ブックマーク / jbpress.ismedia.jp (84)

  • 投機筋の「財政健全化」に騙されるな! 緊縮に転じれば世界経済は二番底 | JBpress (ジェイビープレス)

    ギリシャ発の財政危機がユーロに下落圧力を掛け、「世界的な景気回復に急ブレーキが掛かるのではないか」という悲観論が台頭し始めた。既に2009年2月以降の株価回復の何割かが削り取られている。PIIGS(ポルトガル、アイルランド、イタリア、ギリシャ、スペイン)の財政問題が二番底懸念に発展する今回の過程でも、投機筋と格付け機関の果たした役割が大きい点を見過ごしてはならない。 一般的な投資家はユーロ圏への投資を抑制し、2010年4月までに資金配分を引き下げている。ギリシャ国債の償還を控えて、5月にはユーロ圏でゴタゴタが起きるのを予想できたからだ。 4~5月に行われた調査では、投資家はユーロ圏の成長性に懸念を抱き、資金を引き揚げたという。これは5月に発表された投資家別の米国債保有状況などでも裏付けられている。しかしユーロ相場の急落が始まった時期は、こうした投資家の行動とは幾分タイムラグがある。 独り歩

    投機筋の「財政健全化」に騙されるな! 緊縮に転じれば世界経済は二番底 | JBpress (ジェイビープレス)
    Mu_KuP
    Mu_KuP 2010/06/09
    世界中で実態の無い金の収縮が起きている。日本の土地はその先駆けだったのかな。/ガラガラポンが近いのか、それともまともな収縮を無事完了させられるのか。どっちかなぁ。。
  • 「いい加減なシステム屋」にご用心 | JBpress (ジェイビープレス)

    かつては、革に白いソックスを履いて、リュックを背負って、ビニール傘を持った社会人は大半が「システムエンジニア」と相場が決まっていた。 私が社会人になった時の「新入社員研修」では、「下の色はかズボンの色に合わせる」とか、「ベルトとは同じ色に」「ストライプ模様のシャツにストライプ模様のネクタイは合わない」とか、身だしなみの基を教えられたものだ。 当社の新入社員研修では、上記のことはもちろん、社会人として守らなければならない「就業規則」、各種法律やビジネスマナーなどを徹底して教えている。その「当たり前のことを、当たり前にやる」ことを、当社の「社員3カ条」の1つに挙げている。 当たり前のことを当たり前に行わない「いい加減なシステム屋」 しかし、IT業界では当たり前のことが当たり前に行われていない。黒い革に白いソックスを平気で履くような「いい加減なシステム屋」が大手を振って歩いているので

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    Mu_KuP
    Mu_KuP 2010/05/10
    そういうシステム屋が居る、と判っていて、紹介で依頼するとか、進捗を見た様子が無いとか、常識が云々とかって、脇が甘かった発注者以外の何物でもないだろ。。JBはチラ裏か?
  • 恐ろしく厄介な仕事になったギリシャ救済  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2010年4月27日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 筆者の考えでは、金融危機に陥った国の政府が国際通貨基金(IMF)に救済を求める理由は主に3つある。第1の理由は、融資が低利で受けられることだ。IMFによるスタンドバイ協定(SBA)の金利は現在、少額融資であれば1.26%という手頃な水準からスタートする。それより高い場合でも、2%程度しか上がらない。 IMF支援の3つの効用 第2の理由は、経済政策にIMFブランドの信頼性を付与できることにある。融資の際に課される「コンディショナリティ(政策条件)」については批判もできるだろうが、窮状に陥った政府にIMFが乗り込んでくれば、貸し付けられた資金が派手に使われてしまうことはまずない。 第3の理由は、国民の怒りをかわす政治的に有用な盾が手に入ることである。歳出を削減したり金利を引き上げたりするなら、政府が自らの権限で実行するよりも、IMFに責

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    Mu_KuP 2010/04/28
  • 北朝鮮のカラオケで「彼女は喜び組なんですか?」 【番外編】 大国に愚弄され続けた国家で見たもの | JBpress (ジェイビープレス)

    刑務所に10年ほど服役した人は出所する直前に、娑婆に出られる喜びを感じる人もいるが、逆に激しい恐怖感に襲われる人も多いという。 私は1年の海外放浪を終える頃には重い帰国恐怖症に陥っていた。カネを使い果たした無職の中年が、空前の不況と言われる日社会で果たしてやっていけるだろうか。私は胸が押しつぶされるような云い知れぬ不安にさいなまれていた。 以前、借りていた日橋のマンションは渡航直前に引き払っていたので、実家に厄介になる。中年になって親に寄生している己の不甲斐なさと、社会と自分自身の距離を思うと座りが悪い。人に会う気もせず、働く気にもなれない。中年にして初めて引きこもりの気持ちを実感する。 帰国してから2カ月は、ただブラブラして過ごしていたが、以前からの知り合いの出版社の社長が幸い声をかけてくれたので、そこの編集の仕事をすることになった。おかげで、どうにかべていけることにはなったが、出

