台湾で2月に開催されたフィギュアスケートの4大陸選手権の男子シングルで、銀メダルを獲得した羽生結弦(ゆづる)選手(16)=東北高1年=が4日、県庁の村井嘉浩知事を表敬訪問し「まさか2位になれるとは思わなかった」と喜びを語った。 羽生選手は、同校の五十嵐一彌校長と阿部奈々美コーチと共に訪れた。村井知事は「表彰台に上がった羽生選手を見た時、涙がこぼれた」と祝福した。 羽生選手は知事との面談後、東北高が今春の全国選抜高校野球大会に出場することについて「野球部には仲がよい選手がいる。どこよりも練習に励んでいる。その努力に自信を持って頑張ってほしい」と話した。【三村泰揮】