日本マイクロソフトは6月20日、東京・豊島区の千川中学校において、タブレット型PCなどICTを利用して授業をする様子を記者に紹介する公開授業を開催した。豊島区教育委員会やPCを提供するレノボ・ジャパンも協力。授業では、中学生がタブレットPCを使いこなし、化学物質の反応の様子を調べる実験をした。集中力のなかった生徒が積極的に学習に取り組むなど、成果が上がったという。 取り組みに参加した教育機関は、豊島区教育委員会および千川中学校。さらに東京大学も加わり、講義のノウハウを伝えた。運営面では日本マイクロソフトがクラウドサービスや専門家の派遣支援を、レノボ・ジャパンがタブレットPC40台を提供するなど産官学が協力している。 公開授業に先立ち、豊島区教育長の三田一則氏と千川中学の小林豊茂校長が取り組みの意図について「21世紀型スキル」の育成を目指していると説明。 東京大学 大学院情報学環准教授の山内