第4回はGUI デザインを行うもう一つの方法として、Xcode 4.2から新たに搭載されたストーリーボードの使用方法について説明します。 ストーリーボードの概要 Xcodeに組み込まれたInterface Builderを使う場合は、Nibファイルを使用して画面(ビュー)の遷移は基本的にユーザーがプログラムで記述する必要があります。それに対して、Xcode 4.2以降に搭載された「ストーリーボード」(Storyboard)を使用すると、複数の画面の遷移をグラフィカルに構築できるようになります。 ストーリーボードでは、個々の画面を構成する「ビュー」と「ビューコントローラ」の組み合わせを、「Scene」(シーン)として管理しています。シーンからシーンへの切り替え時の視覚効果を「Segue」(セグエ)として設定できます。Segueとは、音楽でよく使用される用語で「楽曲などを切れ目なく続けて演奏す
導入 iOS 開発者のみなさん、こんにちは。 このブログでは主にチュートリアルだったりフレームワークの紹介みたいなことを書いてきました。 そこで、たまには中級者向けのエントリを書いて「Xcode バリバリ使って、ビシバシ Objective-C 書いてますよ」アピールします。 iOS 開発をはじめて一通り Framework は理解したけど Xcode 使いこなせてる感が足りない方、夢にまで EXC_BAD_ACCESS が出てくる方に参考になる記事となればと思います。 といっても Xcode はマッシブな IDE なので、4つのデバッグツールに分けて「あれ、それ知らなかった!便利じゃん!」な方法を紹介します。 ブレークポイント デバッグには切っても切れない関係ですね。アプリを実行中に指定した行で処理を中断し、そこからステップ実行で細かいデバッグを可能にしてくれます。 ショートカットキー
XcodeからGitHubのリポジトリを使う方法 | ラベル: Xcode, ツール, 手順書 Tweet Xcode4から、SubversionとGitといったバージョン管理システムが統合され、直接呼び出せるようになりました。 そこで今回はXcodeの設定をしてGitHubのリポジトリを使えるようにします。 前提GitHubのアカウントを作成し、SSH鍵の登録をしている必要があります。 以前のエントリー「GitHubの活用(アカウントの作成と設定)」を参照すると作成・初期設定ができます。 Xcodeのバージョンは 4.3.2 を利用しています。 詳細はiOS Developer Libraryの「Xcode 4 User Guide > Managing Versions of Your Project」に書かれています。 手順1. GitHubのリポジトリを作成するまずはGitHu
こんにちは!うきょーです! iOSアプリのテストのことをそろそろ1年くらい考えていて、1周した感じもするので、 ここら辺で一旦の区切りの意味でもなんとなく考えをまとめてみる。 ちなみにテストというのは主に単体テストにフォーカスした内容です。 こういう系のエントリを書くと、僕はわりと誤解を生みやすい書き方をしてしまうので先に断っておくと、 なんらかのアプリ開発手法や、テスト手法をDisっているわけではないです。 フレームワークがいろいろ登場したりしますが、それらをDisっている訳ではないですし、それぞれ素晴らしいものだと思っています。 同じくそのフレームワークを使っているプロジェクトも登場しますが、それらをDisっている訳でもありません。 もちろん特定個人をDisる内容でもありません。 という感じで、何かをDisってる記事ではないので、ご了承ください。 長めです。結局何がよかったの、っていう
iOS 4.0 と iPhone OS 3.x の両方で動作するアプリケーションをビルドする設定 - 24/7 twenty-four seven ↑ こちらも参考に iOS 4.0 が登場したくらいのときに上の記事を書いて、仕組みは変わってないのですけど Xcode 4.x 系だと UI が変わってるので現在のやり方をまとめます。 ベース SDK と Deployment Target を設定する プロジェクトの "Build Settings" で "Base SDK" を "Latest iOS" にします。 前にも書きましたが、ベース SDK は最新を指定したほうがいいです。 プロジェクトの "Info" で "Deployment Target" をサポートする OS の最も低いバージョンにします。 (下の場合は iOS 5.0 以降で動作する。) 今なら、Base SDK 6.
