タグ

ブックマーク / ray-fuyuki.air-nifty.com (41)

  • 未来人たちがそんなにお人よしだとは思えない - [間歇日記]世界Aの始末書

    クライオニクス(cryonics 人体冷凍保存)ってやつがありますわな。自分が死んだあとにも遺体を冷凍保存しておいて、遠い未来の科学技術で復活させてもらおうというやつだ。現代の医学では治療できない病気に冒された人を冷凍保存しておいて、未来の進んだ医学で治療してもらおうという試みも含む。『ブラック・ジャック』にもそんな話がありましたよね。「未来への贈り物」だっけか。 このクライオニクス、アメリカなどでは歴とした商売にもなっている。お金持ちは遺体をまるごと冷凍保存するわけだが、貧乏人(?)のためには、脳だけ冷凍保存するコースなどがあったりする。なにしろ未来のことだ。脳だけでも保存してあれば、記憶や人格を再構成して、なんらかの媒体にロードして“走らせる”ことが可能になっているにちがいない――と、ナイーヴに信じることができる人たちが、こういう会社と契約するのだろう。有名どころでは、SF評論家・作家

    未来人たちがそんなにお人よしだとは思えない - [間歇日記]世界Aの始末書
  • なにを「ご理解いただきたい」のか? - [間歇日記]世界Aの始末書

    五十年近くこの国で生きてきておれが学んだことのひとつに、「理解」という言葉を主にどのように用いるかで、日人はおおまかに二種類に分類できるということがある。 たとえば、「ご理解いただきたい」と口にする場合、日人の多数派は、「私はこんなにがんばっていて、私にもいろいろ事情があるのだから、事実関係は二の次にして、私の立場に身を置き、あたかも私になったかのように、私の気持ちをわかって私を許してほしい」という意味で言っている。とくに日政治家は、十中八九、こういう意味で「理解」を使う。 だが、日人の少数派(おれ自身はこちらに属するようだ)が「ご理解いただきたい」と言う場合、「2足す2は4であり、三角形の内角の和は180度であり、エネルギーは質量と光速の自乗との積で表され、虚数単位と円周率の積を指数としネイピア数を底とした冪乗に1を足すと0に等しくなる云々……という事実を把握してほしい」という

    なにを「ご理解いただきたい」のか? - [間歇日記]世界Aの始末書
  • 自然現象がしれっと起こってるだけのことを、たいそうに - [間歇日記]世界Aの始末書

    大震災の一発めの大きな地震から一か月(まだ、あと何発も来るかもしれんからね)、今回の震災で思ったことをいろいろな人々が、メディアで口にしはじめている。 面白いのは――という言葉遣いはちょっとどうかとも思うので、そうだなあ、興味深いのは、少なからぬ人たちが、津波で壊滅した現場などを見て、「超自然的な力」とか「人知を超えたなにか」とか「大きなものの意志」とか、とにかくなにやらわからんけど、そんなふうな“神”の力のようなものを感じた、あるいは、そういうものがあるのではないかと改めて考えたといった感想を述べていることである。 これがじつにおれには不可解だ。おれはそのように感じる能力をまったく欠いている。いかにものすごいことが起ころうとも、この宇宙の物理法則を超えたことが起こっているわけがなく、超自然など感じようがない。むしろ、自然現象は、おれたちの現時点での知識や能力など一顧だにせず、いかにただた

    自然現象がしれっと起こってるだけのことを、たいそうに - [間歇日記]世界Aの始末書
  • 去年やめたもの三つ - [間歇日記]世界Aの始末書

    去年は、いろいろと悪いものを三つもやめることができた。流行りの“断捨離”が実践できた。 まず、煙草をやめた。身体に悪いものを“断”ったわけだ。値上がりするのは前からわかっていたから、徐々に量を減らすようにしていたのだが、実際に値上がりした十月にすっぱりとやめた。最後に煙草を吸ったのは十月三日である。 次に、日の新聞をやめた。頭に悪いものを“捨”てたわけだ。日に存在する新聞がことごとく頭に悪いと言うつもりはないが、いわゆる五大紙なんぞは、あってもなくても同じだ。というより、あんなものを読んでいたのではアホが移る。 さらに、紙の新聞をやめた。環境に悪いものから“離”れたわけだ。日の新聞をやめるにあたって、背中を押してくれたのは、amazon電子書籍リーダーの kindle だ。海外の新聞や雑誌の電子版が紙版よりもはるかに安く定期購読できるので、便利なこと、この上ない。惚れちゃったね。

