山口県萩市沖の日本海で20日未明、深海魚サケガシラ6匹が定置網にかかった。リュウグウノツカイの仲間で、体長は1・6メートルから最長で2メートルあった。 太刀魚を巨大にしたような細長い体で、銀白色の肌が所どころピンク色という特徴がある。通常は水深100~500メートルのぬるめの環境にいるらしい。 昨年末から捕獲地点が南下しているという。萩博物館の担当者は「厳しい寒さで弱っているのかも」。昨夏の猛暑に続き、環境の変化に気をもむ毎日だ。
山口県萩市沖の日本海で20日未明、深海魚サケガシラ6匹が定置網にかかった。リュウグウノツカイの仲間で、体長は1・6メートルから最長で2メートルあった。 太刀魚を巨大にしたような細長い体で、銀白色の肌が所どころピンク色という特徴がある。通常は水深100~500メートルのぬるめの環境にいるらしい。 昨年末から捕獲地点が南下しているという。萩博物館の担当者は「厳しい寒さで弱っているのかも」。昨夏の猛暑に続き、環境の変化に気をもむ毎日だ。
がんは遺伝子の変異が積み重なって出来ると一般に考えられていますが、これとは別のメカニズムがあることを京都大学のグループがiPS細胞に関連した実験で突き止めました。 京都大学iPS細胞研究所の山田泰広教授のグループは、生きたマウスの体内でiPS細胞を作り出す実験を行い、その際、通常28日間行う特定の遺伝子を活性化させる作業を1週間で止めました。そしてマウスの体内を詳しく調べたところ、iPS細胞が出来る代わりにがん細胞が出来ていたということです。 がんは遺伝子の変異が積み重なって出来ると一般に考えられていますが、今回出来たがん細胞には、そうした遺伝子の異常がありませんでした。 研究グループは、遺伝子の変異が積み重なるのとは別のがん発生のメカニズムがあるとしていて、山田教授は「今後、ヒトの細胞でも同じことが起きるかを調べ、がんの原因解明や治療法の開発につなげたい」と話しています。
3年前の巨大地震では火災が相次ぎ、このうち海の上で広がった火災は津波で流出した重油が原因とされています。 重油は引火する危険性が比較的低いとされるため、これまでなぜ燃え広がったのか、そのメカニズムは分かっていませんでしたが、専門家の実験で、風があれば重油そのものに引火し、燃え広がる危険性があることが分かってきました。 3年前の巨大地震では、津波が原因で出火や延焼をした「津波火災」がおよそ160件発生し、宮城県気仙沼市ではタンクから海に流出した重油に火がつき、内陸まで延焼する大規模な火災となりました。 しかし、重油は石油製品の中でも引火する危険性が比較的低いとされる油で、特に海の上では薄く拡散するため、なぜ燃え広がったのか、そのメカニズムは分かっていませんでした。 このため、独立行政法人建築研究所などの研究グループは、2.5メートル四方の鉄の水槽を使って水の上に重油が流出した状態を作り、がれ
東京都大田区の交差点で2010年、信号を無視したスポーツ自転車にはねられ、5日後に脳挫傷で死亡した女性(当時75歳)の遺族が、運転していた男性(46)(重過失致死罪の有罪確定)に約1億円の損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁(三木素子裁判長)は28日、男性に約4700万円の賠償を命じる判決を言い渡した。 脳挫傷が事故で生じたかどうかが争点となり、男性側は「女性が病院のベッドから落ちたのが原因だ」と主張。しかし、判決は「女性の頭には事故で受けた傷しかなく、ベッドからの転落は関係ない」と退け、「事故は、男性が信号の順守義務を怠って発生したもので、女性には何ら落ち度がない」と結論づけた。 判決を受けて記者会見した遺族は、「自転車事故も重大な被害をもたらすと認定した判決の意義は大きい」と話した。
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古墳から出土した古代の鏡、「三角縁神獣鏡」を復元して光を当てると、反射した光が裏に描かれたものと同じ文様を映し出す現象が起きることを、京都国立博物館などの研究グループが明らかにしました。 研究者は、当時の権力者が神秘的な鏡を使い権威を高めたのではないかと注目しています。 京都国立博物館の村上隆学芸部長などの研究グループは、古代の鏡の三角縁神獣鏡が、作られた当時、どのような性質を持っていたのか調べました。 発掘された実物はさびついてほとんど光を反射せず、磨くこともできないため、比較的保存状態のいい愛知県犬山市にある「東之宮古墳」から出土した三角縁神獣鏡にレーザー光線を当てて、形を精密に計測しました。 そのうえで、実際と同じ銅などを使い、3Dプリンターと呼ばれる装置で複製し、表面を磨いて、作られた当時の姿に仕上げました。これに太陽の光などを当てると、反射した光が、鏡の裏に描かれた物と同じ文様を