    北朝鮮のカラオケで「彼女は喜び組なんですか?」 【番外編】 大国に愚弄され続けた国家で見たもの | JBpress (ジェイビープレス)
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    Mu_KuP 2010/04/28
  • 米国に力を見せつけた中国の最新鋭潜水艦 「原子力空母も撃沈できる」~元海将が緊急提言 | JBpress (ジェイビープレス)

    米空母キティホークの護衛圏内で、知らぬ間に入り込んでいた中国「ソン」級潜水艦が浮上していた、というニュースをご覧になったことがあるだろうか? 2005年までの10年間で潜水艦を31隻就航させた中国 1995年から2005年の間に中国が31隻の潜水艦を就役させ、引き続き新造艦を建造している、というニュースはどうだろう。 これらのニュースは中国ではなく米国から発信されたものであり、米国が中国潜水艦に対して警戒感を強めていることがうかがえる例であるが、そうしたことを感じることができただろうか。

    米国に力を見せつけた中国の最新鋭潜水艦 「原子力空母も撃沈できる」~元海将が緊急提言 | JBpress (ジェイビープレス)
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    Mu_KuP 2010/04/19
  • 政府を「怪物」と見なす韓国人  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2010年4月1日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 韓国人が2006年の大ヒット映画「グエムル―漢江の怪物―」(表面上は、凶暴な怪物がソウル市内の漢江の岸に現れ、人々を恐怖に陥れる物語)を見ようとして映画館に押し寄せた時、魅力の一端はもっと現実的な恐怖心にあった。 この物語の当の悪役は、恐怖に怯え、嘆き悲しむ人々を混乱させ、惑わせる高圧的な韓国政府そのものだった。怪物の最初の暴行から立ち直ろうとする家族は、生物兵器防御服を身につけた政府当局者から何の説明も受けないまま連行される。物語全体を通して、政府は怒れる人々に助けや答えを一切与えない。 映画に描かれた邪悪な政府は、事実や空想の寄せ集めの産物で、物の韓国は軍事独裁政権が終わって以来、大きな前進を遂げてきた。だが、誕生から22年経った韓国の民主主義は今も、政府と国民の信頼関係を築くのに腐心している。ここ数日間は完璧な例だった。 哨

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    Mu_KuP 2010/04/02
  • 海外投資家が密かに狙う日本の「有望」セクター 意外な「ハイテク」商品は日本の独擅場だった | JBpress (ジェイビープレス)

    トヨタ自動車の世界規模でのリコール問題、韓国勢の後塵を拝し続ける薄型テレビ・・・。このところ、世界市場での日の製造業の競争力減退をうかがわせるニュースがかまびすしい。 日の主要企業の株価も、上値の重い状態が続いている。世界ベースで株式運用する投資家の関心も低い。 だが、ある日のセクターが「有望」として一部の投資家の熱視線を集めていることは、あまり知られていない。その業種は、日人が当たり前すぎる存在として見過ごしてきた分野、コメに関係している。 建設機械の次は農業機械 ブラジル、ロシア、インド、中国の「BRICs」と呼ばれる新興国の急激な経済成長が世界的に注目を集め始めたのは、2000年代初頭だった。実際、BRICs諸国は豊富な資源を武器にして、先進諸国の停滞をよそ眼に右肩上がりの成長を達成した。 こうした時期、日の株式市場で注目を集めたセクターが建設機械だった。ロシアの鉱山開発、

    海外投資家が密かに狙う日本の「有望」セクター 意外な「ハイテク」商品は日本の独擅場だった | JBpress (ジェイビープレス)
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    Mu_KuP 2010/03/23
  • ドットコム・バブル崩壊から丸10年 様変わりしたシリコンバレー JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2010年3月10日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 1990年代後半のハイテクブームは、およそ実現しそうもないアイデアの持ち主に数百万ドルもの含み益をもたらした。 ペッツ・ドット・コムという企業は、のトイレをオンラインで買わないかと人々に訴えながら1億ドル近くの資金を調達した。1999年のスーパーボウルでは自社のマスコット(犬のパペット)を配した広告も打った。またウェブバンという企業は、品をオンラインで売って購入者の元に配送する新市場を開拓しようとして、10億ドルを投資した。どちらも2000年に店を閉めた。 米ナスダック総合指数が5048.62という史上最高値をつけた2000年3月10日からちょうど10年。ハイテク業界は今、より少ない資源でより大きな成果を上げることを学びつつある。 ナスダック総合指数は最近になってようやく2000ポイント台を回復し、9日の終値は2340だった。シ

