『Gのレコンギスタ』の感想、あるいは - シロクマの屑籠
    KoshianX
    KoshianX 2015/04/06
    劇場版への再編集なんかに期待したいかなあ個人的には。
  • 充たされた承認欲求、あなたは何に転用しますか? - シロクマの屑籠

    植物が水や日光を吸い込んで瑞々しく輝くように、 きみはその充たされた気持ちでどんな風に輝くのかい? ブログやtwitterで集めた承認欲求のエネルギーを、どこのどんな目的に使うのかい? 先日、twitterで呟いたらリツイートが200ぐらい、favoriteが200ぐらいありました。ネット承認欲求うめぇ、マジうめぇ。我ながら浅ましい感覚ですが、こういう時の快感は否定できるものではありません。 嬉しい反面、承認欲求って集めるだけ集めてもしようもないものだと頭ではわかっています。天にも昇る陶酔を味わったとしても、そんなものは三日もしないうちに消えてしまうでしょう。承認欲求は貯められませんからね。 だからこその冒頭の問いです。アテンションを集めてキラキラした気分・明日か明後日には消えてしまう承認欲求のエネルギーをどういう事に用いて、何に転換するのか?これって、結構重要な問題じゃあないでしょうか。

    充たされた承認欲求、あなたは何に転用しますか? - シロクマの屑籠
    KoshianX
    KoshianX 2015/03/09
    ああ、わかるわかる。承認といっていいのかわからんけど、記事がたくさん読まれてると力が湧くよね。その勢いで仕事してたところもあるわ確かに。
  • 「良い大学に行きたければ、恵まれた家庭に生まれなさい」――成人の自由にもとづく新しい“世襲制” - シロクマの屑籠

    釣りっぽいタイトルだけど、実際、そうなってきている。形式としては子どもの自由な学業選択は成立しているが、実情としては、生まれた家庭の環境によって大きなハンディやボーナスがつくようになっていて、個人の努力で覆すのは大変難しい。そのさまは、さながら新システムの“世襲制”のようだ。 子ども自身の努力で、どこまで“這い上がれる”のか 戦前の日では、子どもの進路や学歴は限りなく運命に近かった。身分・家庭環境・経済事情・性別・きょうだいの出生順といったものによって、入れる学校や選べる進路が決まっていた。そうした運命に抗らうためには、ずば抜けた素養と、なによりも幸運が必要だった。 戦後はこれが緩和されていった――家庭環境や経済的問題は依然として大きかったが、高校進学率は向上し、やがて大学進学率も高くなっていった。そうした状況下で私立大学や受験産業がマンモス化していったけれども、それらを飛び越え、地方の

    「良い大学に行きたければ、恵まれた家庭に生まれなさい」――成人の自由にもとづく新しい“世襲制” - シロクマの屑籠
    KoshianX
    KoshianX 2015/01/09
    子供が家庭の外に触れ合う機会が社会的に減る中、親の裁量が大きくなってこういう結果になったわけか。どうやって家庭の外、クラスタの外のロールモデルを知るかが問題だなあ
  • みんな、睡眠習慣を舐めている――非効率な生活リズムと、その世代間伝達について - シロクマの屑籠

    昨日(1月8日)の『NHKクローズアップ現代』は、不登校の影で広がる子どもの睡眠障害をとりあげていた。精神科/心療内科の臨床現場でよく見かける風景であり、啓蒙によって改善する余地の大きな分野だけに、問いかける値打ちの高い内容と思った。 ひとことで睡眠障害と言っても、色々なものがある。重篤な精神疾患の随伴症状のひとつのこともあれば、加齢が関与していることもある。比較的若い人の場合、睡眠習慣の問題や生活リズムの問題が主因になっている(概日リズム睡眠-覚醒障害:CRSWD)症例がかなり多く、私自身、番組内容にそっくりなケースに遭遇したことがある。 睡眠を大切にしていないのは子どもだけではない。親が睡眠習慣を軽んじていて、子どもの睡眠習慣の面倒をみていなかったり、深夜の活動を励行していることすらある。中高生に23〜24時まで勉強を続けさせ、しかも朝早くに起こして活動させ……そんな事をしていれば日中

