「MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店」(MJ渋谷)が2023年1月31日で閉店する。11月1日、公式サイトで発表された。閉店理由は入居している東急百貨店渋谷本店(東急本店)が営業終了するため。東急本店と隣接する複合文化施設のBunkamuraは、27年度内の完成を目指して大規模な改築改修工事に入る。東急本店の跡地には地上36階・地下4階の複合施設が建てられ、小売店のほかホテルや賃貸レジデンスも入るという。ただし、この新たな施設でMJ渋谷が営業するかどうかは未定だ。 MJ渋谷が1100坪(3630平方メートル)の売り場面積で開店したのは10年9月だった。その3年前にブックファーストの旗艦店だった渋谷店(920坪)が閉店し、MJ渋谷が渋谷地区唯一の超大型店に。JRや東急、東京メトロ、京王電鉄の渋谷駅を利用する人にとっては頼りがいのある書店である。 代替店舗について公式サイトでは「候補物件の選
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