25日付の米紙ニューヨーク・タイムズは日本のプロ野球球団を率いた経験を持つ米国人監督の話題を掲載し、楽天のブラウン監督の「日本の野球に新しい価値を加えることができると信じている」などとする談話を紹介した。 日本では逆シングルで捕球することがタブー視されているが、ブラウン監督は「怠惰な捕球法ではない」とし、状況に応じて逆シングルでの捕球も必要と選手に説明。成果を上げているとしている。 ロッテが今季のスローガンに掲げている「和」については、昨季まで監督を務めたバレンタイン氏と今江内野手の間にすでに存在したとし、同選手の「半人前だった自分を育て上げてくれた」の談話を掲載。大リーグを経験した日本選手が、監督になってアメリカ流も取り込んだ采配(さいはい)を振る日が来るかもしれないとしている。