昨年12月、沖縄本島中部で16歳未満の少女を車で誘拐して自宅に連れ去り、性的暴行を加えたとして、わいせつ目的誘拐と不同意性交の罪に問われた嘉手納基地所属の空軍兵長の男(25)の初公判が12日午後、那覇地裁で開かれ、男は「私は無実です。誘拐もしていなければレイプもしていない」と起訴内容を全面的に否認した。 起訴状によると、被告の男は昨年12月24日、本島中部の公園で少女に「寒いから、車の中で話さない(か)」などと声をかけ、車で自宅に連れ去り、室内で性的暴行を加えたとされる。
昨年から今年にかけ、沖縄県内で起きた5件の米兵による性的暴行事件で、いずれも米兵検挙などの情報が沖縄県に共有されなかったことが問題になっている。しかし、これまで論じられていない、より大きな問題は、昨年12月の事件などの加害者が米軍の主な管理対象となっている、事件・事故を起こしやすいとされてきた米兵ではないことだ。 本稿では、米軍がどのような事件・事故対策をとっているのか、どのような米兵が事件・事故を起こすのか、なぜ事件・事故は減らないのかを前後編で解説する。加えて、米軍関係者と地元住民が雑居する住居環境によって、「セオリー」から外れた犯罪が起きやすい現状を指摘する。 県議選優先でないがしろにされた被害者の権利 1997年の日米合同委員会では、在日米軍による事件・事故の情報を外務省や沖縄防衛局がアメリカ側から連絡を受けて県に伝えると定められた。だが、昨年12月の米兵による性的暴行事件を沖縄県
沖縄県内で相次いで発生した米兵による女性暴行事件について、沖縄県警の安里準刑事部長は1日、沖縄県議会の米軍基地関係特別委員会で「被害者のプライバシー保護の観点から報道発表しておらず、被疑者を検挙、送致した段階で県に情報共有していない」と述べた。
The southern islands of Okinawa host the bulk of US forces in Japan A US soldier has been charged with the kidnapping and rape of a teenage girl in Okinawa, a Japanese island chain that hosts the region's largest American military base. The case is likely to stoke the long-standing local opposition to US military presence - the islands are home to more than half of the 54,000 US soldiers serving i
沖縄県民がいかに反対しても進められる辺野古新基地建設工事に対し、沖縄県(行政)の手立ても限られていることが垣間見える記事だった。国地方係争処理委員会への申し立てや行政指導、訴訟の提起など、沖縄県は文字通りあらゆる手段を尽くしてきたのではないかと思う。 もちろん、日本政府や影響力のある議員や元政府関係者への働きかけなど、できることもあるだろう。しかしながら、沖縄の人々に目を向けると、強硬な日本政府・自公政権の態度に、中には心折れざるを得なくなった方もいるだろう。1999年の地方自治法改正で、国と地方の関係は「上下」から「対等」に転換しており、地元の頭越しに事が進むのは異常事態だ。 法律を運用する政治家や官僚はもちろんだが、日本の制度上の不備もあるのではないか。私は現在、沖縄県民投票の全国版とも言える国民発議による国民投票制度、「イニシアティブ制度」で、一定の署名集めにより全国の人々に対して問
米軍嘉手納基地所属の米空軍兵長の男(25)が、わいせつ誘拐などの罪で那覇地検に起訴された米兵少女暴行事件で、那覇地裁が被告を保釈していたことが26日、分かった。地裁は琉球新報の取材に、被告側からの保釈を認めた時期や理由について「答えられない」としている。 県によると、那覇地裁から保釈後に被告の身柄は米側に移されたと、米軍が県に説明したという。 米軍から県が受けた説明によると、起訴された3月27日以降、那覇地裁に保釈金が支払われ、保釈が認められた。被告の身柄は米側に移され、嘉手納基地内で拘束されているという。7月12日から行われる被告の公判期間中、基地内から基地外へ出ることができないよう管理するとしている。 那覇地検などによると、事件は2023年12月24日に発生した。県警が米側の捜査機関と連携して捜査し、3月11日に同容疑で書類送検した。被告の身柄は日米地位協定に基づき、米側が確保した。県
【東京】林芳正官房長官は26日午前の記者会見で、米軍嘉手納基地所属の空軍兵が少女を誘拐し、性的暴行を加えた不同意性交などの罪で起訴された事件を沖縄県側に伝えていなかった理由を問われ「捜査機関の活動内容に関わる」として答えなかった。 林氏は、公表の在り方について「慎重に判断している」と強調。
米兵の16歳未満の少女への誘拐、不同意性交の事案を受け、怒りを露わにする玉城デニー知事=25日午後5時31分、県庁 米空軍兵長の男(25)が昨年12月、沖縄県内に住む16歳未満の少女を車で自宅に連れ去り、同意なくわいせつな行為をしたとして、わいせつ誘拐、不同意性交等の罪で起訴されていたことを受け、同県の玉城デニー知事は25日、県庁で記者団の取材に対して「怒り心頭だ」と強い憤りを示した。 「基地と隣り合わせの生活を余儀なくされている県民に強い不安を与えるだけでなく、女性の尊厳を踏みにじるもので、特に被害者が未成年であることを考えれば、県民の安全に責任を持つ者としては極めて遺憾と言わざるを得ず、強い憤りを禁じ得ない」と述べ、今後情報収集を進めた上で米軍などに強く抗議をする姿勢を示した。 県内では2008年に、米海兵隊員の男が少女に対して性的な暴行を加えた事件で、被害者に対して誹謗(ひぼう)中傷
