2011年3月11日午後2時46分、東北・関東地方を中心に巨大な地震が襲った。宮城、岩手、福島などの東北地方広域の社会インフラは寸断し、電気、水道、ガス、公共交通、道路、通信などの復旧の目処がたたないほど壊滅的な状態となりました。 特に、重要なライフラインである携帯・固定電話の両通信インフラには、大きな被害を受け、東北地域では一切通信ができない地域が続出した。被災現地での通信需要に加え、全国から被災地に集まる安否を確認する通話、さらに交通機関が混乱して帰宅困難になった首都圏の通信需要が急増し、携帯電話回線の完全停止を防ぐために最大90%の通信規制が実施されました。 こういった状況下の中で力を発揮したのが、インターネットだった。インターネットは、米国国防総省による軍事用のネットワークとして始め戦争時にも落ちにくいネットワークとして設計されていたため、被害を受けた故障箇所を迂回し、データのやり
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