連載・佐藤信夫コーチの「教え、教えられ」(7) 選手として、そして指導者として長年にわたり日本のフィギュアスケート界を牽引し、国際スケート連盟の殿堂入りも果たしている佐藤信夫氏。コーチ歴50年。75歳になった現在も、毎日リンクに立ち、フィギュアスケートを教え続けている。 【写真】アイスショー『ファンタジーオンアイス2017 新潟』 演技写真はこちら> その佐藤コーチが、今回はスパイラルについて語ってくれた。 フィギュアスケートでは、ターンなどのエッジワークを含めたいろいろな動きのすべてをムーブズ・イン・ザ・フィールドといいます。今回テーマとして取り上げるスパイラルはそのうちのひとつで、フリーレッグがヒップラインよりも上にあると定義されます。一番分かりやすいポジションは、アルファベットのT字型になって滑る姿です。 スパイラルとは「渦巻き」という意味です。スピードをつけて滑っても、同じ
早くも終盤を迎える今年の大卒の就活だが、近年、早慶上智に代表されるような、いわゆる有名大の女子学生が一般職を希望する動きが注目されている。かつては一般職といえば、総合職の男性をサポートし、寿退社を目指すような位置付けで、短大や高卒の女性が多く目指すポジションだった。 【画像】就活生や20代の高学歴女性が、一般職を目指す風潮がある。 男女雇用機会均等法から30年以上を経て、女性の総合職採用も当たり前になり、国を挙げて女性活躍が叫ばれている。働く女性には追い風のような時代に、高学歴女子があえて一般職を目指すのはなぜなのか。彼女たちの本音に迫る。 「正社員として一生、働き続けたいからこそ、一般職を受けています」 上智大法学部4年の女性(21)は、政府系金融機関や証券会社の一般職、法律事務所の秘書職に絞って、就職活動をしてきた。 最優先する条件は「転勤がないこと」だ。 「結婚して子どもを産ん
新横綱・稀勢の里のみごとな逆転劇で、おおいに盛り上がった今年の大相撲春場所。その13日目(3月23日)、現役最古参、46歳になるというひとりの力士が、静かに土俵に別れを告げた。 【この記事のすべての写真を見る】 力士の名は、『北斗龍』。 この日、花道では所属する相撲部屋の後輩らが花束を持って出迎え、31年にわたる土俵人生最後の日をねぎらった。 翌24日、スポーツ新聞各紙は、自社サイトを中心に『現役最古参46歳力士引退(スポーツ報知)』『46歳の北斗龍ら8人が土俵去る(日刊スポーツ)』などの見出しで報道。 『スポーツ報知』は、北斗龍のこんな言葉を伝えている。 《疲れたね。悔いなくやろうと思ったんですよ。31年の土俵人生? 長いねえ、この世界しかしらないからね》 北斗龍の引退時の番付は、『東序の口十三枚目』。いわば最下位で相撲人生を終えたことになる。強さで人を魅了する力士だったとは、
NHKで放送中の大河ドラマ『おんな城主 直虎』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)に柳楽優弥演じる龍雲丸率いる一党の一味、力也役で出演する新日本プロレス所属のプロレスラー、真壁刀義。IWGPヘビー級王座など数々のタイトル獲得歴を誇りながら、最近では「スイーツ真壁」としてバラエティー番組で全く違う顔も見せる。その多面性にピンときたプロデューサー陣が真壁を抜てき。大河ドラマは初出演となる。“大河俳優・真壁”はどのように誕生したのか。インタビューは約1時間、真壁がほぼしゃべりっぱなしだった。 【写真】柳楽優弥演じる龍雲丸とその一味 ■大河ドラマのオファーに「ビビリました」 ――出演オファーを受けた時のことを覚えていますか? 【真壁】マネージャーが「大河の撮影入りました」と言ってきたので、「え? 何言ってるの? そんなことあるわけないだろう?」と、2度聞き返しました。「本当です」「そうか本当か。
お笑いタレント・はなわ(40)が28日、都内で13年ぶりとなるシングル「お義父さん」(24日発売)のリリース記念イベントを開いた。イベント終了後の囲み取材では妻・智子さんが2歳のときから音信不通だった義父と同曲がきっかけで初対面したことを明かした。 【写真】はなわ、奥様&3人息子との家族ショット 昨年3月の智子さんの誕生日にサプライズプレゼントした「お義父さん」は、義理の父に宛てたメッセージソング。今年3月にYouTubeで公開した直後から「泣ける!」と大きな話題になり、「伝説の男~ビバ・ガッツ~」以来、13年ぶりのシングルとして発売されることとなった。 最後に「孫を見に来ませんか」と呼びかけるのが印象的な曲とあって、囲み取材では実際に会えたのかという質問が飛んだ。はなわは「実は(サプライズの)1週間前に親戚から『お父さんが末期がんで、智子に会いたがっている』と連絡が来た。うちの嫁も悩
