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MLBに関するKundukeniのブックマーク (142)

  • ニューヨーク・ヤンキースは伊良部秀輝の人生を変えてしまったのか

    今年も、ひとりの日人投手がMLB(メジャー・リーグ・ベースボール)デビューした。ロサンゼルス・ドジャースの前田健太だ。決して前評判は高くなかったが、開幕から絶好調。5/7現在、6試合38回を投げて3勝1敗、防御率は1.66。完璧すぎるメジャーデビューに、アメリカ・メディアも手放しで大絶賛している。しかし、彼とは反対に、大きな期待をされながら結果を出せず、「反逆者」扱いされた日人投手もいる。そう、伊良部秀輝(享年42歳)だ。 * 「I-rob-you!(アイ・ロブ・ユー、お前から奪い取ってやる!)」かつて、ヤンキース・ファンは、伊良部に向かってこう叫んでいた。 1997年、ニューヨーク・ヤンキースに入団した伊良部は、当時ロサンゼルス・ドジャーズに所属していた野茂英雄のような活躍を期待されていた。実際、彼はヤンキースのエースになると思われていたし、彼の発言も威勢が良かった。ヤンキースの名物

    ニューヨーク・ヤンキースは伊良部秀輝の人生を変えてしまったのか
  • 上原浩治、15年来の古傷とともに。球団の絶対の信頼に“恩返し”を。(菊地慶剛)

    プロ17年目、メジャーでは7年目のシーズンを迎えた上原浩治投手。リハビリを行ないながら、4月中の復帰を目指す。 レッドソックスが4月6日、敵地フィラデルフィアで115年目のシーズン開幕を迎えた。 日人選手に間では「野球選手にとっての元旦」と喩えられるほどの晴れがましい日だ。だが、今シーズンもクローザーに任命された上原浩治投手は、チームとは別行動でキャンプ地に残ったままこの日を迎えていた。 すでに報道されている通り、キャンプ中の3月17日に左脚ハムストリング(太もも裏の筋肉)に張りを訴え、4度目のオープン戦登板を回避。そのままリハビリを続けていたが、シーズン開幕に間に合わないとの判断で、4月3日の段階でチームから故障者リスト(DL)入りが発表されていた。 奇しくもその日は上原にとって、40回目の誕生日だった。 「2年目にやってから、1回も忘れたことがないので」 今回の負傷は投球中に起こった

    上原浩治、15年来の古傷とともに。球団の絶対の信頼に“恩返し”を。(菊地慶剛)
  • 13年前にグウィンが語った「イチローのバッティング」

    トニー・グウィン(元サンディエゴ・パドレス)の訃報が届いたのは6月16日のことだった。グウィンは1981年のドラフトでサンディエゴ・パドレスに入団し、1982年にメジャーリーグデビューを果たした。1983年に打率.309をマークすると、2001年に引退するまで19年間、打率3割以上を記録した。通算3141安打を放ち、通算打率は.338。ナショナル・リーグの首位打者に輝くこと8回。まさに、メジャーを代表する"安打製造機"として君臨していた。 54歳の若さでこの世を去ったトニー・グウィン。 「僕はバッティングに関してはけっこうな頑固者です。お墓の中に入るまで自分の打撃理論が正しいと思っていると思いますよ」 2001年の初夏。前年にメジャー通算3000安打を達成したグウィンに、メジャー1年目のイチローのバッティングについて質問した時、まず彼はそう語り、そして続けた。 「春のキャンプでイチローを

    13年前にグウィンが語った「イチローのバッティング」
  • 意外な人から学んでいた マー君のスプリッター物語 : Can I talk about MLB?

    2010年の春のある日、宮城球場のホーム側クラブハウスにいた田中将大は、手にした雑誌をパラパラとめくった。 当時21歳だった田中は、日プロ野球の楽天ゴールデンイーグルスで4シーズン目を迎えていた。 高校生の頃から国民的スターだった彼は、その前のシーズンで189回2/3を投げて防御率2.33と打者を圧倒していた。田中は期待通り、その国でも優秀な投手の1人となっていた。 しかし日の人気週刊誌である週刊ベースボールの記事を目にしたことは、田中が世界でも優秀な投手、そして最終的にニューヨーク・ヤンキースの一員となるきっかけを作った。 その週の記事には、日の12チームにいる素晴らしい投手の何人かが投げる変化球の、詳細な分析が掲載されていた。 アメリカ人のジャーニーマン、ブライアン・ファルケンボーグは、ソフトバンク・ホークスでの1年目を終えたばかりだった。右腕の彼は、そのチームのセットアップマン

