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  • アフリカのリスクを地図で見る。本当に危険な場所はどこ?:日経ビジネスオンライン

    アルジェリアで起きた人質事件をきっかけに、日企業にアフリカ戦略を見直す動きが広がるのではないかという見方がある。「アラブの春」の発生以降、アルカイダ系などのイスラム過激派の活動が北アフリカで活発化しており、日を含む西側諸国の政府や企業、NGO(非政府組織)の関係者を狙ったテロや身代金目当ての誘拐のリスクが、一部で高まっているからだ。 今回の人質事件が発生したアルジェリア南東部のイナメナスなど、リビアやマリなど政情不安定な周辺国との国境付近は、アフリカの中でも特にテロや誘拐の危険性が高い地域だった。そもそも、砂漠の中を走る国境線の警備には限界がある。それに加えて、カダフィ政権崩壊後のリビアは、今でも国としてのセキュリティーが存在しないような状況であるため、国境を越えてテロリストが自由に往来できてしまう。 そのような地域に、リビア内戦で出回った大量の武器が流れ込んだことで、2000年代には

    アフリカのリスクを地図で見る。本当に危険な場所はどこ?:日経ビジネスオンライン
  • 「くまモン」は私たちが育てました:日経ビジネスオンライン

    チームプレーは日の「お家芸」とよく言われる。一人ひとりの力は小さくても、チームとして各自の役割を決め、知恵を出し合い、励まし合って取り組めば、不可能を可能にすることもできる。それこそ組織の力だ。 「日経ビジネス」は10月22日号で「奇跡を起こす すごい組織100」と題した特集をまとめ、企業や団体から復興支援やスポーツ、先端科学研究のチームまで、成果を上げているすごい組織を100事例取り上げた。この特集と連動して、「日経ビジネスオンライン」では5回にわたり、一般にはあまり知られていないすごい組織の実像を紹介する。 3回目は今や全国的な人気を誇る、ゆるキャラ「くまモン」とともに熊県のPR活動を展開している熊県くまもとブランド推進課を取り上げる。 「公務員」と言うと、どんなイメージをお持ちだろうか。安定志向が強く、リスクを取ることを好まない。調整重視でスピード感に欠ける。終業時刻になればい

    「くまモン」は私たちが育てました:日経ビジネスオンライン
  • 「プロじゃなかった…」リストラで運転手になったミドルの重い一言:日経ビジネスオンライン

    テーマは何だろう? グローバル時代の真実、雇用喪失時代の悲劇……。いずれもちょっと違う。まぁ、いい。まずは皆さんも、読み進んでみてください。 「道にまだ詳しくなくって…。すみませんが、行き方を教えていただいてもいいですかね?」 先日、仕事の帰り道で乗り込んだタクシーの運転手さんは、目的地を告げるなり、そう話し出した。 数年前から道を知らない運転手さんが、明らかに増えた。だから「またか……」としか思わなかったし、「はい。〇〇方面に向かってくだされば、近くなったら詳しく言いますね」と、いつものように私も答えたのである。 ところがその運転手さんは私がありきたりの答えをするや否や、突然、ご自身の身の上話を始めた。年齢は、恐らく40歳過ぎ。話しぶりからは、50歳にはなっていないと思われる。で、その内容が、何とも考えさせられるものだったのである。 中国語が話せて最初は重宝されていたが… 「いやぁ~、ホ

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  • 栄光巡るZ会と進学会、それぞれの思惑:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 「資料は回収させていただきます」 6月21日夜。北海道を中心に全国で学習塾を経営する進学会の平井睦雄会長と平井崇浩社長が急遽、東京都千代田区の帝国ホテルの会議室で一部記者を招いて緊急会見を行った。膨大な資料が渡されたが、それらはすべて短時間のうちに回収。会長と社長は語気を荒げながら、学習塾大手・栄光ホールディングス(HD)への批判を2時間以上続けた。 5月まで友好的だった3社の関係 「栄光ゼミナール」を運営する栄光HDと、その筆頭株主である進学会の対立が泥沼化している。 栄光HDの株主総会を6月27日に控え、進学会は取締役2人の選任を求める株主提案を提出。それに対し、栄光HDは反対の意向を表明した。進学会は栄光の対応に激しく反発、リリースや会