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    Mu_KuP 2010/03/11
  • 債務危機、ギリシャの次は日本か?  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2010年3月5日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 日は一体どれくらい、国家債務を支障なく増やせるか。1995年にこう問われた武村正義大蔵相(当時)は、債務は「既に限界を超えている」と言い切った。当時の政府債務総額はたかだか、GDP(国内総生産)の86%相当だった。それが今年は200%前後に達する見通しだ。何とも、とんだ限界である。 それでも、日の国家債務の先行きを悲観する向きが黙ることはなかった。ギリシャの苦難を見て人々がソブリンリスクにより敏感になる中、市場アナリストは今、一部の指標では日の財政基盤はギリシャの財政基盤よりも危うく見えると指摘する。 「日は次のギリシャだ」。投資家向けウェブサイト「シーキング・アルファ」に掲載された最近の記事は、こう断じていた。 これに対する一番の答えは、「息を止めて待たない方がいい」というものだろう。日の債務負担はギリシャのそれより大きい

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    Mu_KuP 2010/03/08
  • 「派遣ズレ」していく客先常駐の技術者たち ベトナム訪問で出会った日本的礼儀作法 | JBpress (ジェイビープレス)

    2008年にベトナムに行く機会があった。私の友人が2000年にベトナムで会社を創業し、「一度来ないか?」という誘いを以前から受けていたのである。 ベトナムでは、50名規模のシステム開発会社は「大企業」と呼ばれている。ホーチミンで2つの大企業、「Fuji NET」と「IACP-Asia」を訪問した。 私の友人というのは、「Fuji NET」を創業したグウェン・ダン・フォン社長である。フォン社長は日にいたことがあり、日で一番高い山「富士山」を社名に付けた。私が訪問した日は、ちょうどCMM(ソフトウエア能力成熟度モデル:システム開発能力の成熟度を図る世界標準の基準)の「Level3」認定を受けた日であり、フォン社長は上機嫌だった。 顧客のほとんど(98%)は日企業である。仕様書や設計書などは、日企業から日語のまま受け取る。技術者の平均人月単価は30万円弱であり、日の約4分の1。Jav

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    Mu_KuP 2010/02/15
  • 社員にはアメを、ムチはいらない 未来工業~社員を大切にすれば必ず会社に報いてくれる | JBpress (ジェイビープレス)

    住宅などに使われる電気関係の設備素材、電気設備資材、給排水設備およびガス設備資材の製造販売を行っている未来工業は、それぞれの製品ジャンルで非常に高いシェアを誇る日の「強い」企業である。 その強さの源泉は、「ホウ・レン・ソウ」をしない、「社内のルール」はできるだけ作らない、という大企業ではおよそあり得ない経営によって生み出されていることを前回述べた。実はそれ以外にもユニークな経営手法が数多く実践されている。 社内の問題は社員が一番理解している 未来工業では一律の社員教育を行わない。新入社員は、総務から2日間のオリエンテーションを受けるだけで、すぐに現場に放り込まれ、その後、退職まで一切の強制教育はないのだ。 全員に強制するのではなく、自分でいろいろな資格の勉強をしたいという社員をサポートする方法を取っている。提携している大学のカリキュラムを紹介し、資格を取得した人の費用は会社がすべて持つ。

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    Mu_KuP 2010/02/08
  • 中国の賢者に勝ったハリウッド 世論を操作しようとする中国政府の失策 JBpress(日本ビジネスプレス)

    もし孔子の肌の色が青で、身長が3メートルあってムチのような尻尾も持っていたら、中国映画ファンはもっと関心を示していたかもしれない。 だが残念なことに、同国で最も尊敬されている哲学者は――少なくとも、当局公認の映画に登場する姿は――青というよりはグレーに近い。もじゃもじゃのひげや様々に解釈できる格言も、ジェームズ・キャメロン監督の映画に登場する怪鳥に乗ったヒューマノイドには到底かなわない。 ハイテクを駆使した3D映画アバター」が空前の大ヒットになる一方で、緩慢な中国映画「孔子」の興行成績が全く上がらないのを見た中国映画局は、アバターの上映を制限して孔子に切り替えさせるという不人気な決断をこっそり撤回した。 「アバター」の代わりに「孔子」を上映する措置をこっそり撤回 今では子どもたちをバスに乗せて映画館に動員し、孔子の数字を伸ばそうとしているが、絶大な力を誇る中国共産党でも、彼らの居眠りま