    意外な人から学んでいた マー君のスプリッター物語 : Can I talk about MLB?
  • 松坂大輔に蘇りつつある球威 「最愛ではない」リリーフで再起なるか - スポーツナビ

    リリーフとしてコリンズ監督ら首脳陣の信頼を増している松坂に、クローザーの可能性も浮上している 【Getty Images】 「リリーフの役割に慣れたくはないですけどね……」 4月中旬にメジャー昇格し、メッツのブルペンの一角として起用され始めたころ、松坂大輔はそんな言葉を漏らしていた。 日、メジャーの先発として長くやってきた誇りが如実に感じられ、今でも基的にその気持ちは変わってないはずだ。しかし、人の当初の思いに反して、松坂が先発ローテーション入りに近づいている気配はない。 とは言っても不調なわけではなく、救援投手として4月26日(日時間27日)まで4戦連続無安打無失点で、防御率1.35。24日(同25日)のカージナルス戦では9回に登板してメジャー初セーブを挙げるなど、テリー・コリンズ監督をはじめとする首脳陣の信頼は厚くなるばかりのように見える。 「良い経験、良い勉強をさせてもらって

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  • “甲子園を目指さない”高校野球部の挑戦 芦屋学園は野球界の新たな選択肢となるか - スポーツナビ

    高野連に所属しない、芦屋学園ベースボールクラブを立ち上げた大八木淳史氏(左)とGMに就任した片岡篤史氏 【写真提供:芦屋学園】 龍谷大平安高校が58年ぶり、センバツでは初の甲子園優勝を果たした今春、同じ関西にある高校でひとつの硬式野球チームが産声を上げた。彼らは、絶対に甲子園に出場することができない。なぜなら、日高校野球連盟(高野連)に所属していないからだ。 芦屋学園ベースボールクラブ――。あえて横文字のチーム名を冠したのは、既存の枠組みにとらわれないという意気込みのように受け取れる。 2014年4月14日、芦屋学園に新入学した14人の高校生と4人の中学生は、ベースボールクラブの一員として活動をスタートさせる予定だ。練習は月曜から金曜まで、週に5日間行われる。土日は通常の高校なら練習試合にあてるケースが多いものの、芦屋学園では未定だ。その理由にこそ、彼らの学生野球界における特殊性がある。

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  • 田中将大が知っておくべき「メジャー流のリード」

    吉井理人の投究論 第8回 メジャーリーグへの移籍を表明していたマー君(田中将大)の所属先が、ニューヨーク・ヤンキースに決まりました。7年契約で、総額1億5500万ドル(約161億2000万円)。メジャーで何年も続けて2ケタ勝利を挙げているエース級のような契約内容です。これは、アメリカのスカウトがマー君の能力を最大限に評価しているという事実を意味します。 ヤンキースと7年契約を結んだ田中将大。 入団1年目から活躍する可能性は、めちゃめちゃ高いと思いますよ。なぜならヤンキースという球団は、マー君にとっていいことずくめだからです。 僕もメッツ時代にニューヨークでプレイしましたが、ドジャースやダイヤモンドバックスが拠を構える西海岸より、ニューヨークのある東海岸のほうが、適度に湿度があって投げやすい。アメリカ全土をひと通り遠征していけばわかると思いますが、西海岸では気候がカラッとしているから、ボー

    田中将大が知っておくべき「メジャー流のリード」
  • 「3年契約×10億円でドジャース移籍」マー君獲得の商業的正解はこれだ!(並木裕太)

    人気は商業的価値を計る重要な要素。ファンの田中将大への支持は絶大だが、アメリカでも人気を博すことができるか。 1月25日午前7時(日時間)の交渉期限が迫る中、メジャー挑戦を表明している田中将大投手の移籍先決定がカウントダウンの段階に入ってきました。 獲得に成功する球団がどこになるかはもちろんですが、どれほどの金額が動くのかという点もまた注目を集めています。一部では、契約金と年俸の総額で100億円を超える可能性すら報じられていますが、メジャーの各球団はいったいどのようにして「田中投手のお値段」を算出しているのでしょうか? スター選手の獲得に乗り出す場合、球団は2つの価値を検討します。一つは「戦力(=チームの勝利への貢献度)」としての価値。そしてもう一つが、「商業的な」価値です。人気選手がいればファンも増え、チケットやグッズが売れる。そうした価値も勘案したうえで、獲得予算は組まれることになる

