大阪府吹田市が環境省の基金を使って発注した太陽光パネル工事で、井上哲也市長の後援会幹部が社長の電気工事会社に入札もせず約2250万円で発注した不透明な随意契約問題で、井上市長は1日、市役所で記者会見し、「最終的には私の責任」と言いつつも「知らなかった。職員がやった」などと責任逃れに終始しました。 同工事は、業者と単独随意契約を結んだにもかかわらず、環境省には「競争入札」と報告していました。 単独契約した電気工事会社の社長は、井上市長が市議だった25年以上前からの有力支援者で、後援会副会長を務めています。同社は1996~2008年に井上氏が代表の政党支部などに計222万円寄付していました。 井上市長は市議、府議を経て昨年4月、橋下徹大阪市長率いる「大阪維新の会」公認で吹田市長に初当選。 さらに井上市長の私設秘書(47)が、同随意契約の受注会社の関連会社の取締役に就任し、報酬を得ていたことも発