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    Mu_KuP 2010/02/05
  • 「おひとりさま」天国・台湾の憂鬱 世界一の少子化を切り抜けられるか? | JBpress (ジェイビープレス)

    台湾の内政部(内政省)が年明けに発表した「2009年の合計特殊出生率1.0」の報は衝撃的だった。合計特殊出生率とは、女性1人が生涯に産む子供の数の平均値で、史上最低だった2008年の1.05よりも一段と低下し、「平均1人以下」が目前に迫っている。日の1.37(2009年)や、韓国の1.19(2008年)を下回り、台湾は「少子化先進国」のトップを突き進んでいる。 不景気による所得減で子供を望まない夫婦が増えていることも出生率低下の一因だが、台湾が「おひとりさま」天国であることも影響している。生活が比較的恵まれている公務員や大企業に勤務するいわゆる「勝ち組」にもシングルがあふれていて、日以上の非婚化傾向を日常的に感じる。 当局もここに来てようやく重い腰を挙げ、少子化対策の格検討に入った。出産手当の支給など現行制度の拡充が柱となる見込みだが、短期間で劇的な効果を出すのは至難の業だ。 このた

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    Mu_KuP 2010/02/05
  • 「アホか」と言われたイベントに家族が涙する理由 一度訪れるとファンになってしまう洋菓子店 | JBpress (ジェイビープレス)

    人口が減り続け、高齢化が進む典型的な地方都市。人が集まる施設も、商店街も近くにはなく、日が暮れれば辺りは真っ暗──。 とても商売に向いているとは言えない環境にありながら、連日多くの客でにぎわい、売り上げを伸ばしている繁盛店がある。長野県伊那市にある「菓匠Shimizu」という洋菓子店がそれだ。 あるを読んで、菓匠Shimizuの存在を知った。経営者やスポーツ選手向けのメンタルトレーナーとして知られる西田文郎さんが執筆した『「最幸の法則」』というである(の紹介記事はこちら)。 そのの中で、菓匠Shimizuが1年に1回実施している「夢ケーキの日」というイベントが紹介されていた。全国の小学生以下の子供に、自分の夢を絵に描いて送ってもらう。そして、送られてきた絵を基にケーキを作って、子供たちに無料でプレゼントするのだ。 スタートしたのは2006年。最初の年に配ったケーキは9個だった。それ

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    Mu_KuP 2010/02/03
  • オバマ・ショックで失速した米株価 地銀破綻、賃料下落、失業率は高止まり | JBpress (ジェイビープレス)

    米国企業の2009年度決算発表が格化してきた。リーマン・ショックの影響で2008年10~12月期は1株当たり利益が大きく減少したため、今回発表される2009年10~12月期はその急回復が市場のコンセンサスとなり、各証券会社のアナリストはS&P500採用銘柄では前年比80%近い成長を予想する(記事中のグラフも筆者作成)。 実際、既に決算発表を終えた企業の8割近くが予想より上振れするポジティブな内容となっている。個人消費低迷と商業用不動産価格の下落などから、金融機関の決算には懸念も生じていたが、フタを開けてみると一定の利益水準を確保している。 ところが、株価指数は上昇の勢いを失ってしまった。

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    Mu_KuP 2010/02/03
  • ジョブズ記:救世主のタブレット  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2010年1月30日号) 米アップルは様々な業界で革命を起こしてきた。今度は3つの業界を同時に変革しようとしている。 世界で最も革新的な企業を選ぶ投票をすれば、米アップルの名前は必ず挙がる。しかし、その創造性には特有のパターンがある。アップルは、全く新しい製品カテゴリーを生み出すのではなく、既に存在している生煮えのアイデアを取り入れ、その適切な生かし方を世界中に示すことに秀でているのだ。 機知に富み、先見の明があるスティーブ・ジョブズ氏の下、アップルは既にこれを3度成し遂げてきた。まず1984年、「マッキントッシュ」を発売した。マウス操作のグラフィカルなパソコンは既に存在していたが、アップルはこのコンセプトを実用的な製品に組み込んだ。 次は2001年、「iPod(アイポッド)」が登場した。これはデジタル音楽プレーヤーの第1号ではなかったが、シンプルかつエレガントな製品で

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    Mu_KuP 2010/02/01
  • トヨタを脅かす安全性の危機 世界シェアの拡大にひた走った代償 JBpress(日本ビジネスプレス)

