この時期になると、一昔前は雑誌でよく心霊写真特集等をやっていましたね。私もよく怖がりながら見ていました。 その後、私は写真を始めて10万枚近い数の写真を撮影してきていますが、自分が撮影した写真で「これぞ正真正銘の心霊写真!」と思える写真は、今まで一回も撮れたことがありません。 子供の頃、心霊写真と思っていたものの多くは、実は写真の技術面でほとんど説明できるものでした。 世の中の心霊写真の中には、もしかしたら意図的に作られるものもあるかもしれません。実際に意図的に心霊写真を作るためには、昔なら多重露光や二重焼き等、写真の知識が必要でしたが、デジタルの時代になって、今ややろうと思えば何でも出来てしまいます。 したがって、ここでは意図的なケースは割愛させていただき、意図せずにあたかも心霊写真のように写ってしまうのは何故かを考えてみたいと思います。 原因を大きく分けると、次のように分類されるのでは