    「3年契約×10億円でドジャース移籍」マー君獲得の商業的正解はこれだ!(並木裕太)
  • 岩隈、川崎、青木が探し求めるもの――メジャー流を身につけ、さらなる進化へ - スポーツナビ

    「ほとんどメジャー流になった」という岩隈は、日時代に比べツーシームを多投するようになった 【写真は共同】 メジャーリーグで長きに渡って成功している日人選手を見渡すと、共通する傾向が浮かび上がってくる。海を渡って以降、良い意味でプレースタイルがメジャー流に染まっているのだ。 例えば、イチローは代名詞だった振り子打法をやめて、打撃フォームを年ごとにアップデートしながらメジャー屈指のヒットメーカーとなった。黒田博樹はフォーシームを封印し、シンカーやカットボールという“動くボール”を多投して勝ち星を積み上げている。 ふたりにとって、そうした変化は結果を残すための必然だった。 「僕はほとんどメジャー流になっています」 そう話すのが、シアトル・マリナーズの岩隈久志だ。メジャー2年目の今季は開幕から先発ローテーションを守り、リーグ3位の219.2回に登板して14勝6敗、防御率2.66と抜群の成績を残

    岩隈、川崎、青木が探し求めるもの――メジャー流を身につけ、さらなる進化へ - スポーツナビ
  • 青木、岩隈が活躍秘話を明かす ムネリン、笑いは「一生懸命やっただけ」 - スポーツナビ

    ブリュワーズからロイヤルズへの移籍が決まった青木宣親、マリナーズの岩隈久志、ブルージェイズからフリーエージェント(FA)となった川崎宗則の3人が6日、都内のMLB cafe TOKYOで、寝具ブランド・マニフレックス主催のトークイベント「MLB華の2年生組 お疲れ様パジャマパーティー〜僕らの夢は続いてゆく。」に登場。同級生であり、2012年にメジャーへ移籍した同期がそろって、今季を振り返るとともに、来季への意気込みを語った。 イベントは「同級生である3人がそろってトークすることはないが、気も遣わずにすむし、リラックスして素が出せる」(川崎)と、3人が普段から愛用するマニフレックスのマットレスに、時折、寝転びながら、またお酒を飲みながら、和やかな雰囲気で進行。3人の今季の活躍を振り返るVTRが流れると、格好良い青木と岩隈のシーンとは対象に、川崎の映像では笑いが起こり「恥ずかしい。映像で出ると

    青木、岩隈が活躍秘話を明かす ムネリン、笑いは「一生懸命やっただけ」 - スポーツナビ
  • MLB復帰へ狼煙を上げた大家友和。37歳にして進化するナックルボーラー。(菊地慶剛)

    ナックルボーラーとしてメジャーへ再挑戦することになれば、日人としては初。大家友和は、37歳にして新たな扉を開こうとしている。 「彼女がどうやってナックルを投げているのか凄く興味がありますね」 昨年末のことだった。大家友和投手の故郷である京都に赴き、久々に再会を果たした時、おもむろに彼が発した言葉だ。 大家のいう“彼女”とは日米の独立リーグで活躍している女子ナックルボーラーの吉田えり投手のこと。筆者が数年にわたって吉田の取材をしているということを知っての発言だ。 その後、色々話を聞いてみると、大家が投球練習の一環としてナックルボールを投げ始めたこと。そして、思うように投げられていないことがわかった。 当時の大家は前年、2011年に右肩の手術をし、リハビリを続けながら球界復帰を目指していた。 当時もある程度、自分が知る限りの情報を伝えてきたものの、彼がどれほど真剣にナックルボール習得を目指し

    MLB復帰へ狼煙を上げた大家友和。37歳にして進化するナックルボーラー。(菊地慶剛)
  • 日米に見る野球に対する考え方の違い=MLBを陰で支える日本人が感じる課題 - スポーツナビ

