数日前、とある演芸仲間が某雑誌における、松本人志へのインタビュー記事について「もっと突っ込めよ!」的な苦言を呈していた。その話を聞いて、僕は「ああ、松ちゃんを取り巻く環境って、ホントにお山の大将なのネ」と思ったとか、思わなかったとか。 そして今日、お笑いをこよなく愛する人から「某雑誌で松本人志がインタビューされてるらしいから、読んでみたら?」と言われた。実は松本人志のお笑い界における影響力について、このインタビュー記事というのは、それほど興味のないものだったのだが、そんな二人の意見に絆されて、なんとなく購入に至った。我ながら、なんともヌルイ体勢である。 ……で、一通り読んでみたけれど。まあ、なんというか、予想通り、テレビに対する愚痴で溢れかえっていた。その多くは理解できるもので、それが実に寂しい。ちなみに、話のテーマは「テレビとどう向き合うか」。以下、抜粋。太字編集は僕。 「今は、テレビは