フィギュアスケートの世界選手権で得たメダルを披露する(前列左から時計回りに)羽生、トラン、高橋成、鈴木、高橋大=東京都内のホテルで2012年4月3日午後3時47分、芳賀竜也撮影 フランス・ニースで3月末にあったフィギュアスケートの世界選手権に出場した日本選手団が3日に帰国し、メダリスト5人が記者会見した。初出場で銅メダルに輝いた羽生結弦(宮城・東北高)は「自分の力(の結果)ではないなと思った。世界選手権という大きな舞台で応援の力をいただいた」と語った。 高橋成美(木下ク)マービン・トラン(カナダ)組は、ペアの日本勢として初の銅メダルを獲得。高橋成は「集中力を切らさなかったことがよかった」と分析した。自身初となる銅メダルの鈴木明子(邦和スポーツランド)は「ようやく実感がわいてきた。メダルっていいな」と笑顔。2年ぶりに表彰台となった銀メダルの高橋大輔(関大大学院)は「優勝者とはまだ差がある。次