この記事はC++アドベントカレンダー2021の記事です。 qiita.com 小ネタですが今日の分が埋まっていなかったので。 std::source_locationとは std::source_locationは、その名の通りソースコード中の位置を表す情報が入った構造体です。C++20以降で使うことができ、<source_location>で定義されています。 https://cpprefjp.github.io/reference/source_location/source_location.html __FILE__や__LINE__のモダンないいかんじのバージョンだ、という認識でだいたいOKです。 この構造体は普通、std::source_location::current()で作ります。この関数は呼ばれた位置を示すstd::source_locationを返します。デフォルトコ