宇都宮飛行場南側の誘導路に停止している白色の双発機。米軍が攻撃し双発機に向かう銃弾が赤く映っていた=1945年2月17日(豊の国宇佐市塾提供) 太平洋戦争の資料を収集、解析している大分県宇佐市の市民団体「豊の国宇佐市塾」が16日までに、米軍機が宇都宮市の陸軍宇都宮飛行場を空襲した映像を新たに報道陣に公開した。米国立公文書館から映像を入手し解析した。同飛行場への空襲を巡っては、団体はこれまで1945年7月30日の映像を公開、今回は同年2月17日の空襲の様子が撮影されている。戦後79年を迎え戦禍の記憶の継承が課題となる中、貴重な資料といえそうだ。 団体によると、映像はカラー2点とモノクロ1点の計3点で計34秒。いずれも上空からで米軍機に装備された「ガンカメラ」で撮影したとみられる。 同飛行場は現在の作新学院大や宇都宮市清原中付近一帯にあった。格納庫裏の機体に向けての機銃掃射や、誘導路の双発機へ
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