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  • ねじれ国会だから決まらない、のウソ:日経ビジネスオンライン

    連載の第1回と第2回では、有権者の態度や行動の「ヤバさ」を指摘したが、今回と次回では、制度に関する「ヤバい」問題、さらには、制度の問題を巡る「ヤバい」議論について指摘したい。今回のテーマは、いわゆる「ねじれ国会」についてである。 ねじれ国会とは、衆議院で過半数の議席を占めて内閣に大臣を送る与党(あるいは連立与党)が、参議院では半分の議席を確保できない国会を指す。現在のねじれ国会は、与党の民主党が2010年の参院選で敗北して以来続いている。ねじれ国会は、政治家、公務員、有識者、マスコミ、世論など国民各層ですこぶる評判が悪い。与党が衆議院で通した法案を、野党が参議院で通さないから、「決められない政治」になってしまっている、といった理由からである。 ところが筆者は、ねじれ国会を必ずしも「ヤバい」とは考えていない。むしろ、ねじれ国会を「ヤバい」と決めつけていることの方が「ヤバい」のではないかと考

    ねじれ国会だから決まらない、のウソ:日経ビジネスオンライン
  • プーチンが大統領になっても領土問題は解決できない:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン ロシアのプーチン首相が5月7日、大統領に再就任する。この連載では、日露関係に関する最近のロシア側の見解や雰囲気、新プーチン政権が抱える課題と政権の安定性について、3回にわたって分析する。分析していただくのは、「ロシア高官が驚いた日のナイーブさ」で日政治家やマスコミを鋭く斬った袴田茂樹・新潟県立大学の教授だ。 プーチン首相は3月1日に、日露関係や北方領土問題に関して相当立ち入った発言をした。それに関する日の報道があまりに楽天的で、発言の真意――つまりその厳しい内容――を伝えていなかった。そのことについて、筆者はこの日経ビジネスオンラインで課題を指摘した(「ロシア高官が驚いた日のナイーブさ」)。 このコラムに対して読者から、なぜそのよう

    プーチンが大統領になっても領土問題は解決できない:日経ビジネスオンライン
  • 消費税率35%でも年金は賄えません:日経ビジネスオンライン

    日経ビジネスのムック「新しい経済の教科書 2012」が4月20日に発売されます。2010年から発行している誌は今回、装いも新たに表紙を変え、サイズも持ち運びしやすいB5判に。経済学の思想からノーベル賞に関する話題、最新の経済学の知見、経済学の基用語や英語解説まで盛りだくさんの内容を掲載しています。 その誌の冒頭を飾るのが、伊藤元重・東京大学経済学研究科・経済学部教授と、テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」の小谷真生子キャスターの対談。オンライン版の稿は、まずはお2人の対談から、誌に収録仕切れなかった足元の経済状況や制度改革などについての議論を2回に分けてお届けします。 小谷:始めに、消費増税についてです。実は数年前、消費税増税は必要なのでしょうか、などと「ワールドビジネスサテライト」でも申し上げていました。と言いますのも、社会保障の構造改革や行政指導、規制緩和を徹底することに

    消費税率35%でも年金は賄えません:日経ビジネスオンライン
  • 薄熙来解任劇は党内権力闘争ではない!:日経ビジネスオンライン

    これまで中国共産党(中共)重慶市委員会書記である薄熙来の危険性に関して追跡してきた。そして、3月15日、中共の中央はついに薄熙来のすべての役職を解任すると発表した。 胡錦濤国家主席は2008年から薄熙来の動向をじっと静観し、微動だにしなかった。しかし、今年に入ってから包囲を開始。ついに胡錦濤の当の思いを表面化した、と言うことができる。 3月5日に始まった全国人民代表大会(全人代)における胡錦濤の表情はすごかった。 温家宝首相の政治活動報告を聞いている時の胡錦濤の顔は、まるで奥義を極めた武士のように威厳があり、見る者を圧倒した。国家最高指導者として10年間に及ぶ苦難を乗り越えてき者が持つ不動の信念がにじみ出ていた。その心の中では、3月15日の「薄熙来解任」に向けた決意が静かに固まっていたのだろうと、今にして思う。 これで薄熙来の政治生命はほぼ終わることになろう。 薄熙来の解任はチャイナ・ナ

