広島市での新しいサッカースタジアムの建設候補地をめぐって、松井市長と湯崎知事、それに広島商工会議所の深山会頭が22日会談し、「旧広島市民球場跡地」よりも「広島みなと公園」の方が敷地の広さなどの点から優位だとして、年度内の絞り込みに向けて調整を進めていくことで一致しました。 22日の会談では、広島市や県などの担当者で作る事務レベルの作業部会が「旧広島市民球場跡地」と「広島みなと公園」の2か所を併記した有識者協議会の最終報告を受けて行った検討結果が報告されました。 このなかでは「旧市民球場跡地」について、敷地が狭く、複合施設の整備が困難なことや、原爆ドームの近くで高さの制限があり、3万人規模のスタジアムを建設するには更に掘り込む工事が必要になることが報告されました。 一方で「みなと公園」については、展示会や会議施設を併設することで年間を通じてにぎわいが生まれるとして、「旧市民球場跡地」よりも「