JR西、4月から一部路線で間引き運転 大震災の影響2011年3月23日18時46分 印刷 Check JR西日本は23日、一部の在来線で4月2日から昼間の時間帯(午前10時〜午後5時)に限って運転本数を減らすと発表した。東日本大震災の影響で、保守用部品を調達している、茨城、福島両県の車両部品メーカーが稼働せず、4月下旬にも運行できない車両が出るため、緊急措置に踏み切った。 間引き運転される主な路線は北陸線(金沢―直江津)▽紀勢線(和歌山―御坊)▽山陰線(綾部―城崎温泉)▽山陽線(岡山―下関)などで、それぞれ通常の50〜70%の運転本数となる。4月11日からは京阪神エリアにも拡大し、大阪環状線や大和路線、おおさか東線、湖西線、山陰線(京都―園部)、奈良線の各路線で通常の55〜80%に本数を抑える。間引き運転の期間は未定だ。 調達できないのは、モーターに電流を流すカーボン製の「直流電動機ブラシ