トリノ五輪でフィギュアスケート女子金メダルの荒川静香が25日、自ら企画したアイスショー「フレンズオンアイス」(26~28日・新横浜)の公開リハーサルに参加し、東日本大震災で被災した故郷の仙台にささげるプログラムを披露した。 震災の影響で、荒川が育った仙台市内のリンクも一部が壊れるなどの被害を受けた。荒川は同市出身の羽生(はにゅう)結弦(ゆづる)(東北高)らとともに、地元のちびっ子スケーターたちと共演。スローな曲に合わせて被災地への思いを情感たっぷりに表現し、大きな拍手を浴びた。 リハーサルには、バンクーバー五輪銅メダリストの高橋大輔(関大大学院)らも参加。高橋は新シーズンのショートプログラム用の曲を初披露し、軽快なステップで観客を沸かせていた。
東日本大震災のチャリティー演技会で華麗な演技を披露する荒川静香さん=新井義顕撮影チャリティー演技会であいさつする(右から)荒川静香、高橋大輔、羽生結弦の各選手ら=9日午後、神戸市中央区、新井義顕撮影 阪神大震災を経験した神戸から、東日本大震災の復興への願いを届けようと企画された、フィギュアスケートのチャリティー演技会が9日、神戸市内であった。2010年の世界ジュニア王者で、仙台市で被災した羽生結弦(はにゅう・ゆづる)選手(宮城・東北高)やバンクーバー五輪男子銅メダルの高橋大輔選手(関大大学院)、トリノ五輪女子金メダリストの荒川静香さんら12人が演技を披露した。 冒頭、犠牲者への黙祷(もくとう)が捧げられた。羽生選手は、練習中のリンク上で地震に遭い、一時は避難所での生活も送った。情感のこもった氷上の舞に、2700人の観客は総立ちで拍手。演技後のあいさつで16歳は、「被災地が元の姿を取り戻
東日本大震災の復興支援に向けたフィギュアスケートのチャリティー演技会が9日、神戸市で行われ、トリノ五輪金メダリストで、宮城県育ちの荒川静香さんや、バンクーバー五輪銅メダルの高橋大輔ら12人が演技を披露、募金活動も行った。 阪神大震災の被災地から勇気を届けようと兵庫県スケート連盟が主催。全員で黙とうした後、高橋が「勇気やパワーを送るため、気持ちを込めて滑りたい」とあいさつした。宮城・東北高の羽生結弦(ゆづる)が登場すると、約2700人の観客は総立ちで拍手した。 地震発生時、仙台市内で練習中だった羽生は約4日間、避難所生活を経験、「復興のめどが立っていない所もある。精いっぱい演技することで少しでも力になりたい」と語った。荒川さんも「私に出来るのは、希望に向かって進む姿を見せること」と話した。
東日本大震災チャリティー演技会の後、あいさつする高橋大輔(中央)ら=神戸市中央区で2011年4月9日、貝塚太一撮影 フィギュアスケートの東日本大震災チャリティー演技会が9日、神戸市立ポートアイランドスポーツセンターで行われ、10年バンクーバー五輪男子銅メダルの高橋大輔(関大大学院)、宮城県育ちで06年トリノ五輪女子金メダルの荒川静香(プロ)らプロ・アマのスケーター12人が出演、チャリティーオークションや募金活動を行った。 高橋によると、高橋が宮城・東北高OBの本田武史(02、03年世界選手権男子3位)らと話し合って企画。 被災地から10年世界ジュニア王者の羽生結弦(宮城・東北高)が参加。「スケートを通して少しでも多くの方に勇気を与えたい」と、復興への思いを口にした。【来住哲司】
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【義援金報告】 皆様のご協力ありがとうございました。 ・募金 合計¥12,444,309-(演技会当日¥9,773,515、振込み¥2,670,794) ・オークション 合計¥3,862,323(演技会当日¥2,954,323、振込み¥908,000) ・総合計 ¥16,306,632 この度の東日本大震災により、亡くられた方々のご冥福をお祈り申し上げ、被災された方々やご家族の皆様に心よりお見舞いを申し上げます。 16年前、同じ大震災を経験したこの神戸から、何か出来ることはないかと、地元選手達を中心に、東日本大震災の被災地域の一日も早い復興を願い、チャリティーの演技会の開催を企画することになりました。復興の街、神戸から勇気を与えるメッセージを発信する催しとなればと願っております。 【お知らせ】 義援金受付は5月19日(木)正午をもって終了致しました。 これ以降の振込は受付できませんのでご了
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