    薄熙来解任劇は党内権力闘争ではない!:日経ビジネスオンライン
  • 薄熙来は軍事クーデターを企てていた:日経ビジネスオンライン

    前回、「中央軍事委員会において、現軍事委員会主席である胡錦濤と、次期軍事委員会主席になるであろう習近平は、どうも“手を結んでいる”ようなのである」と書いた。 そして「ようなのである」としか表現できないのは、今のところ、十分に確かな情報を入手できていないからだとエクスキューズした。ところが今般、発表しても大丈夫な程度に信頼度のある情報を入手した。「現代版・楊家将」を後回しにして、まずは軍におけるミステリアスな変化を追跡したい。 党序列9位の周永康と薄熙来による「打倒習近平」謀反説が浮上 2012年2月16日、アメリカ発の中文メディアは一斉にBill Gertzの記事を伝えた。 同氏は、「ワシントン・ポスト」や「自由灯台」などに寄稿しているジャーナリストだ。彼によれば、王立軍が成都市にあるアメリカ領事館に持ちこんだ資料の中に、「習近平打倒」に関する情報があったというのである。 つまり中国指導層

    薄熙来は軍事クーデターを企てていた:日経ビジネスオンライン
  • Vol.57 ポエムの暴走はどうしたら止められるのか:日経ビジネスオンライン

    おひさしぶりの、通常運転回です。花散らしの暴風雨が来るなど、お花見の予定がある方はヤキモキしてしまった今週、さぁ明日から週末、関東以南の方々、存分にお花見してくださいませ。その前に「俳句は短いんじゃない。俳句は速いのだ。」でおなじみ、千野帽子のマッハ575をどうぞ! ちょっと難しい箇所もありますが、凡百の俳句入門書ではまず読めない、濃い内容です。 日直のチノボーシカです。 さて、「マッハ24」で書いたとおり〈隠喩は〔…〕幼稚か、手垢がつくか、さもなくば気恥ずかしいか、のどれかになってしまう〉。 ポエマーは隠喩的発想でしか書けない人が多い。「月が照っていました」と書く子どもより「お月さまが笑っていました」と擬人法で書く子どものほうが好きな先生ってポエマー製造機だよなー。 じゃ、どうしたらこういうポエムや隠喩の暴走を止めることができるのか、という話を今回はやりましょう。 隠喩とは類似性・共通点

    Vol.57 ポエムの暴走はどうしたら止められるのか:日経ビジネスオンライン
  • 「大学合格」「偏差値75」“壊滅の港”の子供たちの奇跡:日経ビジネスオンライン

    2月中旬。中学3年の男子生徒から高校合格の連絡を受けて、電話を切った小楠あゆみ(46歳)は安堵のため息をついた。 よかった――。 この数カ月、土日返上で南三陸町の子供たちの自習を支えてきた。高校受験を目前に控えた子供たちが、毎日のように小楠の下に通ってくる。正月も子供たちに付きっきりで過ごした。受験直前には手書きの模擬試験を作り、叱咤激励しながら、中学生10数人の受験へのラストスパートを見守った。 正直、プレッシャーは大きかった。だが、蓋を開けてみれば、受験した子供たち全員が隣町の進学校や国立の高等専門学校などに合格した。 「被災地だから」「自分の部屋がないから」「遺族だから」 そんなふうに子供たちが諦めたり、憔悴しきった状態になってはいけない。未来に向かって挑戦してほしい。その一心で過ごした小楠と子供たちの10カ月が、ひとつの節目を迎えた瞬間だった。 それは、避難所の片隅から始まった。

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  • サウジアラビアが石油輸入国になる日 急増する国内需要、「アラブの春」の余波も:日経ビジネスオンライン

    前回の記事に対し、たくさんのコメントを頂きました。ありがとうございます。様々なご意見を頂きましたが、そうした声にこれから少しずつ答えていけたら良いと思います。 初回という事で、まずは私の意見の大まかな部分を提示したくて、細部を端折りました。ただ、少なくとも、私がなぜ石油生産ピークを重視するのか、その妥当性についての説明と、原子力と再生可能エネルギーに対する考え方はいずれ示していかなければならないと感じています。そこまで連載が継続できるよう頑張ります。 さて、今回はまた違った視点のお話です。 サウジの一人当たり石油消費量は日の2.8倍 「BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)などの新興国の石油需要が増加し・・・」などとよく言われますが、実際にはどの国の需要がどれくらい伸びているのでしょうか。まず、石油消費量の増加が最も大きい国は、皆さんご想像の通り中国が圧倒的です。 しかし中国に次い

