夏のコミックマーケットに当選しました。サークル名は"とれいん工房"で、8月19日(日)の西地区"む-28b"です。刊行する本は「鉄道未成線を歩く4 大阪市交通局篇」(仮題)の予定。ただいま、千日前線の校正作業の途中です。 で、大阪市の地下鉄の歴史を語る上で、一番興味深いのは、地下鉄千日前線と阪神西大阪線、近鉄難波線の免特許を巡るやりとりでしょう。大阪市は、近鉄・阪神、それに京阪や南海が市内に乗り入れようと申請したのに反発。両者の対立は深刻なものとなっていきます。 「市営モンロー主義」という言葉は阪神社史と川島令三によって広められた そんな、戦前以来の「市内交通の市営一元化」(以下、市営一元主義)を目指す大阪市に対する批判が、民鉄首脳や識者から加えられます。。 あれから半世紀近く経った今、結果的には「市営一元主義が最善の策ではなかった」ということを様々な面から指摘できます。地下鉄運賃の高さ、