    みんな、睡眠習慣を舐めている――非効率な生活リズムと、その世代間伝達について - シロクマの屑籠
    KoshianX
    KoshianX 2015/01/09
    夜中のほうが捗る現象について明確な否定がでないかぎりは厳しい気がする
  • なんだよ、グローバルエリートって躁状態なのか? - シロクマの屑籠

    グローバルエリートはみんな実践! 来年から絶対に身につけたい早起きの習慣と朝の時間の活用法 - この世の果てブログ 「デマこいてんじゃねぇ!」 リンク先の文書を読んで思わず叫んでしまった。 リンク先の書き手はグローバルエリートを自称し、“早朝ライフハック”を「グローバルエリートはみんな実践!」と書きたてている。 内容がとんでもない。起床してからのストレッチや体重測定ぐらいならともかく、 ライフログをつけろ、 熱いシャワーを浴びろ、 早朝ランニングをやれ、 瞑想しろ、 新聞を読め、 twitterやfacebookをやれ…… あげくの果てには、“ブログを書け”“書籍を執筆しろ”と来たもんだ。 ひとつひとつとってみれば、エリートがやっていても不思議ではないものが並んでいる。だが全部繋げれば「おまえのようなグローバルエリートがいるか」と言わざるを得ない。朝も早くからこんなに動き回っていれば、働く

    なんだよ、グローバルエリートって躁状態なのか? - シロクマの屑籠
    KoshianX
    KoshianX 2014/12/18
    やってみてからじゃないとわからんと思って似たようなこと実践してみたけどADHDのよーにあちこち手を出しては注意力散漫になって気がついたら何も生産せず1日終わったみたいな感じになったので考えなおししてる
  • 「恋愛=結婚」は本当に幸福な価値観なのか - シロクマの屑籠

    恋愛結婚。 この二つを無条件に結びつける人がいる。 そこまでいかなくても、「恋愛を前提にしない結婚なんて不幸に違いない」と漠然と考えている人は珍しくない。最近は婚活がメジャーになったけれども、その婚活ですら恋愛的要素を必須プロセスとみなし、どうにか恋愛をこしらえようとする人もいる。 これって、妙な固定観念じゃないかな、と思う。昭和時代にお見合い結婚した男女がすべからく不幸なら、恋愛は必須要素と言える。ところが、見合い結婚した人・政略結婚的に結婚した人にも、それなりに幸福な男女はいる。 翻って、恋愛結婚時代の男女は特別に幸福になっただろうか?わからない。離婚が増えたという意味では、不幸な結婚が増えているようにすらみえる。非婚率も、恋愛結婚格化した70〜80年代あたりから増加している(参考:こちら)。 尤も、このあたりは個人主義の浸透や世間体の変化の影響も受けているだろうから、判断材料と

    「恋愛=結婚」は本当に幸福な価値観なのか - シロクマの屑籠
    KoshianX
    KoshianX 2014/12/13
    発情を綺麗に言い換えたものが恋愛だろうしなあ。そんなもんで40年とか50年とか一緒に家族としてやっていけるかなんてわかるわけないよなあ
  • 「あの時代」のオタク差別の風景と「脱オタ」について - シロクマの屑籠

    オタクがサブカルを嫌いなのは、サブカルが「オタクを馬鹿にして優越感を搾取する文化」だから - 自意識高い系男子 リンク先の記事を読み、90年代のオタク差別を思い出した。実際、90年代〜00年代前半にかけて、クラスメートに向かって「アニメ大好き人間です」「ゲーム趣味です」と表明できるオタクは少なかったと思う。ネットの論調も“オタクは差別されるもの”という前提で、だからこそオタク自虐芸が流行していたわけで。 ただ、中森明夫さんの「おたくの研究」や宮沢章夫さんの『80年代地下文化論』を引用したうえで「サブカルがオタクをバッシングしていた」と看做しているのは、ちょっと違うかな、と思う。中森さんや宮沢さんはサブカルだったのではなく新人類だったのであって、対立の図式は「オタクvsサブカル」ではなく「おたくvs新人類」だった。私が文献的に調べた範囲では、「サブカル」という四文字スラングは80年代にはま

