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哲学に関するMiki-Teaのブックマーク (14)

  • 第三の新人が日本の実存主義だった: 極東ブログ

    第二次世界大戦とはなんだかったか。一概には言えないが、大きく見れば世界思想の水準における社会主義終焉の明確な始まりだった。 この社会主義には二系統ある。一つはソ連型の社会主義、つまりアジア型ナショナリズムにルサンチマンが結合した独裁主義である。これが純化されてアジアにも影響した。 もう一つは、近代福祉型ナショナリズムにルサンチマンが結合した独裁主義、つまり国家社会主義(ナチズム)である。これは第二世界大戦においてほぼ終焉への道筋が敷かれたかに見えた。 欧米の実存主義は、こうした第二次世界大戦後の、社会主義に対する対抗や反抗のあり方として現れた。実存主義は、社会の義よりも個人の自由が義となる世界思想として重視されたのである。 顧みると、そもそも19世紀以降社会主義が台頭したのは、近代人=市民の終わりを止揚的に継承したものである。市民は社会に統合されることで、生と世界が実現するかのような情念を

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  • 世界は「メカニズム」では説明しきれない:日経ビジネスオンライン

    物事を細かく分析していけば、やがて揺らぎのない真実に行き当たる――。私たちはこうした考えを“科学的”と捉え、日常の暮らしやビジネスにおいても役立つと思っている。 だが、細分化することと物事がわかることは、同じではないのではないか、という考えが科学界において現れてきている。分子生物学者の福岡伸一さんは新著『世界は分けてもわからない』(講談社現代新書)を先日出版したが、そのタイトルは、私たちが常識だと思っている発想こそが問題だと示唆している。 なぜ世界を細かく分けることが理解につながらないのか。福岡さんにうかがった。 ――福岡先生はここ数年、精力的に書籍を執筆されています。機械論的な生命観に対する反省が共通して見受けられますが、どういう考えで書かれているのでしょうか? 福岡:人類始まって以来の問いである、「私たちが生きているとはどういうことか」について、一人の生物学者である自分がどう答えられる

    世界は「メカニズム」では説明しきれない:日経ビジネスオンライン
  • 言語の文脈的意味を考えるつぶやき - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~

    まとまりがなくて自信がない文章だけど面倒なので出しちゃう 言語行為論の哲学的貢献は、言語は記述に関係すべきという(道徳的説教と変わらない)哲学の傲慢を批判したことであり、その延長で言語と現実との関係はそれに関与する人間によってこそなされるとする主張だ。言語と現実との関係にも二つあって、オースティンが提示したのは言葉の記述役割を相対化する語用論的関係であって、文脈主義による意味論的関係とは分けないといけない。ところで、言語行為論は論理実証主義との対抗関係で成立しているが、言語行為論的な批判をそのまま日に持ってきて主張してもむなしいところがある。つまり、日では逆に言語と現実との関係が無責任であることの方が問題なのだ。言語行為論の普遍的意義は(歴史的意義とは別に)認めるべきだが、いい加減に特殊な文脈で意義を持つ輸入品をそのまま日で使おうとするような愚はやめてほしいと思う(日には記述至上主

    言語の文脈的意味を考えるつぶやき - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~
  • 実存とは何ぞや - さだまさとの日記

    いつも楽しみに読ませてもらっているid:F1977さんのブログにhttp://d.hatena.ne.jp/F1977/20090315/1237100983という記事があがっていました。 そこで実存について、 びびびーん!と感じたものはすべて、「実存」なのです。 という秀逸な定義に出会いました。 F1977さんによると、新書一冊読んだだけでこの理解に達したとのことですが、これが正しい理解だということを補足的に述べておきたいと思います。 実存の定義 実存という語は、使っている人によって様々に定義されています。 それらについて簡単に見ていきましょう。 ハイデガー ハイデガーはキェルケゴールの「人間とは関係に関係する関係である」という人間の定義を受けて、実存を「自己自身に関係する存在」とか「自己自身の可能性を生きる存在」と定義しました。 例えば、金づちという道具を考えてみましょう。それは「釘を

    実存とは何ぞや - さだまさとの日記
  • ベルクソンの紹介(1) biographie

    ベルクソンとは ※かつては「ベルグソン」か「ベルクソン」か、みたいな話がありましたが、これは「ベルクソン」です。耳で聞くと、「べるくそんぬ」ぐらいに聞こえます。それがどうした、って種類のつまらない話であります。 アンリ・ルイ・ベルクソン(Henri Louis Bergson)は、1859年10月18日(火曜日)に生まれ、1941年1月3日(金曜日)年に死去したフランスの哲学者です。父はユダヤ系ポーランド人で音楽家でした。母はイギリス人です。ベルクソンが英語に堪能である理由の一つはこれです。7人兄弟姉妹でした。 やがて家族はイギリスに移りますが、アンリはパリに残って勉学に励みます。古典語にも数学にも優れた成績をおさめる優等生でしたが、結局、哲学の道を選ぶことになります。1878年には、パリの高等師範学校(普通の大学とは異なる「グラン・ゼコール」の一つ)に入学します。リセないし大学の教員(文

