ネット上の「無料」をうたうサイトや口コミサイトのサクラ行為などについて、消費者庁が景品表示法上問題になる例と留意点をまとめ、公表した。 「完全無料でゲームプレイ可能」(しかしアイテムを購入しないと先に進められない)、「さすが△□地鶏、とても美味でした」(実は飲食店自ら書き込んだ口コミで、△□地鶏は使っていなかった)──消費者庁は10月28日、ネット上の「無料」をうたうサイトや口コミサイトのサクラ行為などについて、景品表示法上問題になる例と留意点をまとめ、公表した。 オンラインゲームで多い「無料」をうたうサービスなどの場合、「無料」をことさらに強調することで「付加的なサービスも含め無料で利用できるとの誤認させる場合には、景表法上の不当表示として問題になる」と指摘。事業者に対し、無料で利用できるサービスの具体的な内容と範囲を明確に表示するよう求めている。 問題になる例として、「完全無料」をうた
![「完全無料!」が実は──消費者庁、「無料」サイトや口コミのサクラで問題になる場合を例示](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d9908f9f08fb1543326848f69873edd22793e448/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fnews%2Farticles%2F1110%2F28%2Fl_sk_caa_01.jpg)