    「あの時代」のオタク差別の風景と「脱オタ」について - シロクマの屑籠
    KoshianX
    KoshianX 2014/11/27
    電車男はまさに象徴的で「オタクをやめて幸せになる物語」なんだよね。ドラマ版では違った結末になっててうれしかったんだけど、それもまた時代の境目であることを感じさせる
  • テキパキしてない人、愛想も要領も悪い人はどこへ行ったの? - シロクマの屑籠

    「どこの業種に行っても優秀なやつばかり見かける。コンビニ然り、公務員然り。昭和の頃より皆テキパキ動いていて、愛想も良くて、意外と応用も利いている」 時々、これが恐ろしいことのように思えることがある。じゃあ、テキパキしてない奴、愛想の悪い奴は一体どこへ行ったのか? 2014-11-08 22:28:08 via Twitter Web Client この、何気ない疑問がたくさんリツイートされて、followersが200人ぐらい増えてびっくりした。反応も様々で、こちらには色々なコメントがぶら下がっている。 いやしかし、当に不思議だ。 コンビニやホームセンターの店員だけじゃない。市役所の窓口の人も、福祉課の皆さんも、たいしたものだ。職業柄、若い警察官の方と話す機会も多いけれど、彼らの対応にもソツがない。えらくスムーズで、しっかりしている。 似たような傾向は、建設業や製造業に従事している人にも

    テキパキしてない人、愛想も要領も悪い人はどこへ行ったの? - シロクマの屑籠
    KoshianX
    KoshianX 2014/11/15
    単に効率化しすぎて出来の悪い人の居場所がどんどんなくなってるんだよね。BIか負の所得税あたり導入せざるを得なくなるんじゃ、というのを前に書いた http://d.hatena.ne.jp/KoshianX/20101207/1291719025
  • メディア。承認欲求。社会的成功。 - シロクマの屑籠

    今日、当に理不尽で、無茶苦茶で、不合理で、納得いかなくて、酷い、当に酷い出来事があって - orangestarの雑記 上記リンク先、ならびに2014年11月上旬にorangestarの雑記に書かれた色々については、当に書き始めるときりがなさそうというか、娑婆観を延々と書き連ねたいところですが、現在多忙につき、件のなかで言及しやすい点についてだけ言及します。 オフラインでなら、言いたいことをorangestarさんにお伝え出来るような気がするんですよ。でも、オンラインメディアであるブログ上では相当に手間暇かけなければ難しそうです。 それよりこちら。 結婚もして、出してる漫画も売れてて、これだけ社会的に成功してる人でもこういうメンタル状態になってしまうのだから、きっと何者にもなれない私達が落ち込んでしまうのなんて当然だと思えるので、なんかありがとう http://b.hatena.n

    メディア。承認欲求。社会的成功。 - シロクマの屑籠
    KoshianX
    KoshianX 2014/11/11
    食い扶持を得るレベルで承認を集めなくてはならないなら確かにそうかもなあ。たくさんRTされたTwitterユーザーが怖くなって鍵かけたりtweet消したりするのは本能的にこういう危機を感じ取るのかな
  • 学力だけじゃない、体力もカネで買う時代 - シロクマの屑籠

    最近、建設業の人手不足の話を耳にする。帝国データバンクの2014年調査によれば(参照:pdfファイル)、建設業者の59.7%が正社員不足に陥っているという。飲業や情報サービス部門でも人手不足が目立つ。 その一方で、「正社員になりたくてもなれない」という嘆きの声も聞こえてくる。建設業やサービス業で正社員が足りないなら、正社員になりたくて仕方の無い若者をリクルートしてくれば良いのではないか――そういう年配者の声を聞いたこともある。一昔前まで、建設作業員が土方(どかた:差別用語)と呼ばれて社会問題になっていたぐらいだから、肉体労働なら誰にでもできると見做しているのかもしれない。 だが、そういう見方は時代錯誤も甚だしい。建設業の高度化が進んだというのもあるが、そもそも、持続的に身体を動かせる若者は今どれぐらい存在しているのか?持続的に身体を動かす能力は、若者の大半が持っているものではなくなったし

