これはまたユニークな本です。バッサー大学のジョン・ロング教授が書かれた、「進化するロボット」についての本'Darwin's Devices: What Evolving Robots Can Teach Us About the History of Life and the Future of Technology'をご紹介しましょう。 ロング教授の専門は生物学。生物学の教授がなぜロボットを――という疑問がまっさきに浮かびますが、進化を模して形質を変化・次世代に引き継ぐことが可能なロボットを作成し、それを通じて進化の謎を探っているとのこと。また進化はしないものの、古代生物の特徴を模したロボットを作成し、その動きを観察して生態を推測するという研究も行っています。テレビ番組に協力して、1億5000万年前に生息していた巨大な肉食海獣「プレデターX」の狩りの様子を考察する、なんてこともされていま
![【書評】進化するロボットが進化の謎を解く――'Darwin’s Devices':シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5df1905a89f2bfb0f5c3610bea4249194409600c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fblogs.itmedia.co.jp%2Fmt-static%2Fsupport%2Fassets_c%2Fuserpics%2Fuserpic-47-100x100.png)