琳 @quantumspin 笠井の説、『探偵小説形式一般において、結論をひっくり返す手がかりを新たに提出することなく、そこで物語を終わらせてしまうことは、作者の恣意』をもう少し検討する。即ち、作者=神である探偵小説にて、作者が偽の手掛かりを配した真犯人を予め認識しながらも、それを覆す手掛かりを創造したとする 2015-02-21 08:11:35 琳 @quantumspin この場合、作者がねつ造した手掛かりによって、真相は掻き消されてしまう。こうなってくると確かに、メタレベルの無限階梯は不可避だろう。作者は、作者の恣意と言われないように、永久に(真相とは異なる)手掛かりをねつ造し続けなければならない。この時笠井の望む無限階梯構造はねつ造可能となる。 2015-02-21 08:20:52 琳 @quantumspin ではなぜ、笠井は作者のねつ造を前提してまで、無限階梯の切断なる作者