昨年、声優生活30周年を迎えた高山みなみさん。「魔女の宅急便」のキキ、「忍たま乱太郎」の乱太郎など数多くのキャラクターに命を吹き込んできました。 【画像】「映画ドラえもん」新ポスターが超カッコよくて大人もぐっとくる 起用の理由は? そんな高山さんの代名詞と言えるのが「名探偵コナン」シリーズの江戸川コナン。1996年のTVアニメスタートからこれまで、20年以上にわたり寄り添ってきました。 毎年GWに公開している劇場版作品も2017年「から紅の恋歌(ラブレター)」で21作目。累計動員数450万人、興行収入58億円を超え(5月14日時点)、シリーズ最大ヒットとなった昨年の「純黒の悪夢(ナイトメア)」の63億円を超える勢いで動員を伸ばしています。 20年かけて名実ともに国民的アニメに成長し、今なおファンの裾野を広げる「名探偵コナン」。一番間近で見てきた高山さんにとって「コナン」はどんな存在か、声優
(CNN) スマートフォンやタブレットなどのモバイル機器で乳幼児を遊ばせるほど、言葉の発達は遅れる可能性がある――。カナダの研究者が4日、小児科学会でそんな調査結果を発表した。 発表を行ったカナダ・トロント大学の研究者によると、生後6カ月~2歳の乳幼児は、スマートフォンやタブレット、携帯ゲーム機などで遊ぶ時間が長いほど、言葉の発達が遅れる可能性が大きくなることが分かったという。 モバイル機器とコミュニケーション能力の発達の関係を調べた調査は初めてではないかとしている。 研究チームは乳幼児約900人について、保護者からの聞き取りで生後18カ月の時点でのモバイル機器の使用時間を調べ、表現力や使える単語数といった言葉の発達の程度と比較した。 その結果、乳幼児の20%が1日当たり平均で28分、モバイル機器を使用していることが判明。1日当たりの使用時間が30分増えるごとに、音声や言葉を使った
かつては珍しがられた「外国人タレント」も今や当たり前になっている。入れ替わりの激しい中、30年の長きにわたって活躍し続けているのがデーブ・スペクターだ。『サンデー・ジャポン』(TBS)や『とくダネ!』(フジテレビ)といったワイドショーのコメンテーターとしてもおなじみだ。そんなデーブの「オンリーワン」な魅力とは?
メディアの信頼性が下がり続けている。フェイクニュース(偽ニュース)や不正確な情報が、インターネットで急拡散する時代。私たちは何を信じ、どう対応すべきか。池上彰さんに聞いた。【BuzzFeed Japan / 古田大輔】 NHK記者からキャスターを経てフリーランスとなり、新聞や雑誌で多数の連載を持つ池上さんは、テレビから紙媒体まで日本メディアを深く知る。 私は朝日新聞記者を経て、アメリカ発祥のネットメディアBuzzFeedに移り、紙とネット、日本とアメリカのメディアの違いを肌で感じてきた。 対照的なキャリアだが、問題意識は一致する。正確なニュースを報じ、民主主義社会のインフラとなるべき報道機関が信用されなくなっていることに、どう対応すべきか、という問題だ。 結論から言うと、池上さんの見通しは楽観的なものではなかった。だが、希望も見出していた。私もその意見の多くに同感だった。 対話に近いインタ
フィギュアスケートの浅田真央(25)=中京大=が12日、都内で寝具メーカー「エアウィーヴ」の新商品発表会に出席し、公の場では初めて18年平昌五輪までの現役続行を明言した。 【写真】必見!浅田真央ピンクの袴姿 「時の流れに身を任せたい」 キュートなピンクのワンピース姿で登壇した真央は「今は何があっても最後までやりきるという強い気持ちがある。五輪に2回出てきて、選手としての最高の舞台。もう1度出たいという気持ちがある。それが私の最終目標となる」と話した。その上でまずは五輪プレシーズンとなる来季に向けて「シーズンを終えて、次の目標が見つかったので、もうスタートしていかないといけない。次に向かって、また来季頑張りたい」と、意気込んだ。 真央は14年ソチ五輪後、1年間の休養を経て、昨季から競技に復帰。復帰当初は平昌五輪については「今は考えていない」と話していた。復帰後、GP初優勝を果たした昨年1
歌手や俳優として幅広く活躍した安岡力也さんは、肝臓がんを患い、2012年に65歳で他界しました。父の命を救おうと、生体肝移植で自らの肝臓を提供した長男の力斗さん(29)は、「当時の決断は、今も全く後悔していません」と振り返ります。 加藤茶さん 「このまま死んじゃうのかなあ」…還暦過ぎ、10時間の大手術 ◇05年がん発見 「力斗、パパに君の肝臓を3分の1、くれないか」。父にそう言われたのは、10年夏のことでした。 180センチ、100キロを超える巨漢で、若いときは誰よりも丈夫だった父ですが、実は02年ごろからは闘病続きでした。肝臓に水がたまる病気で肝機能が低下し、大好きだった酒も禁じられました。 05年には肝臓に小さながんが見つかり、腹腔(ふくくう)鏡手術で取り除きました。その後も、小さながんが見つかるたびに、手術を繰り返しました。 父は母と離婚しており、当時は私と2人暮らし。病気の
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く