    去年やめたもの三つ - [間歇日記]世界Aの始末書
  • 喫煙をステータスシンボルに仕立て上げる税収増大作戦 - [間歇日記]世界Aの始末書

    タバコの価格が一気に倍になるやもしれんという話がいよいよ格化してきた。おれは喫煙者だが、「取りやすいところから取りやがって」という怒りは不思議なことにまったく湧いてこない。そもそも、健康に悪いと言いながらその税収がアテにされるという矛盾を内包した不思議な商品なのだ、タバコというのは。ひと箱六百円以上になるんなら、いいやめどきだ。今度ばかりはおれもやめるぞ。 いや、“やめる”というよりは、特別なときだけに「よーし、今日はマツタケをうぞ」といったのと同じノリで、「よーし、今日はタバコを吸うぞ」といった具合に吸うようになるだろう。正月の三が日くらいは吸おう、とかね。そういう意味では、おれはもう何年もマツタケを“やめている”。キャビアもやめているし、トリュフもやめている。ドンペリもロマネ・コンティもやめている。どうだ、えらいだろう。まあ、そういうものを常習していた時期がそもそもないのだが。 し

    喫煙をステータスシンボルに仕立て上げる税収増大作戦 - [間歇日記]世界Aの始末書
  • 不可逆変化 - [間歇日記]世界Aの始末書

    民主党が政権を取った。まあ、まともな議会制民主主義の国であれば、ガリガリ君の「あたり」が出るよりもずっとありふれたできごとであろうから、そう騒ぐほどのことでもない。民主党がダメダメだったら、またその都度その都度、いちばんましだと思える選択をすればよいだけの話だ。どこからも救世主など降りてこない。そして、どこからも救世主など降りてこないとみんなちゃんとわかっているらしいのだから、まだまだ日は大丈夫だなあと思う。 ただ、ひとつだけ、もはや元には戻らないことがある。「あ、気にわなかったらべつに変えてもいいんだ。何度でも変えてもいいんだ。そうか、選挙ってそのためにあったんだ!」と、一度実感してしまった日人の意識は、もうそれ以前にはけっして戻らない。この一事を以て、おれは今回の政権交代を喜ぶ。『幼年期の終り』、ばんざい! 日の戦後はようやく終わりました。形式的な真似ごとではない議会制民主主義

    不可逆変化 - [間歇日記]世界Aの始末書
  • 国民をなめとんのか、新聞! - [間歇日記]世界Aの始末書

    ▼阿刀田氏ら異議申し立てへ グーグル訴訟和解案で (asahi.com) http://www.asahi.com/culture/update/0828/TKY200908270454.html 阿刀田さんは会見で「グーグルという大きな力を前に、カマキリが鎌を構えるような勝ち目のない闘いかもしれない。でも、主張はしていかないといけない」と強調。外国のペンクラブとも連携し、和解案の問題点を米国裁判所に訴えていく考えを強調した。 Google がどうしたのという話がこのエントリーの主題ではないのだ。朝日新聞の姿勢について、あまりといえばあんまりではないかと、義憤を覚えるのである。 「カマキリが鎌を構えるような勝ち目のない闘い」って、ほんとうに短篇小説の達人がそんな不自然な言葉遣いをしたのだろうか? ええかげんにせいよ、朝日新聞。阿刀田氏は、十中八九、「蟷螂の斧」と言ったにちがいないのだ。 読