    サウジアラビアが石油輸入国になる日 急増する国内需要、「アラブの春」の余波も:日経ビジネスオンライン
  • ロシア高官が驚いた日本のナイーブさ:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン ロシアで3月1日に、プーチン首相と国外のマスコミ人との記者会見が行われた。同首相は日露関係、特に北方領土問題に関して、そうとう踏み込んだ微妙な発言をした。日のマスコミはこれを大きく取り上げた。 続いて3月4日にはロシアで大統領選挙が行われた。予想どおりプーチン首相が任期6年の大統領に復帰する。日は今後、プーチン大統領を相手として北方領土をはじめとする対露政策を遂行することになる。 稿ではまず、北方領土についてのプーチン発言について、分析を行う。我が国では、大きく誤解されて報道されている。 北方領土に関するプーチン発言は、きわめて厳しいもの 日のマスコミには、「北方領土決着にプーチン氏意欲」「プーチン氏が口火、『決着強く望まれる』」「日

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  • 再建のカギ、路線の統廃合にすったもんだ:日経ビジネスオンライン

    赤字のバスを走り続けさせる以外に、どうすれば交通弱者を切り捨てずにすむのか。会津乗合自動車(会津バス)と会津若松市役所はここ1年、そんな命題に取り組み、最適な「落とし所」を模索するために汗を流してきた。 「まるで自分たちは交通政策をやっているのかと思うほどでした。ピーク時には課員8人全員が路線バスに乗りましたからね」。会津若松市企画政策部地域づくり課の目黒要一課長はそう振り返る。 目黒課長の手元には、会津バスの路線統廃合で使った資料がどっさり。「この路線は、ここの停留所から日中に買い物客が乗って、ここで降ります」「ここからは、午前中に通院するお年寄りがたくさん乗りますが、日中はほとんど利用がないのですよ」。まるで会津バスの社員であるかのような滑らかな解説ぶりだ。 統廃合対象のバスに乗り乗客のリアルな姿を観察 それも無理はない。目黒課長ら地域づくり課の課員8人は2011年のゴールデンウィーク

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  • フェイスブックと肥満、喫煙、インフルエンザの不思議な関係:日経ビジネスオンライン

    読者は、ケビン・ベーコン・ナンバーという言葉を聞いたことあるだろうか。これは、米国人俳優ケビン・ベーコン氏とある俳優との間の関係の強さを表したもので、ケビン・ベーコン氏人を0として、ケビン・ベーコン氏と直接共演した俳優を「1次」の隔たり、1次の隔たりの俳優と共演した俳優を「2次」の隔たりというように既定した次数である。 値が大きくなるほどケビン・ベーコン氏からの関係が遠くなることを示す。この次数を使うと、世界の俳優のほとんどがケビン・ベーコン氏と「6次」の隔たり以内に入ると言われてきた。この次数のことをケビン・ベーコン・ナンバーと呼ぶ。 このナンバーは人と人のネットワークの「小さな世界」を象徴する概念として、頻繁に利用されている。元をたどれば20世紀初頭に活躍したハンガリー人小説家のアイデアなのだが、「世界中のいかなる2人の間の関係も、平均すると6次以内の隔たりにある」という意味である。

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  • 「コンパ」と「合コン」で探る若者交流史:日経ビジネスオンライン

    バブル期に青春時代を過ごした筆者にとって、合コンはバブルを象徴する言葉の1つです。さらに言うと「現在も現役ではあるけれども、少々レトロ感が漂っているイベント」という認識も持っています。 ところが最近、新聞記事などを通じて「最新トレンドとしての合コン」を目にする機会が増えました。街全体を合コン会場に見立てる「街コン」などのイベント(詳細は後述)が流行しているからです。 さて合コンは、どのような歴史を経て成立した習慣なのでしょうか。今回の「社会を映し出すコトバたち」は、合コンと、そのルーツであるコンパについて、その歴史をたどります。 旧制高校の寮文化が生んだコンパ 「『オイ、コンパをやらんか』突然声は其処(そこ)から起つた。『ウンよからう』と、直ぐ(すぐ)コツチから一人が賛成する、勿論(もちろん)他の二人も、異存のあらう筈(はず)がない。議案は忽ち(たちまち)通過する、金が集まる、好みを申出る