    学力だけじゃない、体力もカネで買う時代 - シロクマの屑籠
    KoshianX
    KoshianX 2014/10/27
    「親はなくとも子は育つ」の終焉か。地域社会が育ててたんだなあ。言われてみれば俺も地域からも親からも何も受け取らなかったな……
  • お金がなければ恋愛できない社会。 - シロクマの屑籠

    若者が草化した当の理由 - Willyの脳内日記 リンク先では、若者が恋愛志向でなくなった理由として、「経済的に貧しくなったからだ」と断言している。若者の行動に経済事情が大きく関わっていることを否定する必要は無いが、それを「当の理由」として「断言」するのは語調が強すぎる、と感じた。 例えば、アジアやアフリカの途上国を思い出してみてほしい。途上国の若者は、現在の日の若者と比較してさえ、経済的には貧しい。もし、経済的な貧しさが若者の草化の鍵だとしたら、貧しい国々の若者こそ草化していそうなものだ。 あるいは過去の日。さだまさしや中島みゆきが流行していた頃の日は、もっと若者が貧しかったはずだ。独り暮らしといえばバストイレ共同の木造アパート、現在の基準からすれば不便な(ときには不潔な)生活をしていた頃、草系の若者は流行していただろうか?そうではあるまい。恋愛結婚の機運が高まるなか、

    お金がなければ恋愛できない社会。 - シロクマの屑籠
  • 人生はシビライゼーションに似ている - シロクマの屑籠

    人生RPGよりもシューティング 人生ゲームに喩える遊びは面白い。ゲーム好きなら、いろんなゲームのフィーチャーが連想されると思う。私の場合は、『ガンパレードマーチ』の発言力システムや『ザナック』『バトルガレッガ』の可変難易度が、人生のある部分にとても似ていると感じる。 思うに、一番人生っぽいゲームは『シビライゼーション』だと思う。それも調整の行き届いた『シビライゼーション5』じゃなくて、どんどん技術格差ができてしまう『シビライゼーション3』や『4』のほうが人生っぽい。他のゲームもそうだけど、どうせ人生ゲームになぞらえるなら、どこか理不尽で、どこか調整が狂っていて、それでいて人生の長さや局面の変化が実感できるようなものがいいと思う*1。その点、シビライゼーションは、運が絡む理不尽さも、調整のバランスも、プレイ時間の長さも申し分ない。人生ゲームに喩えるにあたって、五指に入る候補だと思う。

    人生はシビライゼーションに似ている - シロクマの屑籠
    KoshianX
    KoshianX 2014/10/09
    スペランカーに似ている人生を送ってるみなさんが多いような気がする今日このごろ
  • 常軌を逸していれば、とりあえずネットアイドルになれてしまう - シロクマの屑籠

    はてな村奇譚16 - orangestarの日記 リンク先の漫画は、ネットのローカルコミュニティで“アイドル”になるための要件に触れている。 “ネットアイドルは皆の羨望と嫉妬を集める大変なお仕事”と前振りしたうえで、作中、ネットアイドルになるための資格は「歌って踊れることだけです」とされている。もちろん、ここでいう「歌って踊る」はニコニコ生放送だけを指すのではなく、恥ずかしがらず芸を披露できること、パフォーマンスできること全般を指すんだろう*1。 「歌って踊れる(=パフォーマンスできる)なら、誰でも簡単にネットアイドルになれる」と書くと明るい話のように見えるし、実際、ネット上でアイドル的にうまく立ち回った人もいるだろう。それでも現実を顧みれば、皮肉の利いた、ブラックなフレーズと思わざるを得ない。 芸やパフォーマンスが確固たるストラテジーに基づいて積み上げられ、技術的にも鍛えられているならま

    常軌を逸していれば、とりあえずネットアイドルになれてしまう - シロクマの屑籠
    KoshianX
    KoshianX 2014/09/12
    俺みたいにあんまり常軌を逸してないとネットアイドル化しないのか。