    マッサージセラピストとして、メジャーリーガーたちの華やかなプレーを陰で支えている西尾氏にインタビュー。今季途中からメッツ入りした松坂らにもマッサージを施した 【Getty Images】 ダルビッシュ有、岩隈久志――今季も多くの日人がメジャーリーグで活躍を見せた。そして、いま、シーズン24連勝、無敗という大記録を打ち立てた田中将大のメジャー移籍が注目されるなど、日人にとって、メジャーリーグが年々身近なものになっている。 そうした日人選手の活躍の中、「プロ中のプロを相手にしたい」と海を渡った男がいる。ニューヨーク・メッツでマッサージセラピストを務めている西尾嘉洋さんがその人だ。マッサージセラピストとは、マッサージや鍼治療を施し、選手の体調管理や疲労回復、けがからの復帰を手助けする仕事で、メジャーリーガーたちの華やかなプレーを陰で支えている人物の一人と言える。 今回、スポーツナビでは、一

    日米に見る野球に対する考え方の違い=MLBを陰で支える日本人が感じる課題 - スポーツナビ
  • ポスティング新制度案を白紙に戻した、MLBの本音

    11月11日(現地時間)から14日にかけて、フロリダ州オーランドでMLBのGM会議及びオーナー会議が行なわれた。話題の中心は間違いなく楽天の田中将大だったのだが、14日の会議終了後、MLBはNPB(日野球機構)との間で合意に達していたポスティングシステムの新制度を取り下げ、数週間以内に修正案を提出すると発表。事態の急変に日米メディアは騒然となった。 ポスティングシステムの新制度案を白紙に戻した、MLBの最高執行責任者、ロブ・マンフレッド氏。 まさに青天の霹靂(へきれき)だった。MLBのロブ・マンフレッド最高執行責任者(COO)は、「日の総意が出るのに時間がかかり過ぎた。情勢は変わった。我々にとってポスティングのない状況は受け入れられること。選手たちはFAになれば米国でプレイできるのだから」と新制度の取り下げだけでなく、ポスティングシステムの廃止までも匂わせた。 ポスティングシステムの廃

    ポスティング新制度案を白紙に戻した、MLBの本音
  • <トロントに愛された野球小僧> 川崎宗則 「笑い飛ばして、今日もまた」(石田雄太)

    開幕はマイナーで迎えたが、メジャーに昇格。 残した数字はすべてにおいて去年を上回り、 ファンにも、チームメイトにも愛された。 どんな時も前に出る彼の生き方の原点とは? わずか半年でトロントの野球好きの心を掴んだ、川崎宗則。彼は地元メディアの取材に軽妙な受け答えをして、人気を集めた。 マイネーム、イズ、ムネノリ、カワサキ、アイム、ジャパニーーーーーーーズ! メジャー初のホームランを打ったとき、サヨナラヒットを打ったとき、チームメイトもファンも我がことのように喜んだのは、英語のできない川崎がマル秘のメモを持ち歩いて英語を話そうとする姿を、愛していたからだ。 そのメモは去年のオフ、川崎がと二人で福岡の英会話教室に通ったとき、彼女が作ってくれた英語ノートだった。そのノートには、英会話の練習の成果が、びっしりと書き込まれているのだという。 「違う違う、英会話の練習じゃなくて、ヒーローになる練習。オ

    <トロントに愛された野球小僧> 川崎宗則 「笑い飛ばして、今日もまた」(石田雄太)
  • 田口壮・吉井理人・与田剛が斬る、MLBプレイオフの行方

    島村誠也、スポルティーバ●構成 text by Shimamura Seiya、Sportivaphoto by Getty Images ワイルドカード同士の戦いが終わり、ディビジョン・シリーズ進出の8チームが決まった。組み合わせは以下の通り。 《ナ・リーグ ディビジョン・シリーズ》 ■ロサンゼルス・ドジャース(西地区優勝) VS アトランタ・ブレーブス(東地区優勝) ■セントルイス・カージナルス(中地区優勝) VS ピッツバーグ・パイレーツ(ワイルドカード1位) 《ア・リーグ ディビジョン・シリーズ》 ■デトロイト・タイガース(中地区優勝) VS オークランド・アスレチックス(西地区優勝) ■ボストン・レッドソックス(東地区優勝) VS タンパベイ・レイズ(ワイルドカード2位) この中で、ワールドシリーズに進出するチームはどこなのか。メジャー事情に詳しい田口壮氏、吉井理人氏、与田剛氏の

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  • メジャー日本人選手への応援スタイル、そろそろ修正の時期では?