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    Miki-Tea
    Miki-Tea 2012/03/06
    「街コン」のきっかけは宇都宮か!
  • 古今東西の「100円ショップ」を探訪:日経ビジネスオンライン

    最近街でよく見かける100円ショップ~通称100均(ひゃっきん)~について、筆者は漠然と「現代日で独自に発生したビジネスモデル」と考えていました。100円ショップは、バブル崩壊後に急成長した業態です。成長した背景が現代日を象徴する出来事なのだから、ビジネスモデルもきっと日独自なのだろうと考えていたわけです。 ところが先日あるニュースを目にして驚きました。「デンマーク版の100円ショップ」が今年日に進出するというのです(参考:産経新聞2012年2月23日「大阪にアジア1号店 北欧の“100均”『タイガー』、イケアに続け」)。どうやら「価格均一ショップ」のビジネスモデルは国外にも存在するようです。 そこで、あわてて価格均一ショップの歴史について調べてみると、さらに驚くべき事実を知りました。実は「昔の日にも価格均一ショップが流行した時代があった」のです。つまり価格均一ショップは「現代日

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  • 地域との協働で事業を創造する「社会的企業」を目指せ:日経ビジネスオンライン

    2011年3月11日に起きた東日大震災──。大津波や原発の事故を誘発し、戦後最悪の被害をもたらした未曾有の巨大複合災害は、バブル崩壊後の日企業の経営が内包してきたさまざまな問題を表出させた。 その反省から企業は自らのあり方を再考する必要に迫られる。その機運を捉えて日経ビジネスオンラインでは、震災1カ月後からコラム「復興の経営学──ここから始まる経営再創造」を連載し、日企業が追求すべき新たな経営のあり方を模索してきた。発端となった震災の発生から1年。ここで経営再創造の道筋を改めて問う。 初回は、「復興の経営学」でトップバッターを務めた野中郁次郎・一橋大学名誉教授に再登板していただいた(関連記事:大震災の混乱の中から生成発展の芽を育め)。 野中教授はこの1年に日企業の一部で出てきた地域とのコラボレーションの萌芽をとらえ、新たに求められる経営のモデルとして「社会的企業」を提示し、その条件

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  • 笑いを巻き起こす下半身のこっけいな営み:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン (前回から読む) ラブレーの笑い 「一六世紀は笑いの歴史の頂上であり、その頂上のピークがラブレーの小説である」[1]。ラブレーは中世的なカーニバルの笑いをその極限にまで高めて表現した。バフチンはその特徴を、第一に民衆の祝祭の表現、第二に祝祭のうちでも人々が集まって事をする饗宴の表現、第三に饗宴のうちでも、べる営みをする肉体の特異な表現、第四に肉体のうちでも腹部とその下の下半身の部分の強調のうちにみいだしている。その主なものを順に調べてみよう。 王の奪冠 第一のカーニバル的な要素が顕著なのは、『第四書』でパンタグリュエルの一行の代理委任島での祝祭的な殴打である。ここには法院族という一族がいる。この国の修道士や司祭などがある貴族を痛めつけよう

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  • 橋下徹の独裁批判と東條英機の“水商売”:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン (前回から読む) 独裁論争と明治憲法の深淵にあるもの 大阪市長・橋下徹の政治手法をめぐる独裁論争が世の中を賑わせた。周知の通り、両者の論争は噛み合わない。一方は相手の無能ぶりが露呈されたと快哉を上げ、一方は相手の独裁ぶりが露呈されたと溜飲を下げる。勝敗に興味はないが、不思議な決着だ。 前市長陣営や識者は、「ハシズム」「独裁」のレッテルを貼るのに忙しく、大阪市政の構造的な問題点も具体的な解決策も語ろうとしなかった。橋下は、「偉そうに批判するなら打席に立て」と野球解説者に猛攻をかけ、独裁的な手法の何が長所で何が短所になるのかバランスよく語ろうとしなかった。断罪合戦は、何とももったいない。 お互いの痛いところを当事者がどう語るのか。誰もが聞きたかっ

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