ブラジル医師協会(AMB)は 26日、ブラジル政府による外国からの医師の受け入れ決定に対する抗議として7月3日に全国ストを決行することを明らかにした。26日付の地元紙(電子版)が報じた。 AMBは、スト中は救急診療のうち30%だけを行い、急患以外の手術や診療は中止とすると発表している。同日には抗議デモも予定されており、午前10時にサンパウロ市中心部のサンカルロス・ド・ピニャル街で決起集会を行った後、パウリスタ大通りへ向かうという。 ブラジル国内の辺境地域と都市周辺地域における深刻な医師不足を解消するため、アレシャンドレ・パディーリャ厚生相は25日に国内外の医師に向けた募集要項を数日中に発行すると発表したばかりだった。ブラジル政府では、外国人医師とブラジル人医師ら約1万人の応募を見込んでいる。 一方AMBは、特定地域での医師不足はブラジル政府の投資不足が原因であるとし、国家レベルでの医師キャ