    トヨタ車のオーナーはよもや、「カムリ」や「カローラ」を停止させるために両足で思い切りブレーキを踏まなければならないとは思いもしなかったろう。だが、トヨタ自動車は先日、米国とカナダの顧客にまさにそうすることを勧めた。 アクセルペダルが突然戻らなくなった場合は、「しっかり力を込めて」両足でブレーキを踏むよう呼びかけたのである。同社はまた、「一番近い安全な場所まで運転し、エンジンを切り、トヨタのディーラーに連絡する」よう呼びかけている。 こうした助言は、かつてデトロイト勢でなら起きたろうと思えるようなPRの悪夢を封じ込める対策の一環だ。 昨年9月に米国で始まり、1月下旬の追加リコール(回収・無償修理)と、対象車種の販売・生産停止によって一段と悪化したこの問題は、2008年に米ゼネラル・モーターズ(GM)から世界最大の自動車メーカーの冠を奪ったトヨタの基準からしても巨大である。だが、その社名が事実

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    Mu_KuP 2010/02/01
  • 鳩山政権、周回遅れの「政治主導」 官僚に効率性と応答性を求める狭間 | JBpress (ジェイビープレス)

    実は、英国はじめ先進国の政府は古くは1970年代から、政治は官僚制をどう改革していくべきかに悩み、より良い政官関係を求めて模索を続けてきた。その苦闘の歴史を「ニュー・パブリック・マネジメント」(NPM)と「政治化」という2つのキーワードで読み解いていく時、日の周回遅れの「政治主導」の姿とその歴史的位置付けが浮かび上がってくる。 「日政治家は、日の政官関係をこれから『政治化』しようとしているのですか?」 2009年秋に来日した英国のある議会関係者は日政治学者の説明を聞いて絶句した。そして、やおら呟いた。「ニュー・パブリック・マネジメントの導入もちょうど10年遅れでしたが、政治化も10年遅れなのですねえ」 この胡椒の利いた皮肉に対し、今度は「日政治主導は英国がお手だ」と勢い込んで説明しようとしていた日政治学者が絶句した。 少々説明が必要だろう。 政治家と官僚の関係、すなわ

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    Mu_KuP 2010/01/27
  • 労働市場で起きている奇妙な現象 経済と雇用の先行きを楽観できない理由 JBpress(日本ビジネスプレス)

    米国の失業率は10%台に乗せ、一部の欧州諸国よりも高くなった(写真は2009年11月にニューヨーク市内で開かれた就職フェアの様子)〔AFPBB News〕 先進国の労働市場で奇妙な現象が生じている。景気後退の深さと失業の増加との関係が崩れ去ってしまい、欧州の人々は実に数十年ぶりに、自国の失業率が上昇しなければ米国並みにならないという相対的に恵まれた状況に置かれているのだ。 一部の国では――米国はその中で突出した存在だが――生産の落ち込みはそれほどひどくないのに、労働者が大量に解雇されている。米国で失われた雇用はほかのどの国よりも多く、米国自身の過去の記録に照らしても圧倒的に多くなっている。 一方、欧州の北部に位置する大国――ドイツ、英国、フランス――では生産の落ち込みが非常に激しく、事前の予想をはるかに上回る深刻さに達しているが、失業の増え方は比較的穏やかだ。そして地理的な意味でも経済的な

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    Mu_KuP 2010/01/25
  • ターミネーターのように蘇る銀行 怒れる国民との戦いの行方 JBpress(日本ビジネスプレス)

    筆者は半年前、同僚たちを相手に、世界の大手投資銀行を見ていると、映画「ターミネーター2」の最後の場面を思い出すとよく冗談を言ったものだ。 映画ファンなら思い出すだろうが、ターミネーター・ロボットが映画の終わり近くで、床に倒されてバラバラになる場面がある――ちょうど、米ウォール街と英シティ(ロンドン金融街)が2008年の金融恐慌の後に、打ちのめされて力尽きたかに見えたように。 だが、映画では、その後ロボットの断片がまた合体して、「バシッ!」と再び立ち上がる。世界最大手の銀行も2009年後半には、利益が急増してボーナスの期待が高まり、驚くような速さで立ち直ったように見えた。さらに金融業界のロビー活動も奏功し、抜的な改革をうまく回避できたかに見えた。 しかし、ハリウッドの最良の伝統にのっとって、そこからさらに劇的な話の展開が用意されていた。バラク・オバマ大統領率いる米政権が今月、新たな課税案を

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    Mu_KuP 2010/01/25