「他人からの耳の痛いフィードバックを正しく受けること」 は、当人の「学習」や「成長」にとって、非常に重要なことであると思います。 ここで、フィードバックとは「耳の話を他者から指摘されること」と「他者からのコーチングを受け手立て直すこと」とします。 きちんと「事実」を突きつけられ、その上で、他者の支援を受けて自分を立て直す。こうしたことがフィードバックの本質です。 人は誰しも、自らの力だけで、「正しい方向」に飛べるわけではありません。 特に経験の浅いうちは、他者の指摘や支援を受けて、「正しいと思われる方向」に軌道修正をおこなう必要があるのです。 工学系のある研究者にそのことを話したら、かつて、こんなことを指摘されました。 「それはロケットと同じだね。中原君、まっすぐ正しい飛びつづけることのできるエンジンロケットは存在しないの。ロケットってのは、飛んでいるうちに傾いてくるので、そうしたら自分の