「ニュース」でテレビと違う切り口を追求する 挑む者たち/19 閉塞感漂う時代に「風穴」を開けようとする人々を訪ねる好評連載。今回は、オールドメディアのテレビ局社会部記者からインターネットニュース局に転じた30代男性だ。ネットニュースは地上波とどう違うのか、そしてどんな葛藤があるのか。その深層を探る。 インターネットは、マスメディアの存在理由を決定的に変えてしまった。ほんの数年前まで、長いテキストはネットには馴染(なじ)まないといわれていたが、今ではそんな指摘をする人はいなくなってしまった。短いエンタメ系の動画ならともかく、数十分単位のニュースを扱う動画など誰も見ないといわれていた。これも過去の常識になった。テキストでも、動画でも起きたことは同じだ。そして、課題もまた似通っている。 ネットはニュースへの新しい関心を掘り起こし、新しい経済圏と議論の場はできた。だが、社会の複雑さへの関心を広げる
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