情報教育研究会は20日、”教育分野におけるデジタル教材・クラウド”をテーマにした「第4回研究大会」を東京のアルカディア市ヶ谷で開催した。 研究発表・講演では、品川女子学院の酒井春名教諭が「クラウドを使用した新しい授業とその可能性」をテーマに、同学院での実践例を紹介した。 品川女子学院は、東京・品川区の私立中高一貫校。“28歳になったとき社会で活躍している女性を育てること”を教育方針とした「28プロジェクト」を掲げ、将来の仕事に結びついた授業を行うなど、「起業マインド」の育成に注力している。 来るべき“1to1”(生徒1人1台)タブレット活用に対応するため、まずはプラットフォームが必要と考え整備に取り組んだ、と酒井教諭。そこで選んだのが、テキストや写真、画像、音声などをメモ形式で管理できるクラウドサービス「Evernote」だった。 2013年10月、Evernoteの利用を開始。教員と生徒