世界中に衝撃を与えた死からもうすぐ2年、いまだ多くのファンに愛され続けているマイケル・ジャクソン。そんな彼を巡るちょっとした論争が、英国のプロサッカークラブで起きている。マイケルと親交の深かったオーナーが「彼はチームを愛していた」として、このほどホームスタジアムに大きなマイケル像を建設。これにサポーターの一部から「サッカーに関係ないだろ」と反発の声が上がると、オーナーは「地獄へ堕ちろ」と応酬し、波紋を広げている。 この騒動で注目を集めているのは、ロンドンに本拠を置く英プレミアリーグ・フルハムのオーナー、モハメド・アルファイド氏。以前、元日本代表の稲本潤一選手(現川崎フロンターレ)が所属していたこの名門チームのオーナーは、昨年まで英国の高級百貨店「ハロッズ」の経営者でもあった敏腕の実業家だ。また、1997年にパリで自動車事故に遭い、ダイアナ元妃と共に亡くなった当時の恋人ドディ・アルファイド氏