理化学研究所などが、まったく新しい「万能細胞」の作製に成功した。マウスの体の細胞に、外部から少し刺激を与えるだけで初期化が起き、どんな細胞にもなれる万能細胞にかわる。いったん役割が定まった体の細胞が、この程度の刺激で初期化することはありえないとされていた。生命科学の常識を覆す画期的な成果だ。29日、英科学誌ネイチャー電子版のトップ記事として掲載された。 理研発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の小保方(おぼかた)晴子ユニットリーダー(30)らは、新たな万能細胞をSTAP(スタップ)細胞と名付けた。STAPとは「刺激惹起(じゃっき)性多能性獲得」という正式名を英語で表記した頭文字だ。
他国の潜水艦を捜索する作戦に備え、海中や海底の状況を調べる海上自衛隊の無人潜水装置(ROV)1機が昨年11月、津軽海峡でなくなっていたことが、海自への取材でわかった。海洋観測艦「にちなん」とケーブルでつないで遠隔操作中にケーブルが切れたためで、海自は事故調査委員会を設置して原因究明を進めている。日本近海で中国潜水艦の活動が活発化する中、海洋データの収集に影響が出る可能性がある。 海自によると、ROVをなくしたのは昨年11月30日午後2時ごろ。艦艇数隻が9日間にわたって捜索したが、見つからなかった。収集したデータは「にちなん」に保管されるため、自衛隊以外が回収してもデータの流出はなく、環境への影響もないという。 価格は約5億円。長さ3メートル、幅と高さは1・7メートル、重さは4トンほどとみられ、カメラや音波探知機(ソナー)などを備えているとされる。海上幕僚監部広報室は取材に「水中状況の確認な
1月29日午前11時25分ごろ、航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」の2機が接触事故を起こした。所属する松島基地(宮城県東松島市)の南東約45キロの太平洋上で、時速700〜800キロで訓練飛行中に接触。2機は数分後、松島基地に緊急着陸したという。計3人の乗組員にけがはなかった。
厚生労働省がアルツハイマー病研究の国家プロジェクト「J―ADNI(アドニ)」のデータ改ざんを指摘する内部告発メールを研究チーム責任者に漏洩(ろうえい)した問題で、田村憲久厚労相は28日の記者会見で「告発として受け止めると、厚労省も調査に入らなければいけなくなる」と述べ、内部告発として扱わない考えを示した。 内部告発として受理すると、厚労省は公益通報者保護法施行に伴って政府が定めたガイドラインなどに従い、告発内容を調べなければならない。厚労相発言は国費約30億円が投入される国家事業の疑惑解明に後ろ向きな姿勢を示すとともに公益通報制度の根幹を揺るがすものだ。 厚労省はメールに加え告発者と2度面談し、改ざんの訴えを聞いた。告発者は朝日新聞の取材に「私は証拠書類を添えてデータ改ざんを内部告発したが、厚労省はもみ消そうとしている」と話す。
昨日の毎日新聞ネット記事では、 来月9日の東京都知事選の争点に関する世論調査結果を報じており、下の円グラフ〔=知事選の最大の争点は?〕の通りだ。また、今日の毎日新聞ネット記事では、国政に関わる問題が都知事選の争点になっていることに関する世論調査結果を報じており、下の円グラフ〔=原発などの国政課題が都知事選の争点になることは?〕の通りとなっている。 今回の都知事選では、“脱原発”が大きな争点になっているかのようなマスコミ報道が溢れている。これは、毎日新聞に限ったことではなく、大手報道各社の全てがそうなっている。小泉元首相が“原発即ゼロ”を叫び始めたのが昨秋で、それでマスコミが賑わい続けてきたところに、今回の都知事選で細川元首相が小泉氏の支持を得て立候補したので、マスコミ的にはますます面白くなってきた、というのが大方のこれまでの流れであろう。 しかし、先のブログ記事その他このブログでも何回か書
東京都知事選に立候補している細川護煕元首相(76)と、応援の小泉純一郎元首相(72)が27日、東京都荒川区の町屋駅前などで街頭演説した。(サンケイスポーツ) 出馬表明以来、訴えのほとんどを「脱原発」に費やしてきた細川氏だったが、この日は「一番の問題は、少子高齢化が世界の主要都市で、東京が一番早く進んでいること」と町屋駅前に詰めかけた約300人を前に、福祉問題から演説を始めた。 報道各社の世論調査で、有権者が関心を寄せる政策が原発問題ではないことがハッキリしたこともあり、軌道修正。福祉や五輪などに半分以上の時間を割いた。 一方、全くぶれないのが小泉氏。鼻声ながらも絶叫調で脱原発を訴え、原発廃止後のエネルギー案がないとの批判には「私1人で代案を出せ、という方が無責任。代案は出さない!」と“逆ギレ”。JR王子駅前でも「批判にこたえる必要はない!」と言い切った。 小泉節に聴衆は拍手喝采。“元首相タ
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