FlashとActionScriptをこよなく愛する私が、つまりはFlashすきすきおっさんがXCodeとObjective-Cについて入門しようとしたときにどうしてもつまずいた点を挙げていきたいと思います。実際にはFlashぜんぜん関係ない記事になっていますが。 FlashやActionScriptと比べてあれがないこれがあるとかいうのはナンセンスなのですが、自分が今学習中の開発スタイルでXCodeだとどうやって開発していったらいいのか、同じようにできるところは同じように、同じようにはできないところは違う方法を探りながらやっています。 とにかくXCodeとObj-Cについて初心者以前であり独学ですので盛大に間違えている可能性があります。 さらにどっちかというと人に説明すると言うよりは 自分がつまずいたところをあとで見直すように、完全に自分向けの個人的な覚え書きのつもりで書いています。 そ
地雷キャッチャーとして定評のあるfladdictですが、今回も大量の地雷を踏み歩いております。 とりあえず、解決方法を知らないとハマるポイントを色々とピックアップ。自分では直ったけど一般化できてない現象もあるので、間違い勘違い等ありましたら、コメント欄でビシバシご指摘ください。 iPhone5対応すると、iOS4.3以前では動かなくなる 最新のXCodeがarmv6のコンパイルをしてくれないので、ご臨終となります。 公式じゃないほうほうで無理矢理バイナリをビルドすればhogehoge。 サードの静的ライブラリが入ってると、コンパイルできない場合が 最新XCodeからコンパイルに、armv7sという新アーキテクチャが必須となってますが、ビルド済み静的ライブラリにはむろん入っていないのでコンパイルできません。対策は2つあって、ひとつは対応ライブラリが出るまでリリースを見送ること、もう片方はXC
CocoaPodsって何? CocoaPods/CocoaPods · GitHub CocoaPods は Objective-C のライブラリ管理ツール。Ruby の Bundler みたいなもの。 開発中の iPhone アプリでカレンダーが使いたくなって TapkuLibrary を README を見ながら導入したんだけど、プロジェクトにファイルを追加したり設定を変更したりと苦労した。 ライブラリを追加するたびに毎回同じような思いをするのは嫌だと思っていたところに、CocoaPods の存在を知ったんで飛びついてみる。 CocoaPods のインストール CocoaPods は Ruby の gem として提供されている。以前は MacRuby が必要だったみたいだけど、今ではシステムの Ruby でもインストールできるようになった。 gem install cocoapods
もうほとんどのかたが既知の内容と思いますが、まとめさせていただきます。 これらは全てコンパイル時に事が済む類のものなので、iOS5だけでなくiOS4でも当然使えるというのが嬉しいですね! Xcode4.4適用前 Xcode4.3までのこのコードを… #pragma mark - Private Category @interface Sample () @property (strong) NSNumber* i; @property (strong) NSNumber* c; @property (strong) NSNumber* f; @property (strong) NSArray* array; @property (strong) NSDictionary* dictionary; - (void)privateMethods1; - (void)privateMethod
Info.plistや、ビルド設定をいじっていると、こんな文字列に出くわすかと思います。 $(PRODUCT_NAME) $(TARGET_TEMP_DIR) $(SRCROOT) これらはそれぞれ特別な意味を持ち、Xcode がビルド時だか何だかのタイミングでプロダクト名とか環境に応じたパスとかに置き換えたりしてくれるものです。 が、 「SRCROOTってどこだっけ?プロジェクト直下?それともその一つ下?」 「Library Search Path を指定したいけどこの場所を指定するのにどのマクロを使っていいかわからない」 みたいなことになることが度々あるのではないでしょうか?(僕はあります) そして困ったことに、これらを網羅したAppleのドキュメントもありません。 (※というのは間違いで、バッチリありました。末尾の追記をご参照ください) 最近やっとその「Xcode で使用しているマク
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SWWDC 仙台iOS開発者向け勉強会で Storyboard について発表してきました。 今までInterfaceBuilderすら毛嫌いして使ってこなかったのですが、他の開発者の方から便利になったと聞いて色々と試してみました。現段階ではデメリットはあるものの、メリットの部分が大きいので利用する価値は高いです。まだまだ発展途上のツールに感じますが、今後こうなるだろうなという方向性も見えてくるように思います。 Storyboardの特徴 (IBとの違い) トランジションをUIで定義できる UIで設定できるパーツのプロパティが増えた (User Defined Runtime Attributes) TableView Static Cellsの機能が増えた Storyboardを使うメリット コード量が減る 第3者がアプリ全体を把握しやすくなる 画面間の設計が疎結合になる 簡単なTable
Mac OS X 10.8 (Mountain Lion)では、ダウンロードされた不正なアプリからシステムを防御するため Gate Keeper という機能が新設された。デフォルトのシステム設定では、Appleから認証されたCode Sign (Mac Developer ID)が付加されていないアプリをダウンロードし起動しようとすると、以下のようアラートが出て起動することができない。 というわけで、Mac OS X 10.8 からはデベロッパーは自分の製品を「Mac Developer ID」で Code Sign しないといけなくなった。 まず、Mac Developer ID をAppleから発行してもらう。Mac Developer ID をどうやって発行してもらうかは、この投稿の本題ではない。Mac Developer IDをまだもっていないひとは以下のページを参照して取得してく
最近になって変わったObjective-Cのインスタンス変数の命名規則について。 プロパティに対応するインスタンス変数の変数名をプロパティ名と別にすべきか、また、インスタンス変数名をアンダースコア(_)で始めるべきかどうか、さまざまな場所で議論になっているのを見てきて、自分も長い間悩んだ結果、結論が出たのでその経過をまとめておきます。 背景をとばして結論だけ見たい人はこちらへ。 iTunes Uのスタンフォード大学の"CS193p: iPad and iPhone Application Development"の講義は、iPhoneアプリをこれから作ろうという人にはもちろん、既に作っている中級者の方にとっても、見る価値があると思います。 特に、Paul Hegartyによる2011年秋の講義はiOS5に完全に対応していて、説明も非常に分かりやすく、必見です。何と言っても、こんな白髪白髭の
みなさま、こんにちは!拡張現実ライフの@akio0911と申します。※詳しいプロフィールはこちら。 このたび、AppBankさんにて、ツイッターアプリ開発入門の連載記事を執筆させて頂くこととなりました。ぜひぜひこの連載を読んで、ツイッターアプリ作りの第一歩を踏み出してみて下さい! 私が執筆した書籍のプレゼントも用意していますので、記事の最後までお楽しみください。 第1回の目次です。 プロジェクトを作成する ストーリーボードを変更する クラスを追加する 画面にクラスを割り当てる ボタンがタップされた時の処理を追加する ツイート画面を表示するコードを追加する フレームワークを追加する アカウントを追加する アプリを実行する では、早速ツイッターアプリの作り方を学んでいきましょう。 プロジェクトを作成する まず、Xcodeを起動して、”Create a new Xcode project” をク
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