今回のテーマ:ジェンダーとフェミニズムの視点から、「鬼滅の刃」を語り尽くす! 社会現象になっているマンガ『鬼滅の刃』。 老若男女、世代を超えた国民的ヒットとなっている本作ですが、 作品中でのジェンダー表現、登場人物の言動の政治的正しさをめぐる問題については、 度々SNSやメディアで議論の対象になってきました。 2021年2月14日、「鬼滅の刃」のTVアニメの続編として、 吉原遊郭を舞台にした「遊郭編」が放映されることが発表されました。 それに伴って、SNS上で 「子どもの見るアニメで、遊郭を取り上げることはけしからん」 「女性差別だ」という意見や問題提起、それに対する反論が巻き起こり、 炎上へとつながった・・・というニュースが スポーツ紙などの一部メディアで報じられました。 こうした炎上の是非を含めて、 「鬼滅の刃」は、令和の時代を代表するポピュラー文化として、 そしてこの時代のジェンダー