国内で2021年に発生した米軍関係者(米兵、軍属、家族)による一般刑法犯(過失運転致死傷などを除く)の起訴率が約11・3%にとどまり、約9割が不起訴となっていることが、日本平和委員会が入手した資料で明らかになりました。 全国の一般刑法犯の起訴率と比べると3分の1以下であり、米軍関係者が「優遇」されている実態が改めて浮き彫りになりました。 資料は法務省が開示した「合衆国軍隊構成員等犯罪事件人員調」。これによると、米軍関係者による一般刑法犯は、起訴9件に対し、不起訴が71件に上りました。 殺人(1件)、傷害(9件)、暴行(3件)、横領(2件)は全て不起訴でした。強制性交は11件中9件が不起訴になりました。窃盗は33件中、起訴は1件だけ。住居侵入も9件中、起訴は2件にとどまりました。一般刑法犯ではない「自動車による過失致死傷・過失運転致死傷」でも164件中138件が不起訴で、起訴率は約16%にす
米軍の犯罪・事件・事故 県警、米兵逮捕せず 「凶悪に該当しない」 中学生傷害2012年11月6日 Tweet 読谷村古堅で2日に発生した、嘉手納基地所属の米空軍兵(24)による住居侵入中学生傷害事件で、嘉手納署は5日、男を容疑者と断定し、任意で事情を聴いた。同署によると、男は現場アパートの1階にある居酒屋で酒を飲んだことは認めたが「その後のことは酔っていて覚えていない」と容疑を認めていない。同署は男が米軍の監視下にあり「逃走や証拠隠滅の恐れはない」ことや日米地位協定の運用改善で定められた起訴前の身柄引き渡しを求める「凶悪事件」に「該当しない」ことなどを理由に、男を逮捕せず、米軍側に身柄を求めない方針。 嘉手納署は引き続き任意での調べを続け、容疑が固まり次第、男を住居侵入、傷害、器物損壊の疑いで書類送検する方針。事件当日に着ていた着衣の差し押さえなども実施する。 同様の傷害事件を犯した
沖縄で米兵による強姦事件が再び起きてしまいました。 4年前に同じような事件が起きた時も、被害者バッシングの嵐が吹き荒れましたが、今回もです。 あまりにもタイミングが良すぎる沖縄の米兵強姦事件 (魚拓) ※ひどい内容なので閲覧注意 ↓4年前の事件のエントリ↓ 怒りで・・・。 沖縄の子ども達にとっての現実世界【追記あり】 被害者の非を言い立てる人達へ エントリの著者は、産経新聞九州山口版にコラムを書いている井上政典氏。 前回に引き続き、またしても産経新聞のコラムニストですよ。 なんででしょうかね。伝統芸なのか仕様なのか…。 エントリ全体にわたり批判したい部分は沢山ありますが、被害者に対する誹謗中傷の部分だけ取り上げます。 今回、オスプレイの反対運動が下火になる反面、風船を飛ばすなど抗議運動がいっそう過激になっている時に、米兵による強姦傷害事件が起きました。 あまりにもタイミングが良すぎる?(悪
布施祐仁/ Yujin Fuse @yujinfuse 02年に横須賀で米兵にレイプされ、現在アメリカで犯人を相手に裁判を起こしているフィッシャーさんと話す。いても立っても居られず、明日沖縄へ飛ぶという。こうした事件がニュースになるたびに彼女の心は痛みと悲しみと怒りでいっぱいになる。彼女の怒りは「何もしない」日本政府に向けられている。 Miho Ohtsuka @miporinmipo 沖縄の米兵「せっかく沖縄に来たんだから2〜3人レイプして帰らないと」と発言した聞きます。彼らが日本を属国、国民は奴隷と思っている事を如実に表現した言動です。過去日常茶飯事、全て泣き寝入りの歴史。この沖縄の地獄を見て、これ以上基地の存続を許すのですか。日本人が琉球に強いている地獄。
米軍の犯罪・事件・事故 憲兵隊、県警捜査阻む 米軍車両ひき逃げ2010年3月20日 事情聴取後に顔を隠して名護署を出る3等兵曹の女(右から2人目)=19日午後7時49分ごろ、名護市 名護市辺野古で発生した米軍車両ひき逃げ事件で、車両放置現場に現れた米海軍3等兵曹の女(25)について、名護署が現場で憲兵隊から「ひき逃げ事件に関係しているはずだ」と説明され、女の事情聴取を求めたが憲兵隊側が応じず、結果的に県警のひき逃げ容疑での容疑者逮捕を阻む形となっていたことが、19日分かった。県警交通指導課が事情聴取を要請したことなどを公表した。女の身柄を確保して「こちらで調べている」とする憲兵隊に対し、名護署も積極的に身柄の引き渡しを求めず、憲兵隊がそのまま米軍施設内に女を連行したが、県警は「憲兵隊の捜査は適切だった」としている。 日米地位協定に詳しい法政大学名誉教授の本間浩氏は、米軍施設以外の民間地
過去の記事 男子中学生が女装して接待/福祉法違反容疑で飲食店経営者を送検 2002年9月18日 豊見城署は18日までに、浦添市内の飲食店で女装した男子中学生をホステスとして働かせたとして浦添市当山の飲食店経営の男(32)を児童福祉法違反などの疑いで書類送検した。 調べでは飲食店経営者は今年4月初旬から6月中旬にかけ、年齢を確認せずに15歳未満の本島南部の中学3年生の男子(14)を飲食店に雇い入れ、ホステスとして客の相手をさせた疑い。同経営者は「15歳未満だということや、男だとは知らなかった」と話しているという。 同署は昨年末ごろ、管内で学校を長期休んでいた少年を補導、何度か指導している中で、今月初旬に少年が「女装して浦添市内の飲食店の面接を受け、ホステスとして働いた」と話したことから判明した。
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