兵庫県の「新温泉町」は日本海に面した人口1万7000人の町で、名前が示すように町内には温泉地区が広がっている。その中で最も古い西暦848年から始まる「湯村温泉」で4月10日に発電設備が稼働した。温度が100度以下の温泉水でも発電できるバイナリー方式を利用する(図1)。 この一帯は温泉が豊富に出る一方、冬には大量の雪が降る豪雪地帯でもある。発電設備を導入した日帰り温泉施設の「薬師湯」は、災害時に高齢者や障害者などが避難できる「福祉避難所」に指定されている。そのために発電設備と合わせて蓄電池を併設して、停電になっても施設内に電力を供給できるようにした。 発電設備は出力20kWのバイナリー装置2台で構成する。合計40kWの発電能力があるが、実際には湯量や季節によって出力が11~20kWの範囲で変動する見込みだ。年間の発電量は9万kWhを想定していて、一般家庭で25世帯分の電力使用量に相当する。
来年度の小学生向け化学教室でやろうと思ってる磁性流体の作り方のまとめ. 磁性流体というのはまあ,こんな感じの磁石にくっつく液体で,強めの磁石を近づけるとトゲが生える愉快なヤツです. 各地の中学・高校などでも同じ手法の実験が行われているのですが,時々うまくいっていないところもあるようなので,そういう方の参考になれば,ということで. 手法は基本的に http://education.mrsec.wisc.edu/nanolab/ffexp/index.html のページそのままです. 条件を変えながら予備実験を何度かやってみたところ,かなり再現性良く作れる事を確認. 必要なもの: 100 mlのビーカー(使い捨てのプラ製のものが楽) スターラー(手でかき混ぜても出来ない事は無いが,スターラーを使ってよく混ぜた方がうまくいく) 攪拌子(ビーカーの内径にかなり近いサイズの方が良い.小さすぎると攪拌
米国とブラジルという異なる大陸で飼育されている 2 匹のラット。この 2 匹の脳に微小電極とエンコーダーを取り付けてインターネット経由で接続、感覚情報をリアルタイム転送を可能にする技術が開発されたという。実験では、レバーを押すと水が出るという機械とライトが光るとレバーを押すという訓練がされているラットを使用。一方のラットがレバーを押すとその脳活動がもう一方のラットに伝えられ、離れた場所で会っても同じような行動をして水を飲んだという。脳の情報は双方向で共有されているとしている。なお、実験の成功の確率は 60 ~ 70 % 程度だという (Nature News & Comment の記事、The Guardian の記事、 本家 /. 記事、本家 SlashCloud 記事、doi:10.1038/srep01319 より) 。 開発者のデューク大学の神経科学者 Miguel Nicolel
ノルウェーのブリックスダール氷河 水の青(みずのあお)では水の本質的な色に関して解説する。 海や湖の青色は空の色の反射に加え、この水の吸収スペクトルに由来する本質的な色に起因する。 無色の水 水の色は少規模な実験室スケールにおいて無色透明と表現される[1][2]。しかしながら水色といえば淡い青色のことを指す。また、澄んだ透明度の高い海水や湖水など厚い層を成す水は、いずれも青色を呈する。さらに氷河など巨大な氷も青色を呈し、白色と表現される雪もよく観察すれば、わずかに青色を呈する。屋内の空の反射の影響が無い白いタイル張りのプールの水も、薄い青色を呈する。また、風呂桶やバケツに入った水も深さによりわずかに青色を帯びることを観察できる。 硫酸銅やメチレンブルーなどを溶解した水は溶質の可視光線の吸収に由来する青色を呈するが、純粋な水も赤色の波長領域に弱い吸収帯が存在する。すなわち、水自身が本質的にわ
CERNがヒッグス粒子と思われる新たな素粒子を発見! って実際どういう事なの?2012.07.05 14:00 ついに先日がCERN(欧州原子核研究機構)が「ヒッグス粒子(Higgs Boson)」と思われる新たな亜原子粒子を発見したと発表。これはつまり科学者たちがヒッグス粒子を発見したということなのか? 簡単な答えは「発見した」ということなのですが、実はそれほど単純な話でもないようです。 2012年7月4日がヒッグス粒子が正式に発見された日だというのは間違いではありません。CERNのロルフ・ホイヤー所長いわく「俗人として、私たちは見つけたと思う」と話しています。物理の法則に影響を与えかねない大発見の発表に関して保守的なCERNからのコメントとしては、これ以上明確になることはないでしょう。 ですが、ハウアー所長の発言の続き、「しかし科学者としての立場では、『一体何があるのだろう』と言いたい