    国民をなめとんのか、新聞! - [間歇日記]世界Aの始末書
  • エンドレス選挙 - [間歇日記]世界Aの始末書

    「……そうなのか?」 「そう」 「全部、憶えているのか?」 「そう」 「ちなみに、その繰り返しとやらは、いま何回めだ?」 「……今回が、一万五千五百三十二回めに該当する」 「な――!? 長門、おまえはなにを言ってるんだ? それはマジなのか?」 「そう」 「それだけの回数、おれたちはまったく同じことを繰り返してきたってのか?」 「必ずしもそうではない。一万五千五百三十二回中、小泉進次郎が重複立候補を辞退しなかったパターンが、二千三百九十一回めと一万一千五十四回めの二回ある。また、民主党が決起集会でちゃんとした党旗を掲げたパターンが四百三十七回ある。麻生首相が核持ちこみに関するアメリカとの密約などないといけしゃあしゃあとシラを切り通したのは九千五十六回であるが、その内容は六つに分岐する……」 ――で、九月一日はついにやってこず、時間はまた、公示前日に戻るわけである。政治家はたいへんだ。いや、

    エンドレス選挙 - [間歇日記]世界Aの始末書
  • 準児童ポルノ - [間歇日記]世界Aの始末書

    おおお、な、なんといういやらしい画像だろう。こっそりあなただけにお教えしておこう。消されないうちにダウンロードすることをお勧めする。いい歳をした豊満な大人の女性が、性器を剥き出しにした全裸の二人の児童を戯れさせ、いやらしい笑みを浮かべならがそれを眺めている。この女性はそういう趣味なのだろうか。コーフンする。劣情を催す。これで二、三発は抜けそうだ。 あ、しまった。リンクを張ってしまった。おれはもしかすると近いうちに逮捕されてしまうかもしれない。もし長期間更新が途絶えたら、おれはブタ箱にぶちこまれていると思ってください。しばしのあいだ、さようなら、みなさん。

    準児童ポルノ - [間歇日記]世界Aの始末書
  • ストレス解消 - [間歇日記]世界Aの始末書

    駅のホームでチューインガムを踏んだ。ひょっとしたらフーセンガムだったのかもしれんが、何ガムであろうと知ったことではない。腹立つ。駅のホームにチューインガム(フーセンガムかもしれんが)を噛み捨てるとは、まったくどういう神経であろうか。親の顔なんか見たくない、人の顔が見たい。 おれはこういうとき、掛け値なしの殺意を覚える。哀川翔じゃないが、もし自分の子(おらんけど)がこのようなことをしていたら、半殺しにしてやろうと思う。 おれに恨みがあって、おれにチューインガム(フーセンガムでもいいが)を踏ませてやろうと企み、物陰からおれが不快な顔をするのを見てけけけと楽しむというのなら、まだ人としてその気持ちはわかる。しかし、このガムの主は、おれを狙ったわけではない。ここにチューインガム(もうチューインガムにしとこう)を噛み捨てたら、“誰か”がおそらく踏むだろうが、かまうものかと思って噛み捨てているのであ

    ストレス解消 - [間歇日記]世界Aの始末書
  • 残酷な数字のテーゼ - [間歇日記]世界Aの始末書

    ▼アニメ映画「ヱヴァンゲリヲン」 信じられない低視聴率のナゾ (J-CASTニュース) http://www.j-cast.com/2009/07/07044828.htmlテレビ系で放送されたアニメ映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」の視聴率が12.7%(関東地区)という予想外の低さになった。高視聴率を予想する向きもあっただけに、「何かの間違いだろう」といった見方も出ていた。その真相は? アニメに詳しいジャーナリストは、アニメファンのここ数年の傾向として録画してから見るという人が増え、「Gガイド・テレビ王国」のランキングでもランキングの上位にアニメが登場する事が増えたと、分析している。また、「ヱヴァンゲリヲン」の場合、小さい子供やお年寄りには馴染みが薄く、ファンは学生や社会人中心。放送時間には外出している場合が多いため、ジブリの「千と千尋の神隠し」のような視聴率にならないのは当然だ

