「これ以上の性能は必要なのか」とは、新しいCPUが登場するたびに聞こえてくる意見だ。しかし、インテル代表取締役社長の吉田和正氏は、Core i7の発表会冒頭で、「その特徴をひとことでいうならば、その“性能”です」といいきる。 ここまで進化してもまだ性能が必要なのか、という疑問に対して、吉田氏は、「インターネットで提供されるリッチなコンテンツを、より快適に、よりスムーズに利用したいというニーズはなくならない」とその理由を述べるとともに、高い性能と優れた電力効率を実現する新しいアーキテクチャを投入していくと説明した。 吉田氏は、ユーザーが高性能を求める理由として「いまや、PCを使って1つのことだけをやっている人はいない。 何かをしながら、ほかのアプリケーションやサービスが動いているのがごく当たり前に行われている」とマルチタスクの使い方が一般的になったことも取り上げている。また、Core i7の