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ブックマーク / hsyf610muto.seesaa.net (9)

  • 岡田氏への論評について: 武藤文雄のサッカー講釈

    稿は、サッカーライト層に対して読むに耐えない文章で金を稼ぐ事を生業としている人に向けて書いたものではない。彼らは別にサッカーを好きな訳でも何でもなく、うための手段として使っている。それはそれで、日サッカーを広げるためには必要悪として存在するのだ。これらの必要悪については、我々は別に対策を打つ必要があろうが、難しい問題だ。 稿はそうではない心あるサッカー人に対して、書かせていただいたものである。 大会前に岡田氏を批判していた人達が、今でも岡田氏に文句ばかりを言うのは美しくない。 もちろん、結果が悪くなかったとは言え、それだけで、監督の評価をするのはよくない。悪くない結果を残してくれた監督だとしても、是々非々で論評するのはとても大切だ。 しかし、大会前にさんざん岡田氏に文句を言っていた以上は、「恐れ入りました」とか「ごめんなさい」くらいは、1回ハッキリ言ってもバチは当たらんだろうと言

    MASASCIANTE
    MASASCIANTE 2010/07/05
    岡田に「恐れ入りました」とは思わないけど選手に対しては思う、特に中澤に対して。
  • とにかく几帳面に守れ: 武藤文雄のサッカー講釈

    昨日はさすがにへこんだ。 心あるサポータ仲間が「解任すべきなのでは」と嘆いていた。気持ちはわかるが、サッカーと言うものは監督を代えれば事態が改善されるとは限らない。全く強化期間もとれない現状で、世界中のどの妖術師が強化に成功してくれる事か。これは、オシム爺さんが突然倒れた以降、常に考えていた事だ。岡田氏には非常に失礼な言い方になるが、世界に岡田氏よりすぐれた監督は多数いるだろう。しかし、オシム爺さんが倒れた時点で、岡田氏よりも成功し得る監督を見つけ出すことは至難の技だったのだ。そして、岡田氏は以降着々とチーム力を積み上げて来た。確かにこの4連戦はひどい内容もあったし、昨日の結果は許容し難い。しかし、シーズン序盤の体調整わない大会で、昨秋までの氏の実績が消えるものではない。 岡田氏への批判は色々挙げられている。「欧州、南米で経験のある監督がよい」、「もう少しオーソドックスなサッカーを」、「コ

    MASASCIANTE
    MASASCIANTE 2010/02/16
    「岡田氏への信頼」以外は同感、特に内田と長友の不出来。
  • トリニータ経営絶望問題3: 武藤文雄のサッカー講釈

    トリニータに対し、J当局が2億5千万円の追加融資を決定したと言う。 Jリーグサイドから見れば、「仕方のない結論」だと思う。現実的に、追加融資をしなければトリニータがトップクラブとしての活動を継続できなくなる事はどうやら間違いない事態のようだったからだ。もしそうなれば、何よりサッカー界は非常に大きな痛手をこうむる。今までトッププロのサッカーがあった街から、それがなくなってしまう状況の被害は想像できないくらい大きなものだ。加えて、言うまでもなく、既に融資した3億5千万円の回収が絶望的になるのみならず、既にトリニータが来期(この3月に開幕するシーズンを来期と呼ぶ)に向けて契約した全選手が路頭に迷う事になる。 一方、融資をするにあたってのリスクは追加の融資の回収失敗(と金利収入減少)だが、これは今後の経営指導でそのリスクはある程度は減らせるはずだ。上記した悪夢的な状況と比較すると、「仕方のない結論

  • 悔しい完敗: 武藤文雄のサッカー講釈

    まあ、このくらいはできるだろうと期待し、このくらいの差はあるかなと覚悟していたそのものの内容だった。そう考えると、何とも腹が立つ試合ではあった。 ファン・ペルシーの正確なトラップ、スナイデルの中澤に対する間合いの巧さ。シュートの直前のボール扱いの違いを如実に見せられた2発。世界のトップレベルとの個人能力差と言ってしまえばそれまでだが、 そして、悔しくて仕方がないが、「色々な問題が顕在化したのだから、よかった」と言うべきなのかもしれない。 この日のポイントは、簡単に2点目を奪われた事につきる(もちろんスナイデルの個人技はすばらしかったのだが)。 相手は世界屈指の強国。運動量と徹底した中盤戦で互角に近い戦いに成功したとしても、僅かな隙でやられるのは仕方がない。そして、強い相手と戦う時に、失点直後に丁寧に戦うのはセオリーではないか。それなのに、1点目の失点直後にあのように前掛りになるとは、どうい

    MASASCIANTE
    MASASCIANTE 2009/09/06
    「テンポを落とせる憲剛に代えて「持ち出し」が武器の興梠を投入した岡田氏の采配ミスが致命的だった。同様に、無理な前掛りを選択した俊輔と遠藤の両ベテランにも失望」
  • 中田英寿氏のビジネス: 武藤文雄のサッカー講釈

