田中真紀子文部科学相は7日、来春開学を目指す3大学を不認可とする方針を撤回した。野党の追及に加え、世論の反発を受けた民主党が「結党以来主張してきた学ぶ権利を脅かす」と再考を要求。四面楚歌(そか)に陥った田中氏が矛を収めた形だが、「暴走」が残した混乱の傷は深い。自民党は田中氏の罷免を求めるとともに、野田佳彦首相の任命責任も厳しく追及する方針だ。 「3大学も世間も誤解している。不認可の処分はまだ行っていません」。田中氏は7日の衆院文科委員会で、現状は文科省幹部が口頭で田中氏の意向を伝えたに過ぎず、正式な書面の通知は行っていないと釈明した。2日以降の報道にも「説明した事務方が私の真意をくみ取れなかった」と、責任を官僚に転嫁したとも取れる答弁を繰り返した。 田中氏は6日に「年内に再審査する」と軌道修正しており、藤村修官房長官は7日の衆院内閣委員会で「来週に新たな認可基準を決める組織を設ける」と説明
「あいつは明らかに世の中を憎んでいた。社会的な理不尽や不平等に対する強い怒り。既存の勢力に対する激しい憤り、憎しみ。ものすごく大きなエネルギーを感じた」 兵庫県明石市の泉房穂市長(48)は、第49期司法修習生=1995年研修所入所=の同期、橋下徹・大阪市長(42)の印象をそう語り始めた。 修習生時代、橋下氏と同じラグビー同好会に所属。衆院議員(民主党)を経て昨年5月に市長に就任した。同じ自治体トップとして橋下氏をよく知る人物の一人だ。ラグビーの練習後に聞かされた話を今も覚えている。 「橋下は破れた革ジャンをタダ同然で仕入れて1着3万円とか5万円で売って大学を卒業したと言っていた。『破れたやつを売ったらまずいやろ』と言うと『どこが悪いんですか。気付かずに買うのはお人よしや』と」。あっけらかんとした物言いには、同じように苦学して大学を卒業したこともあり驚いた。 「橋下の大きなエネルギーは確かに
◇「運用」の落とし穴 「AIJ」という名前の投資顧問会社が企業年金から運用を任された約1500億円の大半を消失させた、というニュースが一時期新聞、テレビで流れました。大半の読者の方は自分には関係ない、“人ごと”だと思って見ておられるでしょう。しかし、この損失を被ることになる企業年金団体は主として中小企業関係が多く、人によっては痛い思いをされる方もおられることでしょう。 このニュースのポイントはAIJが運用損を出しているのを隠して勧誘していたのではないか、つまりだましていた=詐欺行為に当たるかどうかにあるようです。報道もそのポイントに焦点をあてて行われています。 しかし、ここではこのニュースを事件性があるかどうかという角度ではなく、話の大前提として使われている言葉「運用」という点に絞って考えてみたいと思います。 皆さんは「運用」と聞いてどういうイメージを持ちますか? 「新明解国語辞典」(三省
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