  • 数学に関する質問です。なぜ一度正しいと証明された定理が覆されることがないのか?…

    数学に関する質問です。なぜ一度正しいと証明された定理が覆されることがないのか? ということが理解できません。 「あらゆる科学理論は質的には仮説であって真理ではありえないので、常に反証される可能性がある。そして反証された時にその理論は敗れ去る」 これは非常に納得できることです。 しかしどうして数学の場合は科学のように反証可能性のようなものがないのかがわかりません。 「論理だから」というのは自分にとっては全然自明ではありません。 そう言われると、なぜ論理だと覆されることがないのか? という新たな疑問が生まれるだけです。 「論理だから」が当に正しのか、そしてそれが正しいのならばどうして論理だと覆されないのか、 それともそれ以外の理由があって数学の定理は覆されないのかを教えてください。

  • 努力教とハゲタカ教と最善説 - 過ぎ去ろうとしない過去

    http://d.hatena.ne.jp/guri_2/20080109/1199875970 http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20080111/1200020891 これらは当に酷いです。当に酷いと思っていたら、id:y_arimが何か書いていたので、私も便乗して何か書いておこうと思いました。 これらの記事は、いわゆる成功哲学とか自己啓発とかその手の分野に該当すると思いますが、こうした議論の前提にあるのは、何らかの楽天主義です。 上の記事は、自分が変われば世界はあなたにとって優しくなることを説いています。ネガティブはだめなのです。なるようになるのです。世界があなたを否定するのはあなたがさもしい心だからであって、あなたが心を入れ替えようと頑張ればきっと世界はあなたに報いるのです。灯里ちゃんが素敵だからこの世界は素敵なのです。そんなの僕らのA

    努力教とハゲタカ教と最善説 - 過ぎ去ろうとしない過去
  • Amazon.co.jp : ドナルド・デイヴィドソン

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  • ドナルド・デイヴィッドソン - Wikipedia

    ドナルド・ハーバート・デイヴィッドソン(Donald Herbert Davidson、1917年3月6日 - 2003年8月30日)は、アメリカ合衆国の哲学者である。1981年から2003年にかけてカリフォルニア大学バークレー校で哲学の教授(Slusser Professor)を務めた。またスタンフォード大学、ロックフェラー大学、プリンストン大学やシカゴ大学でも教鞭を執った。日語訳においては、「ドナルド・デイヴィドソン」と、促音を含めずに表記される場合も多い。 彼の仕事は、1960年代以降、哲学のほとんど全ての領域でかなりの影響力を持ったが、特に心の哲学と言語哲学において顕著だった。彼の仕事の多くは、大きな理論に明確に言及しない小論文の形で発表されるが、しかし強く統一されている(同じ方法と考えが、一見無関係な多くの問題に適用される)ことで知られており、また、たくさんの哲学者たち―イマヌ

  • "間主観性とは" - Google 検索

    概論□「間主観性とは、20世紀に入って、フッサールの現象学とともに提示された、主観性についての新しい考え方である。それは、主観性が根源的にはエゴ・コギト〔われ ...

  • 哲学で博士号取る予定の俺が、どんな質問にも哲学的に答える:ハムスター速報 2ろぐ

    1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 17:09:20.28 ID:Ecteuiyz0 アカポスとか就職とか、俺がになる質問以外。 2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 17:09:49.38 ID:sR2Rucw20 世界中の童貞はどうしたら救われるのか・・・? >>2 セクロスしても救われるとは限らない、ってのが問題だよな。 信仰からの回答が一番手っ取り早い。信仰を持て、正当化しろ、価値観をひっくり返せ ニーチェは読むな、これに尽きる。 4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/25(水) 17:10:02.67 ID:W7cwMSVl0 悪の起源 >>4 悪ってのは、関係性の中に成立する。 つまり、善が存在するためには悪がなければならない。 フーコーが権力装置概

  • アブダクション諸論 (ヤルデア研究所 伊東義高)

    アブダクション諸論     ヤルデア研究所 伊東義高 アブダクション(abduction)とは仮説設定法、仮定演繹法…と訳されているもので、 帰納法(induction)や演繹法(deduction)と並んで、遠くギリシャ時代から思考法、 推論法として認められている論法である。近年になってC.S.パースが「あるデータ から、それを成り立たせている基盤原理を仮説として導くと、他のデータが上手く 説明される場合その仮説は真であろうと推定する」ものと定義をした。このパース の定義についても、アブダクションについてもいろいろな定義・解釈がある。因みに ヤルデアは「アブダクション研究会」に所属しているが、その説は十人十色である。 敢えて中途半端な「ヤルデア・アブダクション論」を披瀝しご高評を願うものである。 (1)アブダクションについて………(アブダクションについての種々の断面を箇条書き) (2)

  • 「説明」「理解」――ウリクト - 哲劇メモ

    ※[概念]=「根諸概念(仮」なる構想下にメモを集積する予定。その作業用のカテゴリー。 *-* G・H・フォン・ウリクト『説明と理解』丸山高司、木岡伸夫訳、産業図書、1984 http://www.junkudo.co.jp/detail2.jsp?ID=0001003289 やっと2周目が完了。 まったくもって地味だし、ちょっと旧くなっているところもあるのだが(原著は1971年刊行)、うわついたところのない良書。淡々と分析をつづけていくドライな粘着性にも好感がもてる。 序文 第一章 二つの伝統 第二章 因果性と因果的説明 第三章 志向性と目的論的説明 第四章 歴史学と社会科学の説明 注 訳者あとがき 文献目録 事項索引 人名索引 まえおき 書が扱う「説明(Erklären)」/「理解(Verstehen)」とは、ともに学問(科学)上の方法論として、もともとは19世紀に提起された概念対。

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