    メジャーリーグは、既にレギュラーシーズンを終わって、ポストシーズンになりました。日人選手の活躍ということでは、シーズンの序盤から中盤に素晴らしい投球をした黒田博樹、岩隈久志、ダルビッシュ有の3人の先発投手が注目されたわけですが、最後まで安定していたのは岩隈投手だけでした。 この内、黒田投手に関しては心身に疲労を蓄積した中で「負け越し」ということになったわけで、チームもファンも、そして恐らくは黒田投手人もある種の心の整理は付いているのだと思います。ですが、よくわからないのはダルビッシュ投手です。調子は決して悪くはなかった中で、精神面での微妙な狂いが生じていた、私にはそう見えてなりません。 1つ気になる「事件」が起きたのは、9月4日のオークランド戦でした。優勝を左右する大切なゲームだったのですが、ダルビッシュ投手は投球回5回、6四球、2被塁打、自責点5で敗戦投手になってしまっています。そ

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    サービス終了のお知らせ いつもYahoo! JAPANのサービスをご利用いただき誠にありがとうございます。 お客様がアクセスされたサービスは日までにサービスを終了いたしました。 今後ともYahoo! JAPANのサービスをご愛顧くださいますよう、よろしくお願いいたします。

  • 全米でも話題沸騰!「上原浩治が凄いぞ」 - スポーツナビ

    “ウエハラが凄いことになっている”。2013年シーズンも中盤を過ぎた頃から、筆者の住むニューヨークにもそんな声が少しずつ届くようになっていた。 レッドソックスの代役クローザーを務める上原浩治の今季の投球内容は、それほどに圧倒的なものがある。最近はアメリカ国内のメディアに取り上げられるケースも急増中。そして、現地時間9月8日までニューヨークで行なわれたヤンキースとの大事な4連戦中に、その注目度もピークに達した感があった。 6日のゲームで9回の1イニングを三者凡退に抑えた時点で、上原は24試合、27イニング連続無失点。8月17日のヤンキース戦の9回2死に二塁打を許して以降、何と27人連続でアウトを稼ぎ続けて来たことになる。 上原自身は「(記録は)特に気にしていない」」と一蹴するが、レッドソックスのジョン・ファレル監督は「これで完全試合だね」とジョークを飛ばす。今季の上原はこの“3週間越しのパー

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  • 【MLB】すれ違いの6年。理解されることのなかった松坂大輔の「美意識」

    今季最終戦となったヤンキース戦に登板した松坂大輔だったが、3回途中5失点で降板した 松坂大輔と初めて出会ったのは、彼が18歳のときだ。あれから14年が経ち、松坂は32歳になった。 高校生の頃から今に至るまで、松坂と接していて、いつも思うことがある。 それは、超一流のプレイヤーにありがちなコンプレックスの類を、彼からはまったく感じたことがないということだ。わかりやすいところで言えば、体が小さいとか、家が貧しいとか、野球界のエリートコースを歩めなかったとか、超一流の域に達したプレイヤーから話を聞くと、望むと望まざるとにかかわらず子どもの頃から背負わされた何かしらのコンプレックスがあったんだろうなと想像させることが珍しくない。そうしたプレイヤーほど、負の感情をバネに天井を押し上げ、屋根を突き破って、無限に広がる大空へと飛び立っていくものだ。 しかし、松坂からはそうした負の感情を感じない。体に恵ま

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  • 日米に見る投手育成法の違い。「投げ込み」は必要か?

    ニューヨーク・メッツの右腕、マット・ハービー(24歳)が右ヒジの靭帯を部分断裂していることがわかり、故障者リストに入った。人は「トミー・ジョン手術を避けるためなら何でもする」と、手術回避への強い思いを口にしており、今後は右ヒジの様子を見て、第2、第3の治療法も視野に入れながら判断するという。だが、メッツのサンディー・アルダーソンGMはトミー・ジョン手術を受ける可能性を示唆した。 右ヒジ靭帯の部分断裂が発覚し、今季絶望となったマット・ハービー ハービーといえば、今年のオールスターでナショナル・リーグの先発を務めた投手であり、ここまで9勝5敗、防御率2.27と、低迷するメッツにあって唯一の希望の星だった。もちろん、メッツも2010年のドラフトで1巡目(全体7位)の指名で獲得した超有望株を壊してはならないと、2年間マイナーで投球制限を設けながら少しずつ投球回数を増やすなど、大事に育ててきた。

    日米に見る投手育成法の違い。「投げ込み」は必要か?