ゲーツ米国防長官は4日、シンガポールで開催中の「アジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)」(英国際戦略研究所主催、朝日新聞社など後援)で演説、海軍が導入中の最新鋭の沿岸海域戦闘艦(LCS)のシンガポールへの配備を柱とするアジアでの米軍強化策を明らかにした。 LCSは、潜水艦や機雷などで米艦船の接近を拒む軍事作戦に対抗して設計された、小型のハイテク水上戦闘艦。中国とベトナムなどの対立が激化する南シナ海近海に展開させることで、「接近拒否」の能力を高めている中国軍を牽制(けんせい)する狙いがあるとみられる。 シンガポール軍とはこのほか、災害対策物資の事前集積や指揮統制能力の向上、米軍の訓練機会の拡充などを検討する。さらに、同盟関係にあるオーストラリア軍とは、災害時の即応能力の強化やインド洋における施設の拡充、上陸作戦演習の強化などを検討し、両軍の一体運用や施設の共用を進める方針を示し
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