はじめに:学術的な問題を別の問題に摩り替えることは不可能ではない id:ululunをボコボコにしてから、『「ポスト・ヒューマンの魔術師」とは誰か? - はっはっはっは』に至るまで、学術的なコミュニケーションにおける接続可能性を重点的に説明してきた。しかし、コミュニケーションに接続可能性が必要となるのは、学術に限られたことではない。政治、経済、法、教育、芸術、マスメディア、コンフリクトなど、別のコミュニケーションでも別のコミュニケーションなりの接続可能性が必要となる。 軽く確認しておこう。厳密さを犠牲にして単純化して言ってしまえば、学術的なコミュニケーションに参入するかしないのかは自由である。ただし、参入するならば先行研究の観察など、準備すべきことは沢山ある。言及は参入と見なす。準備なき参入は容赦なく排除する。それが学術のシステム合理性だ 以前「馬鹿よけ」という言葉にしか反応できず、そのバ