    残酷な数字のテーゼ - [間歇日記]世界Aの始末書
  • こりゃ、いまの日本には絶対作れないものだよなあ - [間歇日記]世界Aの始末書

    ▼米連邦政府,IT支出情報の開示コーナー「IT Dashboard」と専用YouTubeチャンネルを開設 (ITpro) http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090701/332965/ 米連邦政府の最高情報責任者(CIO)であるVivek Kundra氏は米国時間2009年6月30日,政府の支出情報公開サイト「USASpending.org」内に,IT支出情報の開示コーナー「IT Dashboard」(ベータ版)を新設したと発表した。またビデオ共有サイト「YouTube」内に専用チャンネル「USAspending」も設けた。 IT Dashboardでは,国防総省(DOD)や国土安全保障省(DHS),保健社会福祉省(HHS)といった組織におけるIT支出状況や投資プロジェクトの件数などをグラフ形式で示す。全体的な状況に加え,組織ごとの支出や

    こりゃ、いまの日本には絶対作れないものだよなあ - [間歇日記]世界Aの始末書
  • 退化してるよね、あきらかに - [間歇日記]世界Aの始末書

    ▼117億投じる「国営マンガ喫茶」 なぜ「お台場」に建設なのか (J-CASTニュース) http://www.j-cast.com/2009/05/11040891.html 15兆円規模にものぼる補正予算の審議がヤマ場を迎えるなか、その内訳について、野党から批判の声があがっている。特に問題視されたのが、117億円の予算が付けられている「国立メディア芸術総合センター(仮称)」なる施設。お台場が有力な建設予定地とされているのだが、「アキバ文化」に詳しいジャーナリストからは、「秋葉原や『アニメのまち』杉並区などを無視する形のうえ、いきなり『ハコモノ』を作っても上手くいかないのでは」と、疑問の声があがっている。 おれはマンガもアニメも嫌いじゃないし、どっちかというと好きなほうだが、これを「国営マンガ喫茶」と呼ぶのはいささか言いすぎだと思う。マンガ喫茶に失礼である。そこいらのマンガ喫茶ほど流行る

    退化してるよね、あきらかに - [間歇日記]世界Aの始末書
  • パンデミックあげるよ - [間歇日記]世界Aの始末書

    去年の正月に「パンデミックあげるよ」などとほざいていたら、ほんとにこんな事態になってしまった。 現時点での情報ではウイルスの毒性のほどはよくわからないが、先進諸国では感染者の死者はまだないようだから、人から人へ感染しているうちに、もっと高い毒性や抗ウイルス薬に対する耐性を獲得する方向へ変異しないかぎり、少なくとも現状では、やたら怖れるほどのことでもないようだ。とはいえ、まだメキシコでの多数の死者が国情によるものなのかウイルスの毒性によるものなのかもはっきりとは発表されていないような状況だから、大事を取るには越したことはないだろう。状況は依然として、怖がりすぎてもいけないが、侮りすぎてもいけないというところのようだ。 とかいいながら、替え歌ができちゃったものはしようがないので、書かずにはいられない。ことによると、おれがこのインフルエンザに罹ってくたばるかもしれないのだが、そのときはこの歌を出

    パンデミックあげるよ - [間歇日記]世界Aの始末書
  • もしおれがすでに狂っていたとしたらごめんなさい - [間歇日記]世界Aの始末書

    酒を飲んでいると、ふとわれに返ることがある。酔って“われに返る”というのも妙だが、正直、ほんとにそういう感じなのだ。ここ一、二か月を酔って冷静にふりかえってみると、冗談としか思えないようなことばかりが立て続けに起こる。ごちゃごちゃ言うからややこしくなるので、端的に箇条書きにしてみたとしようや── ・国が金をくれはじめた。 ・政府が勝手に金を刷って配れば景気がよくなると、いろんな人が言っている。 ・言っていたやつの一人は、置き引きで書類送検された。 ・大臣がへべれけになって会見した。 ・誰でもやってるようなことで最大野党代表の秘書がいきなり逮捕された。 ・隣国がミサイルを撃ってくると大騒ぎした。 ・二十四年前に川に投げ込まれて以来行方不明だったおじさんが戻ってきた。 ・アイドルが酔って脱いで騒いで逮捕され家宅捜索された。ミサイルと同じくらい騒いだ。 ・怖い病気が世界的に流行しそうになっている

