←写真をクリックすると拡大表示します. (Jacques Descloitres, MODIS Rapid Response Team, NASA/GSFC) 画面右側のフランスやスペインから飛び立つ,あるいはそちらへ向かう,何十というジェット機が作り出す飛行機雲が写し出されています.北大西洋上空の航空路のラッシュの様子がうかがえます. 日本でも澄んだ夕空にひと筋の飛行機雲が伸びていく美しい光景を目にすることがありますが,このように数多くの飛行機雲が交錯している様子は圧巻ですね. 場所はこちらの地図をご覧ください. 雲とは,微小な水滴や氷の粒が集まったものです.空気中に含まれる水蒸気(水分)が,温度の低下などによって水蒸気の状態でいられなくなると,小さなちりなどを核として水滴や氷の粒の形となって現れ,白く見えます.この時の大きさは直径0.02ミリから0.2ミリ程度です.さらに大きさが成長