    いささか旧聞だが、中田英寿氏が出身地甲府で行った花相撲について。 読売新聞の山梨版にこの試合の準備のギクシャクが記載された。地方版の記事配信で、甲府市長兼山梨県サッカー協会会長、同協会専務理事らその地方の著名人が実名で出ているだけに、ある程度は信頼してよい記事だと考えられる。 この文章を含めた各種報道を読む限り、おおむね以下の顛末のようだ。 商品としての中田氏の肖像や行動を用いてビジネスを行っているサニーサイドアップ(中田氏も役員として経営に参画)が、中田氏の故郷で行われる信玄公祭りとタイアップしたサッカー試合と言うビジネスを企画。それに甲府市長(繰り返すが、兼山梨県サッカー協会会長)が乗ったと言う事だろう。 しかし、当然ながら、日協会(シーズンの真っ最中の花相撲に否定的)とヴァンフォーレ(Jリーグ翌日に2軍とは言え花相撲の相手をして良い事はキャッシュインを除くと全くない、そのキャッシュ

    MASASCIANTE
    MASASCIANTE 2009/04/22
    「私が一番がっかりしたのは、中田氏が首に分厚いネックレスを巻いてプレイしていた事」…やっとまともなツッコミが入った。
  • 大迫勇也対ゴール裏のカメラマン: 武藤文雄のサッカー講釈

    4月14日付発売のエルゴラッソの一面が実に面白かった。 大迫勇也のJ初得点(もっとも既にACLで既に2得点しているが)時の写真が掲載されている。その写真には大迫の美しいインステップキックのバックスイングが写っている。けれども、全く焦点は合っていない。焦点は、後方で大迫に対し両手を広げリターンパスを大声で要求している小笠原にピタリ。 あの場面、ペナルティエリア内で好パスを受けた大迫は、マークに付いていた羽生、カバーに入った佐原の2人を打ち破って(もちろん技巧でこの2人を「抜いた」のだが、そこでのボディバランスが絶妙だったので「抜いた」と言うよりは「打ち破る」と言う言葉を用いたい)、二アサイドに強シュートを決めた。ボールを受ける位置取り、その後の抜群のボディバランス、冷静で強いシュート。見事な得点だった。 なるほど、最初に大迫がボールを受けた場所はFC東京ゴールにほど近いものの、マークも付かれ

  • 謹賀新年2009 -素晴らしい試合での年初に満足-: 武藤文雄のサッカー講釈

    あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。正月はゆっくりさせていただきました。今年の講釈は少々時間遅れとなりましたが、あの素晴らしかった天皇杯決勝からスタートします。 新年早々、素晴らしい試合で見ることで1年をスタートできる幸せを感じさせていただいた。 レイソルは、立ち上がりこそ、ガンバ守備ラインの後方をうまく突いて好機を作った。しかし、元々最近のレイソルは、後半フランサ、李忠成を時間差投入してからが勝負なので、前半は無理をしない。一方のガンバはスローテンポに短いパスを回しボール保持時間を長いが、連戦続きで疲労過多、後方からの追い越しも少なく好機は作れない。結果的に静かな前半だった。 西野氏はユナイテッド戦以降ずっと同じスタメンで戦ってきたが、この日は播戸を外しルーカスをトップに戻し、寺田を起用した。中盤は橋来のボランチに起用し明神と並べ、負傷が心配されスタメン回避

    MASASCIANTE
    MASASCIANTE 2009/01/05
    最近、ガンバが絡む試合は面白くてしょうがない。
  • 水本移籍問題: 武藤文雄のサッカー講釈

    まずは建前論を。 出場機会に恵まれない選手がいて、規定通りの移籍金と違約金を支払って引き取る意志のあるチームがいて、その選手が所属チーム首脳と話し合ったところ移籍した方がメリットありと考えた、と言う事のようだ。そう考えれば、ごく普通とは言い難いが、ルールに則った移籍劇である。 選手を失うチームにとっては体制の見直しが必要だろうが、控え選手がいなくなっただけだし、大量の現金が入るのだから、それほどの実害はない。能動的に人が「よりよいと判断した」経歴を選択したのだから、その意思決定は尊重されるべきだろうし、他人がどうこう言う話ではない。 建前的にはそれだけの事だ。 しかし、野次馬から見て、建前論だけでは語れない事態だな、これは。 ガンバの昨期のCBは山口とシジクレイ。2人とも非常によい選手だがスピードには難があり、中盤の明神を飛ばされたロングボールを入れられて対処に苦労する事は、ガンバの数少

  • 幻の2トップ: 武藤文雄のサッカー講釈

    小倉隆史を初めて見たのは、91-92年シーズンの高校選手権だった。小倉率いる四日市中央工は、決勝で帝京と相見えた。試合前は四中工優位と予想されたが、前半CKから松波正信に決められ先制を許す。後半半ばに追いつくも、その後阿部敏之のパスから再び松波に決められる。それでも終了間際に中田一三のFKから小倉がダイビングヘッドを決め延長戦に。延長は後方から攻め上がる中西永輔と小倉の強引なドリブル突破を軸に、四中工が猛攻を仕掛けるが、帝京は丸山良明、小峯隆幸らを軸に守り切り、両校優勝となった。試合後、喜ぶ帝京の選手達と対照的に、単独優勝を逸した悔しさからブスッとした表情の小倉が印象的だった(全くの余談だが、この決勝戦には随分ベガルタ所属の選手が出ていたな)。 180cmを超える長身ながら、技巧的なドリブル、強く精度の高い左足キック、パスのタイミングの良さ、ゴール前でのアプローチの巧さ、過去の日サッカー

    MASASCIANTE
    MASASCIANTE 2008/02/03
    蘇るなぁ…。
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