3月28日 農業は地球の環境悪化の緩和に重要な役割を果たす フランス農学・獣医学・林学研究院 アグリニウム会長 マリオン・ギュー 氏 3月8日 近未来SF漫画で描かれるテクノロジーの未来 漫画家 山田胡瓜さん 12月28日 「世界中の望遠鏡が協力して中性子星合体を観測 ―重力波と光の同時観測『マルチメッセンジャー天文学』の幕開けは、何を意味するのか?」 理化学研究所仁科加速器研究センター 玉川 徹 氏 4月13日 《JST共催》『ひかり×ひと』-『情報ひろばサイエンスカフェ』で大学院生と中高生らが語り合う 「科学と社会」推進部 4月10日 「持続可能な食の未来へ」をテーマに「ノーベル・プライズ・ダイアログ東京2018」開催 世界中からの食の専門家が集結 「科学と社会」推進部 4月2日 《JST主催》「トップサイエンスによる社会変革への挑戦」―JSTの第2回ACCELシンポジウム開催 サイエ
約40ピコ秒、消したい過去があるみなさまに朗報です。米コーネル大が過去の出来事を消すことに成功しました! と言っても約40ピコ秒ぽっきりの間だけですけど、いやいやどうして...とんでもない快挙ですよね! 米国防省DARPA後援の研究。このクローク造成装置の詳細は今月の科学誌「Nature」に掲載となっています。 人間は、物体Aが弾き返す光を目で捉えて「Aが存在する」と認識しているわけですが、仮に物体Aに光が当たらなければ、そこにAが存在しても目で捉えることはできませんよね? そこでコーネル大研究班では上図のように、特殊なガラス光ファイバーで「タイムレンズ(time lens)」なる装置をつくり、そこにビームを通して光の流れ方を変え、Aを避けるようにしてやったのです。 と言ってもこのタイムレンズは、他のレンズのように光を物理的に曲げる(屈折させる)んじゃなく、時間に歪みを生じさせるレンズなん
VHF電磁波の地震エコー観測からふたたびM9地震が発生する可能性が高まっていることをお知らせします.2011年3月11日の 東北地方太平洋沖地震の前に8か月ほどさかのぼる2010年6月27日からえりも観測点において89.9MHzのチャンネルに地震エコーが観測 され始めました.この周波数は北海道東部中標津局の周波数ですが他の複数の観測点における監視から中標津局からの地震 エコーではないことが確認されました.同じ周波数の局は葛巻,種市,輪島,神戸などにありますが地震エコーの振幅が小さく (-100~-110dBから3-4dB上昇する)音声信号にならないのでどの局からかは不明ですが,おそらく東北地方の葛巻と種市の 可能性が強いと考えられます. この地震エコーは8ヶ月続き,2011年1月には弱くなりついに3月07日のM7.3の前震が発生後M9.0が発生しました.M7.3が前震 であることは,これに
理化学研究所(理研)とフランス国立科学研究センター(CNRS)の共同研究チームは10月12日、日本人は生後14カ月までに「abna」のような子音の連続が含まれる単語と「abuna」のような子音連続が含まれない単語の音を区別して聞き取れなくなっていることを発見したことを明らかにした。 日本人は、外国語の音の聞き分けが苦手といわれているが、その理由は個別の母音や子音の聞き分けができないだけでなく、音の組み合わせや強勢、韻律などのさまざまな要素がかかわっている。これまでの研究により、母語に含まれない母音や子音の弁別がどのように発達していくのかが徐々に明らかになってきており、乳幼児は、生後間もなくから、自分の母語にない外国語の音も聞き分けられるが、生後12カ月ごろまでにだんだんと聞き分けられなくなっていくことが知られている。しかし、音の並びの規則がどのように獲得されていくのかについては、よく分かっ
原文(投稿日:2010/07/12)へのリンク ミーティングでアイデアを理解してもらおうとするとき、どうしてみんなわかってくれないのだろうと思ったことはありませんか? 別の開発者を指導しているとき、どうしてわからないのか理解に苦しんだことはありませんか? トレーニングコースで教えているとき、どうして参加者は教材の10%程度しか学べないのだろうかと思ったことはありませんか? 非公式なメンターやコーチ、トレーナ、親であれ、私たちはみんな先生です。ところが、プロの教育者だけがこの分野のトレーニングを受けています。2年ほど前、私は面白半分で脳科学の本(Norman Doidge氏の“The Brain that Changes Itself”(邦訳: 『脳は奇跡を起こす』))を読み始めました。そして、脳科学に興味がわいてくるにつれて、どうすればその教えをアジャイルソフトウェア開発などに適用できるの
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