    もしおれがすでに狂っていたとしたらごめんなさい - [間歇日記]世界Aの始末書
  • 日本沈没、さよならジュピター - [間歇日記]世界Aの始末書

    北朝鮮がロケット(ミサイル?)を打ち上げたと政府が誤報を流してしまったことに関して、やたらマスコミが「こんなことで国民を守れるのか」といった論調で批判的な報道をしているが、そりゃあちょっと政府がかわいそうだよ。日の政府や防衛省に国土や国民が守れるわけがないことは周知の事実でしょうが。というか、おれたちが、おれたちの一票を以て、そういう政府や防衛体制を作ってきたのだから、今回のことで政府を非難するのは、天に唾しているようなものだ。おれたちは、自国の国土や国民を、自国の力で物理的な脅威から守ることから目を背け、放棄してきたのだから、こういうことに直面してにわかに政府を非難するのはいかがなものかと思う。自国の力で自国を守れなくてもいいという覚悟を前提にしておれたちはやってきているはずであって、マスコミもそういう世論をいままで作ってきたはずだ。いまさら、どの口が「政府は国民を守れるのか」などとほ

    日本沈没、さよならジュピター - [間歇日記]世界Aの始末書
  • あくまで人工衛星ですから - [間歇日記]世界Aの始末書

  • “ついこのあいだ”のできごと - [間歇日記]世界Aの始末書

    おれが生まれたのは1962年であるから、おれが十歳のころは1972年である。そのころの大人が広島・長崎に原爆が投下されたことやら、マッカーサーがコーンパイプを咥えてわが国土に降り立ったことやらを思い返す感覚は、いまのおれが二十七年前を思い返す感覚と、まあだいたい同じようなものだったのだろう。 そう思って、1982年にはどんなことが起こっていたのだっけなと調べてみて、おれは愕然とした。 そうか、おれが十歳のころの大人たちは、いまのおれがホテルニュージャパンの火災やら日航空の逆噴射墜落事故やら『笑っていいとも!』放送開始やらPC-9801初代機発売やらを思い返すのと同じような感覚で、アメリカ戦争をしていたころを思い返していたわけなのだな。なんだかとても不思議な感じだ。ニュージャパンやら逆噴射やらは、つい昨日のことのようなのだがなあ。こういうふうに感じるということは、おれもずいぶんと歳を取っ

    “ついこのあいだ”のできごと - [間歇日記]世界Aの始末書
  • 「クルトガ」を買ってみた - [間歇日記]世界Aの始末書

  • 『かんなぎ (1)~(6)』(武梨えり/REX COMICS) - [間歇日記]世界Aの始末書

    テレビアニメが回を重ねるごとにおれのツボにハマってくるものだから、原作でもあんな好き放題の悪ふざけをやっておるのか確認したくなり、既刊六巻を一気読みしてみた。まだ完結してない(のだが、なにやら作者体調不良のため長期休載に入ったとのこと)。 うう~む。アニメのほうが遊びが多いが、基的には、非常に原作に忠実であることがわかった。面白いじゃん。妾はこういうのは好きじゃ。妾は雑誌でほとんどマンガを読まぬ単行一気買いタイプのマンガ読者なものじゃから、このような奇ッ怪なコメディーがアニメ化されるほどまでに人気を博しておったとは、神ならぬ身の知る由もなかったのじゃ。土曜のど夜中にだしぬけに威勢のいいアイドル歌謡がはじまったので、ななななにごとかとテレビを“二度見”したところ、「シリーズ構成:倉田英之」というクレジットが出たもんだから、あ、これはひょっとして妾が観なければならぬ作品かもしれぬと毎回観て

    『かんなぎ (1)~(6)』(武梨えり/REX COMICS) - [間歇日記]世界Aの始末書